英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

日本人が手こずる共通の英文法単元

2022年07月22日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

英語の指導現場に長年いると、多くの日本人が手こずる、共通の苦手な単元が見えてきます。昨日も、ある高3生の指導でその単元が浮き彫りになりました。

 

分詞構文、倒置、省略。

 

この3つこそが苦手な単元です。辞書を引いて英単語の意味が分かっているのに、日本語訳で解釈しようとしてもしっくりこない時、その原因が「分詞構文、倒置、省略」の場合がほとんどです。

参考書や問題集を使って、徹底的にこの3つの単元を鍛えてみると、一つ上のレベルに上がれますよ。もちろん、不定詞、動名詞、関係詞などその他の単元が理解できている上での話ですが・・・。

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伊那北野球部の活躍

2022年07月21日 | 閑話

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

第104回全国高校野球選手権長野大会第9日が行われ、母校・伊那北高校が2012年以来のベスト8入りを果たしました。

準々決勝の組み合わせです。

上田西(A1)ー 上田染谷丘(A8)

佐久長聖 ー 篠ノ井(A2)

岡谷南(A3)ー 小諸商(A6)

都市大塩尻(A5)ー 伊那北(A4)

※赤色は公立校。( )内は春の大会に基づいたシード

公立が5校を占め、例年にない混戦模様ですが、佐久長聖以外はAシードが順当に勝ち進んでいます。

我が地元・南信地域の公立校の最近10年間の活躍をまとめると、次のようになります。

2014年 上伊那農業(ベスト4)

2018年 岡谷南(ベスト4)

2019年 伊那弥生ケ丘(準優勝)

2021年 高遠と岡谷南(ベスト4)

伊那北の次戦の相手は実力ある私立校・都市大塩尻ですが、スモールベースボールに徹し、少ないチャンスをものにすれば十分に勝てるチャンスがあります。1961(昭和36)年以来、61年ぶり4回目の甲子園出場へ向け、目の前の一球に集中していきましょう。地元やOB・OGが全力で応援しています!

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「えーと、〇〇」

2022年07月20日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

元同僚であり、静岡県浜松市で「いいがみ英語塾」を経営されている飯上武司先生が、こんなツイートをされていました。

この「えーと、○○」、指導現場にいて感じる"あるある”ですね(^_^;)

英語力の基本は語彙力ですから、大学合格を目指す生徒たちには『ターゲット1900』や『LEAP』などの英単語集の暗記徹底を指導していますが、英語力の伸びが芳しくない生徒ほど、英単語の意味を確認すると、まず最初に「えーと、」と口をついて出てきます。私の授業ではテキスト『英語の構文150』の例文暗記を宿題に出していますが、日本語訳から英語の例文を言わせると、やはり「えーと、」が入る生徒がいます。

暗記の徹底とは、ただ覚えればいいということではありません。聞かれたら間髪入れず、パーンと答えられる瞬発力を伴っていなければなりません。それが徹底されていないから、いつまでたっても長文が時間内に読み終わらず、リスニングも半分くらいしか分からないモヤーっとした状態から抜け出せないのです。

基本となる一冊を何度も愚直に繰り返し、瞬発力を伴った暗記を徹底する。これこそが、上のレベルに行くために求められていることなのです。

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休日の楽しみ

2022年07月19日 | ランニング・筋トレ

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

GW以来の連休となった海の日でしたが、いつもと違う時間に走れるのも、休日の楽しみの一つです。平日は午前10時前後に走るのですが、海の日の昨日は午後3時に走りました。

コースはいつもの上伊那農業高校西側の村道。木立の道路で夏でも比較的涼しく走れる場所ですが、平日に走っている人に会ったことはありません。しかし、昨日は私を含めて見ず知らずのランナー3人が、この片田舎の村道の小さな三叉路で鉢合わせるという偶然がありました(笑)。お互いに目配せしながら、邪魔にならないようにそれぞれの方向へ別れて走っていきました。

またどこかで彼らに会えることを楽しみにしながら、これからもいつものコースを練習を続けていきます。

鍋林 伊那営業所さんの自販機で炭酸水を購入し、水分補給!

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「青二才」の英語

2022年07月18日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

知っていると便利で使い勝手が良い英単語やイディオムがあります。

6月に行われた英検2級の長文中に chick(ひよこ)が出てきましたが、この単語を見ると、私は fledgling を思い出します。

fledgling

①(羽の生えたての)ひな鳥

②駆け出しの若者、青二才

③(国・組織などが)できたばかりの

「まだまだ青二才だな」という日本語を英語で言いたい場合、fledgling がサッと口から出てくれば気持ちいいですね。

wet behind the ears(世間知らずの、未熟な、青二才の)も関連表現として知っておきたいですね(^^)/

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一つのパラドックス

2022年07月17日 | 指導現場にて

授業でどんなに教えても、生徒自身が自学の時間を増やさない限り、生徒の英語力は伸びません。だから、教え方が上手いのではなく、学ぶ側の自発性を引き出すような、心に訴えかける話ができる人のことを、カリスマ講師と言うのでしょう。

一時間の授業で50分を雑談に費やしても、やる気と満足感を得て、英語力が伸びる生徒は多数います。いやむしろ、伸びていく生徒ほど、雑談を楽しみに来てくれる。英語力を上げさせるのに、必ずしも英語を教える必要はないという逆説的境地。私が毎日取り組んでいる英語の音読、ブログの投稿、そしてランニングや筋トレでさえ、生徒を自発的に動かすための術に過ぎません。

今日からGW以来の二連休。仕事から少し離れることで私自身が心身ともにリフレッシュし、一人でも多くの生徒のやる気を引き出す夏に挑みます。

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自分の道を決める夏

2022年07月16日 | 指導現場にて

夏休みを一週間後に控え、三者面談が行われている高校もあります。高3生は進路の方向性を最終的に詰めていく段階に入っています。

指定校推薦、AO推薦、共通テスト利用推薦、一般入試などの選択肢があるだけでなく、一般入試だけを取り上げても、国公立では前期・中期・後期、私大では学部別入試だけでなく、共通テスト利用・全学部入試・地方入試・得意科目重視入試等々、様々な入試制度が用意されています。大学名や偏差値だけでなく、日程や受験場所、予算等を含めて考えていかなければなりません。

大変である一方で、自分の意志と勉強量で最善の選択ができるのも大学受験の特徴です。この夏、受験勉強を通して自分自身と向き合い、家族や友人・先生との対話を続けて、自分だけの道を選択していきましょう。

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英語の諺

2022年07月15日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

動名詞の単元を指導している時に必ず教える諺が二つあります。

・There is no accounting for tastes.

 (人の好みは説明できない=蓼食う虫も好き好き)

・It is no use crying over spilt milk.

 (こぼれたミルクを嘆き悲しんでも無駄である=覆水盆に返らず)

それぞれ、

・It is impossible to account for tastes.

・It is useless to cry over spilt milk.

と不定詞を使っても書き換えできるので、必ず覚えなければならない例文として暗誦させています。

 

この二つを含め、私は大学受験時代に英語の諺をよく覚えたものでした。というのも、当時の赤本の表紙裏には英語の諺が列挙されていたからです。

赤本を出版している教学社のTwitter(@akahon_official)より

ワシントン大学留学時、ネイティブの教員に、いくつか英語の諺を話してみたことがあります。ところが、彼女からは「I don't know anything.(何も知らないわ)」という意外な返答。理由を聞いてみると、アメリカは移民の国なので、共通する文化的背景が日本ほどないため、共通する歴史文化の中で伝えられてきた諺を理解するのはなかなか難しいとのことでした。

なるほど・・・。アメリカは heterogeneous(異種の、異質の)、日本は homogeneous(同種の、同質の)と言われますが、諺の理解にもその側面が反映しているのかも知れませんね。

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マシュマロの英語

2022年07月14日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

毎日ランニングをしていると、車を運転している時には気づかないちょっとした自然の変化などにも気づきます。最近は、近所のアオイ(葵)が見頃を迎えています。

母から「アオイは下の方から徐々に花が咲いていって、一番上の花が咲くと梅雨が明ける」と昔から聞かされていました。この時期を象徴する花ですが、さすがに今年は梅雨明けの方が早すぎたようです(笑)。「となりのトトロ」にもアオイの花が描かれていて、梅雨や夏を感じさせる花ですね。

アオイは英語では marsh mallow と言います。お菓子のマシュマロはこの花に因んで名付けられたんですよ(^^)

古代エジプトではアオイの根をすりつぶしてのど薬として使っていたそうで、アオイのエキスと蜂蜜を混ぜたのど飴に砂糖を加えた菓子が、現在のマシュマロの原形だそうです。

marsh は「沼地」、mallow は「アオイ科の植物」の意味です。

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Rの力

2022年07月13日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

今年度第1回の英検で、慶應義塾大学を目指す高3生が準1級に合格しました。

一年前は2級合格も覚束ない英語力で、ただ何となく慶應を志望し、現実味のなかった大学受験を「慶應に必ず合格する!」という強い気持ちを持てるように意識改革を行い、英単語やイディオムの暗記、日々の音読など、毎日の小さな努力を積み重ね、2回目の挑戦で見事に準1級に合格してくれました。

早慶上智レベルを目指すのであれば、英語は出来て当然。英検準1級合格は当たり前のレベルですから、まずは一つの関門を突破したという感じでしょうか。一次筆記試験を終えた時の彼の感想は「準1級一次のリーディングは簡単ですね」。41問中37問正解でしたから、やはり「読む」力が英語力の基本であることを証明してくれました。

英語では更に上のレベルを目指して指導してまいります。そして、英語以外の数学、日本史、国語、小論文の勉強にも力を入れ、一気に慶應合格を現実的なものにしてくれるでしょう。

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