英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

知らないことばかり

2021年12月21日 | 指導現場にて
当学院でテキストとして使い始めた『英語の構文150』。当初思っていた以上に内容が濃く、指導用・自学用の両方に適している教材だと断言できます。そして、英語歴40年近くになる私でも、曖昧にしてきたところが載っていて、まだまだ知らないことが多く英語の奥深さを感じさせられます。

例えば、自動詞 matter を使ったこんな英文が載っています。

What does it matter?
(それはどれほど重要なのか(いや、重要ではない)。)

何となく意味は取れますが、it が主語であり、matter が自動詞である限り、この what には文の要素となる「何が、何を」の疑問詞的意味はないはずです。では、この what は何なのか?辞書を引けば、次のように出ています。

【副詞】(疑問・簡単を表す文で)どの程度、どれほど、いかに(how)
 ※疑問文で使われると反語的な言い方になる

なるほど・・・。勉強になります。ただし、この説明は解説にはありませんので、やはり指導者がきちんと突っ込んで教えなければなりませんね。

「これだ!」と信じた一冊を徹底して繰り返す。そのしつこさが英語力向上には不可欠です。その一冊の中に出てくるどんな些細なことでも理解し、完全理解を目指す。そして、『英語の構文150』に関しては、150の例文を完全暗誦して無意識のうちに口をついて出てくるまでにすれば、4技能の礎が完成したことになります。


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年末に向けて

2021年12月20日 | トラスト英語学院
クリスマスに向かう一週間が始まりました。毎年、クリスマスが過ぎると一気に年末に向けて時間が進む感じがしますので、やるべきことは今週が勝負ですね。トラスト英語学院の年内通常授業も今週が最後で、来週からは冬期講習です。

大学受験生は大学入学共通テストまで一ヶ月を切りました。羨望、焦燥、嫉妬、孤独、挫折、克己、奮起・・・。さまざまな感情が錯綜する年末年始になることでしょうが、体調に気をつけながら、毎日やるべきルーティンを積み上げていくのみです。


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努力できる人

2021年12月19日 | 指導現場にて
大学入学共通テストまで一ヶ月を切りました。

毎年この時期に思い出す生徒がいます。

彼は、中学3年の秋に入塾。それまでは生徒会や部活が忙しくて勉強時間が確保できませんでしたが、直前まで一心不乱に勉強し、かなり伸びました。しかし、第一志望の高校には点数がギリギリだったため、第二志望の高校を受験、合格しました。

「高校受験で悔しい思いをした分、3年後の大学受験でやり返せ!」

高校受験で悔しい思いをした生徒たちには、必ずこのような話しをします。でも、その思いを持ち続け、努力を続けられる生徒はほとんどいません。みな、周囲の空気に流されてしまうのです。しかし、彼は違いました。真摯にコツコツと努力を続け、学年トップを維持し、英語の偏差値は70を超えました。その彼の代名詞だったのが、英単語の暗記のために鉛筆で何回も書きまくったために黒光りしていたノートです。
センター試験前日もいつも通りに塾に自習にきて、この黒光りするノートを広げていました。

愚直な努力を卑下する風潮がある世の中で、目標に向かって自分の信じた道を進み、日々の努力を積み上げることができる人を私は尊敬します。


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一日一英単語 第50週分

2021年12月18日 | 実用英語
私のTwitterで一日一英単語を紹介している【今日の英単語】。第50週分の英単語を列挙します。

12/10 quirk「気まぐれ;急変」
12/11 unfazed「動じない」
12/12 mourn ~「~のために嘆き悲しむ」
12/13 undertaker「葬儀屋」
12/14 bolster ~「~を支持する」
12/15 meteor「流星」
12/16 citrus「柑橘類」

undertaker のように基本単語が合わさってできた単語は使い勝手がいいので積極的に覚えたいですね(^^)/

undertake ~「(難しい仕事・役目など)を引き受ける」
undertaker「葬儀屋」
undertaking「企業、事業、引き受けた仕事;葬儀業」

TOEICでも「事業」という意味で undertaking は出てきます。

基本単語 stand と out が合わさってできた語彙も頻出です。

stand out「目立つ」
outstanding「傑出した;未払いの;未解決の」

英語力を高めるために難しい語彙を覚えることは当然必要ですが、基本単語を駆使できるようになることも大切です。


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3歳の誕生日

2021年12月17日 | Life with Rye
愛犬・Ryeが3歳の誕生日を迎えました。
我が家に来た時は生後6ヶ月で9kgだった体重も17kgになり、安定しました。今や立派な成犬です。

誕生日の朝ご飯は、サツマイモ、ささみ、ドッグフードを原料にしたケーキ風の朝ごはん。


ちゃんと「待て」が出来たけど、食べ始めたら30秒で完食でした(^_^;)。

朝と就寝前の散歩は私の日課であり時に大変ですが、生活リズムが整えるのに一役買ってくれています。私はあと2ヶ月で50歳になりますが、お互いにこれからも健康に気をつけ、大切な日々を積み上げていきます。


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子どもと勉学

2021年12月16日 | 子育て
10年前の今日は、当時小2だった長男がフジテレビのお正月特番のロケを行い、レポーターのはんにゃやテレビクルーの方が我が家に来てくれた日でした。

はんにゃの金田さん・川島さんと「セッツ!」




東金市と山武市の市境で撮影




取材クルーの方々と


あれから10年。長男は高3となり大学受験生。当時1歳で、はんにゃの川島さんに頬ずりをされていた次男は、来年から中学生です。時の経つのは早いですね。

今日は、次男が一昨日合格した中学に入試の結果を開示してもらい、小学校校長に入学確約書を提出しました。

改めて、子どもと勉学へのかかわり方について考えさせられる日です。


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越えられる壁

2021年12月14日 | 英語勉強法
高1生との授業で仮定法を扱いました。仮定法の文章を見ると、常に高2の時のあの日の思い出が蘇ります。

高2のある英語の授業の時、担任でもあり3年間英語を教わった先生から、「今日から仮定法をやる。仮定法は難しいから、心して勉強しろ」と言われました。たいていの場合、指導者からそういうことを言われると生徒の側は構えてしまい、逆にもっと難しく感じしてしまうことが多いですが、その日の私は、「何くそ!」と思い、友人を自宅に連れてきて、仮定法を完全に理解するまで部屋に閉じこもって、二人で夜遅くまで教科書・参考書・問題集と対峙し、仮定法を完璧にマスターしました。

あの日一日没頭して徹底して学んだことで仮定法のみならず英文法全体にも自信が持て、明らかに英語と友達になれたのを実感しました。

また、高2で受けた全統マーク模試の古文で、たまたま内容が分かり満点近くとれてしまい、古文を本気でやってみようと決意したこともありました。それからは「古文=外国語」ととらえ、英語の勉強法を古文に採用し、教科書を何度も何度も音読し、すべて暗唱できるまでになりました。つまり、教科書の古文の丸暗記です。もちろん、テストでは90点以上取れて学年トップで通知表も「10」。当然の結果ですが、模試での古文は得点源になりました。

科目や単元は何でも構わない。「ここだけは負けない!」と言えるまでやり切ったことがあるのか?自問してみるといい。

壁を越えようとしていないだけ。己の中の壁は、己しか越えられない。そして、それは必ず越えられるために存在します。


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寅のように

2021年12月13日 | トラスト英語学院
高校生になって英語が苦手科目となり、英語難民になってしまっていた私を救ってくれたのが英文音読でした。しかし、最初のとっかかりは構文集の例文暗記であり、それらが礎となって文法も理解でき、現在も英語を話す際の根幹をなしています。

そんな私の経験に依った勉強法を、今月から指導の中心に据えています。
来年は寅年。寅のよう力強い英語力を手に入れよう。


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神々しい朝焼け

2021年12月12日 | 実用英語
先週の前半は雨が続きましたが、人生史上最大最高の虹が見られたのに加え、神々しい朝焼けも見られました。

12月10日 午前6時38分撮影
「朝焼け」は英語で morning glow です。

因みに、「夜明け」は dawn、「夕やみ」は dusk です。日本で英語の勉強をしているとあまり馴染みがない単語のように見えますが、アメリカの公園の看板ではよく見かける生活英単語です。


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一日一英単語 第49週分

2021年12月11日 | 実用英語
私のTwitterで一日一英単語を紹介している【今日の英単語】。第49週分の英単語を列挙します。

12/3 acute「(病気が)急性の」
12/4 faction「派閥」
12/5 bigotry「偏屈、頑固な偏見」
12/6 encroach「侵入する、侵害する」
12/7 culinary「料理の」
12/8 infamy「不名誉」
12/9 decimate ~「~を激減させる」

1941年12月7日(日本時間8日)の真珠湾攻撃から今年でちょうど80年。当時のF・D・ルーズベルト大統領が a date which will live in infamy と演説したことから、この日は The Day of Infamy と呼ばれています。

信濃毎日新聞より


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