英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

青春の4年間へ

2023年03月21日 | 指導現場にて

トラスト英語学院では生徒一人一人に、その日の授業内容・宿題・私の所見を書いた「授業進捗表」を、毎回の授業で渡しています。

箱根駅伝常連校の陸上部でマネージャーになることを夢見て、MARCH合格を目標に受験勉強を頑張ってきた高3女子。英語が苦手で伸び悩んでいましたが、最後に花開き、見事に中央大学に合格しました。その彼女から、以下の言葉をいただきました。

「授業進捗表の最後のコメントを印刷して、単語帳に貼り、東京でそれ見て、自分にカツ入れて受験がんばってました!」

伝えたいことが伝わっていて、嬉しいですね(^^)/

合格、おめでとう!マネージャーとして活躍している彼女にテレビ画面を通して会えるのも、そう遠くないでしょう。青春の4年間が始まります。

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最高のランをありがとう!

2023年03月20日 | 閑話

昨日は快晴の下、「春の高校伊那駅伝2023」が開催されました。

男子5区(5.1km) 4km地点

男子優勝は須磨学園(兵庫県)、女子優勝は立命館宇治(京都府)でした。

須磨学園は出場16回目にしての初優勝!毎年沿道で応援しながら、その名前は知っていたので、嬉しいですね(^^)v

立命館宇治は出場34回目で15回目の優勝!先月の京都マラソンの際に観光で宇治市を訪れ、長男も立命館大学に通っているので、これまた勝手に身近に感じていた高校。招待校の実力を証明してくれました。

宇治川(2023年2月20日撮影)

最高の走りを見せてくれた高校生たちに感謝します。また来年、この伊那谷を走りに来てください。

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procrastinate

2023年03月19日 | 今日の英単語

先週15日(水)は確定申告の最終日でした。私は毎年、初日の2月16日に済ませるようにしていますが、妻の分を13日(月)に提出してきました。会場は最終日が迫っているため既に相当混雑していて、みんなイライラしているようで、行列に並んでいる人から職員に対して怒号が飛んでいました。こんな状態だと、最終日はもっと混んでいて、みんな更にイライラしているんでしょうね(^_^;)

ギリギリまで(until the last minute)先延ばし(procrastination)したのには事情がありましょうが、税務署の職員の方々に八つ当たりするのは止めましょう。見ていて気分が悪くなります。大の大人がとる態度ではないですね。

procrastinate 「先延ばしする、逡巡する」

2012年の大学入試センター試験第6問の長文読解でもテーマになった重要単語ですが、私が覚えたのは20年以上も前のアメリカ留学時です。当時、シアトルで妻と暮らしていたマンションの壁に、

Don't be a procrastinator!(先延ばし主義者になるな!)

と書いた紙を貼って、日々の行動につなげていた自分を思い出します。

この写真は2002年8月にシアトル・フリーモントのカフェで撮影。シアトルマリナーズ2年目で全盛期を迎えていたイチローに心酔し、似せています(笑)。

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高校生ランナーと走る

2023年03月18日 | ランニング・筋トレ

明日19日に「春の高校伊那駅伝2023」が開催されるため、伊那市には全国の駅伝強豪校が集結しています。その数なんと、男子130チーム(県外校112チーム)、女子69チーム(県外校60チーム)!昨年の全国高校駅伝2022の上位入賞校の多くも出場する、文字通りの全国規模の大会です。

今週は多くの高校生ランナーが中心街で調整を兼ねて走っていて、彼らと少しでも走れればと思い、昨日は市街地をランニングしました。案の定、多くの高校生が走っていて、1km余りでしたが並走しました。

私のハーフの自己ベスト時の平均ラップが4分19秒/kmですが、彼らにとってはウォームアップ程度で談笑しながらのジョグでも、4分00秒/km程度。やっぱり、レベルが違いますね(^_^;)

まあ、51歳のオジサン市民ランナーを現役高校生の駅伝ランナーと比較してはいけませんが(笑)。

でも、彼らの走りに十分についていけたし、並走しながらフォームもじっくりと見させていただき、いい刺激をもらいました。結局、昨日は11kmを走りましたが、高校生ランナーと並走した最後の1kmは4分05秒/kmでした。このスピードでもいつもより楽に走れて、疲労も感じませんでした。そして何より、「この位のペースを当たり前だと考えればいいだけなんだ。もっと気楽に走ればいいんだ」と、限界を勝手に決めていた自分に気づけたのが大きな収穫でした。

今日は大雨であいにくのお天気の伊那市ですが、レース当日の明日は快晴の予報。明日は大声を上げて、高校生ランナーを応援します。

南アルプス・仙丈ケ岳も選手たちの走りを見守ってくれています(^^)/

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galvanize

2023年03月17日 | 今日の英単語

英字新聞 The Japan News を毎日読んでいると、「この英単語、あの時覚えたな」「これは授業で生徒たちに絶対に紹介しないと」と思う英単語によく出会います。そして、そのほとんどが英検準1級以上のレベルで、難関大学合格にも必要なものだと認識しています。

その日その時に気になった英単語を紹介していく「今日の英単語」というカテゴリーを作って、不定期ですが、紹介していきます。英語を勉強している読者の方は、是非、ボキャビルの一助にして下さいね(^^)/

記念すべき1回目は galvanize ~(~を駆り立てる、活気づける)です。

 

この英単語を覚えたのは20年以上も前、アメリカから帰国して英語力を維持するために取り組んでいたNHKラジオ「ビジネス英会話」2002年11月号のビニェットです。

The tragedy had galvanized our American spirit.

(あの悲劇は私たちのアメリカ人魂を生き返らせたのです)

アメリカから帰国し、英検1級合格のために毎日ラジオを聞いて、何度も繰り返し音読していた「ビジネス英会話」。講師の杉田敏先生が書かれた洗練されたビニェットの一文が、今でも頭の中に鮮明に蘇ります。英語学習の基本は、やっぱり音読です。

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intriguing な英語の世界へ

2023年03月16日 | 指導現場にて

今月から新たに入塾した小学生3人に英語を教えています。

一人は小2で既に英検3級合格済み。中学レベルの初見の英文も音読でき、発音も素晴らしい!でも、文法がまだまだ。be動詞と一般動詞、助動詞や現在完了をごちゃごちゃに混同している感じですが、文法という紐が、これまで断片的だった知識を一つに束ねてくれたなら、大化けすること間違いなしですね。小学校のうちに準1級合格も現実味を帯びてきます。

もう二人は、小2と小4の姉妹。アルファベットが書けるくらいのレベルからのスタートですが、2回の授業で既にやる気満々。お母さん曰く、家でも煩いほどに授業でやった英文を音読しているそう。今年の秋には英検5級に挑戦して合格すれば、自信が持てて更に英語が好きになるでしょう。

トラスト英語学院では小学生でも文法と読解に徹底してこだわり、一生使える本物の英語力を養います。ゲームや歌などのアクティビティで楽しく英語に関わる指導は一切行わない旨を理解していただいた上で、3人とも入塾して頑張っています。4月から学年が一つ上がり、理解力も増して、もっと英語が興味深くなるでしょう。彼らにとって英語を fun じゃなくて intriguing にしていくのが、私の役目です。

4歳の頃の次男です(*^^*)

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主語と動詞

2023年03月15日 | 指導現場にて

先日、英検3級に合格した次男(中1)。自学で中学の勉強を先取りし、現在は『NEW CROWN 2』に取り組んでいますが、Lesson 4に以下の文があります。

They started living in the area around the rock over 40,000 years ago.

彼は次のように訳していました。

「彼らがその岩の周りの地域に住み始めたのは、40,000年以上も前でした」

「その訳し方は違うぞ」と注意しましたが、次男には何がいけないか分かっていない様子。正しくは「彼らはその岩の周りの地域に、40,000年以上も前に住み始めました」です。

次男が最初に和訳した文を英訳するなら、

It was over 40,000 years ago that they started living in the area around the rock.

という強調構文になりますね(^^)

 

英語を指導していて気付くことですが、単語の意味を何となくつなげて理解したと思い込んでいる学習者が相当数います。意味を勝手に作り上げてしまうと、正しい英文解釈はできません。

He went to the library to study English.

こんな簡単な英文でも、「彼は図書館に行って英語を勉強した」と訳してしまう人は多いです。正しくは「彼は英語を勉強するために図書館に行った」です。この英文だけでは、実際に英語を勉強したかは判断できません。だから、前者を英訳するなら、He went to the library and studied English. となるはずです。

英語を読むときは常に主語と動詞を意識する。そのために英文法の知識が必要となるわけです。この姿勢が崩れると、伸び悩む原因となります。単語をたくさん覚えたのに、英文法も勉強したのに、英語が今いち伸びない・・・。そんな状態で悩んでいる人は、勉強した文法の知識を総動員して、もう一度、主語と動詞を意識してみましょう。

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2022年度英検を振り返って

2023年03月14日 | TOEIC・英検など

2022年度第3回実用英語技能検定の合格発表があり、計8名の塾生が合格を果たしました。因みに、今回も二次面接試験の合格率が100%を達成しました(^^)v

今年度英検の第1回~第3回の累計合格者数です。

・準1級 3名

・2 級 8名

・準2級 3名

・3 級 3名

・4 級 1名

・5 級 1名

小学生から高校既卒生まで、塾生の一人一人が自分の目標に向かい、英検に挑んでいます。そんな彼らの向上心や結果を残す姿を見ていて、トラスト英語学院を開塾した時は「高校卒業までに2級」という指導スタンスでしたが、5年ほど前から「高3までに準1級」に変わりました。

トラスト英語学院 年度別英検累計合格者数(2014年開塾以来)

 

毎年確実に準1級合格者が出るようになってきました。

生徒たちはまだ己の可能性を信じられていないだけ。やればできる(^^)/

これからも英語で人生を切り拓こうとする塾生たちを全力でバックアップしていきます。

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勉強とマラソンの共通項

2023年03月13日 | 指導現場にて

学院の指導室の空いたところや待合スペースに、マラソン大会の記録証を掲示してあります。

これは私がどんな人か知ってもらいたいという理由からですが、実はもう一つ大きな意味があって、それに生徒が気づいてくれることを願っているからです。

 

「勉強とマラソンには大きな共通項がある」

 

結果を出すには、どちらも基本のトレーニングが大切で、それを日々積み上げていく愚直さが求められます。本番で起こり得る事象を全て勘案し、日々の練習を繰り返す。

そのことに気づいた生徒たちは、確実に結果を残しています。

 

3月中旬、今週は長野県高校入試後期選抜の合格発表があります。そして、毎年、新しい生徒との出会いの時期でもあります。来るべき大学入試へ向け、揺るぎない本物の英語力を培う指導をしてまいります。

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基本って何だろう

2023年03月12日 | 指導現場にて

As soon as he left school, he went into business.

「彼は卒業するや否や、ビジネスを始めた」

 

この文章を見た時、瞬時に以下の英文に書き換えが出来ますか?

 

The moment he left school, he went into business.

On leaving school, he went into business.

No sooner had he left school than he went into business.

Hardly had he left school when he went into business.

Scarcely had he left school before he went into business.

 

一つでも言えなかったり、もしくは、全文書き換えできたとしても、一瞬でもどこかで詰まったり、迷ったりしてして言えたのなら、それは基本ができていません。

基本ができている人は、全部サッとできます。間違いなく。

 

でも、こういうことを書くといつも、「No sooner ~ than の構文なんて、英会話では使わないじゃん」「こんなことできなくたって、英語が通じればいいじゃん」と言う輩が必ずいます。

そう思う人はその程度の英語力しか期待できないということ。

 

私自身の40年に及ぶ英語学習歴と20年に及ぶ英語指導歴から、英語ができるようになり目標を達成していく人は、下手な言い訳はせずに、上述した書換えが当然のようにできています。

基本とは、当たり前のことが当たり前にできる力。その力を養うには、つまらないことを愚直に繰り返すしかありません。

 

no more than ~、no less than ~、not more than ~、not less than ~ の4つの意味を瞬時に正確に言える英語学習者がどのくらいいるでしょうか。

respective、respectable、respectful の3つの意味の違い分かりますか。

自動詞 lie、他動詞 lay の過去形・過去分詞形・現在分詞形を言えますか、スペリングできますか?

 

常に基本を大切に。その先に、大きな果実が実っています。

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