英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

結果と向き合う意味

2022年07月12日 | TOEIC・英検など

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

今日は英検の二次試験の合否発表やTOEICの結果発表が行われていますね。

これまでの努力が結果となって表れる瞬間ですが、大切なのはこれからです。思うような結果でなかった場合はもちろんのこと、望む結果を手にしたとしても、この後どう舵を切っていくか?英語といかに向き合っていくか?

Don't get complacent.

満足したらそこまで。私は英検1級合格にした時に満足してしまい、仕事の忙しさを理由に英語の勉強と向き合うことが疎かになり、TOEICも970点で頭打ち。結果、全国のTOEICkerたちが満点を取得して新しい世界へ羽ばたいていくのを、違う世界の出来事ように感じていました。

上には上の世界があります。どうか、次の目標へ向かって邁進し続けて下さい。

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わかろうとする努力

2022年07月11日 | 閑話

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

昨日は参議院議員選挙でしたが、我が家は有権者3名とも早々に期日前投票を済ませていましたので、午前中に12kmを走り、午後は家族で公園や温泉に行って、ゆっくりとくつろぐ日曜日となりました。

公園のヒマワリ

今回の参院選長野選挙区では、選挙戦終盤での自民党候補者の週刊誌報道など、色々と考えさせられることがあり、高校生たちと授業の中で議論しました。

何事に対しても自分の意見を持てるか。

そして、その意見の根拠を論理的に説明できるか。

選挙戦一つをとっても、大学入試の小論文や面接で問われる格好の材料です。「わからない」「興味がない」では済まされません。わからなければ、わかろうとすればいい。興味がなければ、興味を持とうとすればいい。それが勉強するということ。それだけのことです。

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0からは何も生まれない

2022年07月10日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

英語塾に通っていて英語力が伸びていく生徒と、あまり変わらない生徒がいます。別に塾に限ったことではなく、なぜ、中学・高校で英語を習っているのに、全ての学生が英語ができるようにならないのか?

その理由は明確。既習事項を暗記していないに過ぎない。単純なことです。

世間では「4技能」「話す力」「思考力」の美辞麗句が踊り学生を煽っていますが、私に言わせれば「なんだそりゃ?知ったことか!」と吐き捨てます。綺麗事や理想論をかざしても、勉強したこと、習ったことを暗記しなけりゃ、何にも始まらない。「0」からは何も生まれない。「1」になって、物事は初めて動き出すのです。

単語もイディオムも文法も、暗記しないと使いものになりません。英語ができるようになりたければ、四の五の言わずにまずは暗記です。

高3生には毎年恒例の「大学受験 基本イディオム・語彙100問チェック」を今月下旬から行い、暗記が出来ているか確認します。暗記を疎かにすると、入試本番で必ず痛い目に合いますよ。

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安倍元首相の訃報

2022年07月09日 | 閑話

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

安倍晋三元首相が凶弾に倒れました。

戦後の日本ではほとんどなかったことですが、政治家のように人の前に立つ人は、常に今回のような危険に晒されているのだと気づかされました。

前回の参院選で伊那に遊説に来られた小泉進次郎衆議院議員(2016年7月1日撮影)

民主主義とは何か、言論の自由とは何か、そして、今回の事件を英語ではどのように伝えているのか、授業で生徒たちと意見交換しています。
 
しばらくは、メディアはこのニュースが中心になると思われます。私は英字新聞と向き合って、故人の功績を振り返らせていただきます。
 
合掌。
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戦うべき本当の相手

2022年07月08日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

高校では文化祭が終わり、高3生は約2週間後に迫った夏休みに向けて、いよいよ受験モードになってきました。

さて、私が大学受験生だった約30年前は、個人情報などどこ吹く風、全国模試では成績優秀者の実名・高校名・志望大学が、本人の意思など関係なく冊子に掲載されました。現役時代にそこに名前が載ることなどなかったので全く気にしていませんでしたが、浪人して学力が伸び、成績優秀者として自分の名前が載るのが当たり前になって初めて、大学受験で戦わなければいけない本当の相手が、灘、開成、筑駒、日比谷、ラ・サールの生徒たちだと気づきました。

地方の公立進学校によくあることですが、その高校に合格して勝ち組のように思っていた自分が情けなくなりました。都市部の中高一貫校の学力の凄さを知る大学受験生は、地方では皆無と言ってもいいくらい少ないのです。クラスで一番、高校で一番になっても、そんなのはお山の大将、井の中の蛙。目を向けるべきは全国区です。

 

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仮定法と気づけるか

2022年07月07日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

長く大学受験英語の指導に携わっていると、感心するくらいの良問に出会うことがあります。今日はその一つをご紹介します。

When you make a speech, it is necessary to use visual aids because they can supplement verbal messages that could ------- be difficult to understand.

(A) whatever

(B) alternately

(C) instead

(D) otherwise

東邦大学理工学部で出題された文法問題で、TOEICで出題されてもおかしくない問題です。正解を発表する前に Twitter で投票を募りましたので、その結果から見てみましょう。

私のTwitterのフォロワーさんは英語の猛者たちが多いのですが、それでも解答が割れてしまう問題です。

正解は (D) otherwise ですね。文章の意味は「スピーチをする際、視覚的補助を使うことが必要になります。なぜなら、さもなければ理解するのが難しい可能性のある言葉のメッセージをそれらが補ってくれるからです。」が、英文は意味と形の両方がそろわなければなりません。意味から正解が選べてもダメです。形、つまり文法的に解釈できないといけません。

この問題はまずは時制に注目しましょう。make、is、can と現在形が続いていく中、関係代名詞 that 以下の時制は could で過去形になっています。しかも、助動詞。助動詞で過去形でまず思い浮かばなければならないのは仮定法ですね。仮定法の単元で、「if節のない仮定法」というところで必ず出てくる単語が otherwise「さもなければ」です。

I love her; otherwise, I wouldn't marry her.(私は彼女を愛している。さもなければ、彼女と結婚なんてしないよ。)

この otherwise を if を使って書き換えさせる問題がよく出ます。考え方は簡単。「さもなければ」=「直前の文章でなければ」ということですから、直前の文章を否定し、仮定法ですから時制を一つ前に戻せばいいわけです。この場合、if I didn't love her, となります。

東邦大学の問題では、仮定法に気づけるかがポイントでした。仮定法を知らなかったり、仮定法を知っていても、仮定法と聞いて otherwise がピンと来なければ、まだまだ不勉強ですから、文法をやり直しましょう。

 

先月の The Japan News の記事で、パンの耳と規格外のコーヒー豆からクラフトビールを作る会社の取り組みが紹介されていましたが、その中でこんな英文に出会いました。

The company's aim is to create products from foods that would otherwise go to waste.

(その会社の目的は、さもなければ無駄になっているであろう食べ物から製品を作り出すことである。)

まさに、東邦大学で出題された文法問題そのままですね。是非、この機会に覚えておきましょう!

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英語が広げる可能性

2022年07月06日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

20年前のワシントン大学留学時、最もお世話になったのがホストマザーの Judy です。先月は彼女の七回忌でしたが、当日は遠く離れた日本より合掌させていただきました。

Judy が亡くなるちょうど一年前の2015年6月に家族でシアトルを訪れ、13年ぶりに再会を果たしたことを、つい先日のことのように思い出しました。朝6時過ぎにホテルを出て、バスに乗って老人ホームで暮らしていた Judy を訪ね、朝食を一緒に楽しみ、その後は彼女の部屋で近況報告をしあいました。当時、小6と幼稚園年長だった息子たちも Judy の生の英語に圧倒されたようです(笑)。

私が元銀行員ということで、同じ老人ホームで暮らす99歳の元銀行員のお友達も紹介していただき、朝食後のティータイムが盛り上がりました。あんな経験は、普通の旅行ではなかなかできません。

第二の故郷であるシアトルだからこそできる経験。英語があるからこそ広がる可能性。外国語を学ぶ意義を、これからも英語指導を通して伝えていきたいと思います。

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独立記念日に覚える英単語

2022年07月05日 | 実用英語

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

7月4日はアメリカ独立記念日(Independence Day)ですね。

independence は「独立」という意味ですが、私は授業で depend から派生させて覚えるよう指導しています。

depend on ~「~に依存する」

be dependent on ~「~に依存している」

be independent of ~「~から独立している」

dependence「依存」

independence「独立」

以上はどれも知っていなければならない重要語彙です。

そして、独立記念日と言えば、花火(fireworks)🎆です。一緒に覚えておきたいですね。

Gas Works Park で2002年7月4日に撮影

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酷暑の中のラン

2022年07月04日 | ランニング・筋トレ

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

昨日はようやく雨が降り、涼しい一日を過ごすことができましたが、信州伊那谷も酷暑の一週間でした。

6月29日撮影

アメダス伊那の記録を振り返ると、27日(月)の梅雨明け発表以降一週間の最高気温の変化は次の通りです。

27日(月)32.5℃

28日(火)34.9℃

29日(水)35.5℃

30日(木)36.7℃

1日(金)36.6℃

2日(土)35.6℃

4日連続の猛暑日となり、30日の36.7℃は、アメダス伊那の6月の最高気温記録を更新し、通年でも観測史上第7位にランクインします。そして、1993年観測開始以来、6月の最高気温ベスト10のうち4位を占めることになった酷暑の一週間でした。

そんな暑さの中でも6日間で55km余りを走り、完全に体が暑熱順化しました。この時期の日中のスピード練習は危険ですので、平日はじっくりと距離を踏むことで走力の素地を作っていきたいと思います。「暑いから今日は走るのを止めておこう」は「忙しいから今日は英語の勉強をしなくていいか」と同じです。出来ることを少しずつでも毎日継続して、強い身体と心を育んでいきます。

「暑い中を走れ」と言っているわけではありませんから、誤解しないでくださいね。厳しい条件下でも、言い訳探しをする前に、自分の出来ることを出来る範囲で毎日継続する。この姿勢が何事においても大事です。

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英検二次試験の先にあるもの

2022年07月03日 | TOEIC・英検など

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

今日は2022年度第1回実用英語技能検定の二次面接試験が行われます。毎日暑い日が続くなか、学生であれば部活や学校の勉強の合間に、社会人であれば仕事の合間に、みな時間を工面して、二次対策を行ってきたと思います。だからこそ、今日は自信をもって臨みましょう。

「英語が思うように話せない!」と嘆く必要はありません。皆さんより英語に触れ、一年間の留学の経験がある私でさえ、思うように話せるなんてことはありません。その時の状況で、自分の知っている英語を頭の中でリサイクルし、嫌な汗をかきながら英語を発しています。でも、その姿勢が大事なのです。二次面接試験は英語の流暢さを問う試験ではありません。英語を使ったコミュニケーション能力を問う試験です。たどたどしくても、自分の持っているすべてを出して、自分の英語で伝えようとする姿勢が一番大切です。

母国語に加えて英語を勉強し、話そうとしているんです。それだけで立派なことなのですから、自信を持って笑顔で「Hello!」と言いながら、面接試験の教室に入っていきましょう!

今日の二次面接試験で、自分の意見を英語で伝えようとしたプロセスは、必ず将来の夢につながっていますよ(^^)

私だって嫌な汗をかきながら一所懸命に面接官と英語で話した結果が、留学につながっていったんですから。

ワシントン大学留学 インターンの同僚たちと

英語を勉強したその先には、大きな可能性を持った未来が待っています。

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