アメダスを見るのが趣味である私は、各地に被害をもたらした一昨日(5月28日)の大雨が伊那市ではどのくらい降ったか、確認してみました。
アメダス伊那によると、一昨日の日降水量は105.0mmで、何と5月の観測史上の最多を記録しました。それまで1位だったのか2011年5月29日の96.5mm、2位が2021年5月21日の88.5mmですから、5月では初めて一日で100mm以上の雨が降ったことになります。JR飯田線が夕方から電車の運行を計画的に見合わせるなど、災害を警戒したのも当然のレベルでした。
ちなみに、通年での一日最多雨量は2006年7月18日の173.0mm。この時は一週間にわたって雨が降り続き、7月18日に天竜川が決壊しました。
15日 17.0mm
16日 18.0mm
17日 122.0mm
18日 173.0mm → 堤防決壊
19日 87.0mm
20日 3.0mm
21日 41.0mm
17~19日の3日間で382.0mmも降ったんですね(・_・;)
2006年7月20日午前11時頃撮影
「災害は忘れた頃にやってくる」とよく言われます。データを見ると客観的に現象をとらえられますから、雨の季節を迎えるこれからの時期は、天気予報だけでなくアメダスも見ながらの行動を心掛けたいですね。
翌朝、雨上がりの散歩(^^)