帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

って!そうくるかい!

2006年02月21日 | バイク

と今日は三回死にそうになりました。
そう考えると、人の命なんかある日突然絶たれても仕方ないのかもしれないなんて考えてしまいます。

え?「どんなことがあったか?」ですか・・・・
私は通勤にバイクを使用しています、排気量がでかいために、
普通に信号から発信して2秒ほどで時速50kmまで達します。
ですから加速までの時間が緩慢な車と比べて平均的にスピードが高くなります。
かといって、別に飛ばしまくっているわけではありません、命がいくつあっても足りませんから。
バイクはその速度に反比例するかのようにスピードが遅く感じます、さらに絶対面積が小さいせいもあり、車の車線変更で見落とされがちです。
そんなことのすべてが絡んだようなことが3回ありました。
まず一度目、帰り道のことです。
交差点にしんにゅうする50m暗い前に達したところ、その交差点は、右折車の為にセンター側に斜線が受けられている交差点で、私の走っていた直線はガラガラ、右折のための斜線は車が並んでいたわけです。
反対方向からの車が交差点を通過して10mくらいの所で右折しようとウインカーを出したところ、こちらの斜線の右折ラインに並んでいた車がご丁寧にバックして曲がれるようにしたために、反対方向からのその車がこちらの斜線の右折ライン側から飛び出してきたのですね。
その車は自分が曲がるために車がバックしてくれたために急いで曲がろうとしたのか、こちらがはしっていることをろくに確認もせず飛び出したわけです。
単車は前面積が小さいので、遅く感じたのでしょうが、本当にあと少しの所で事故になるところでした。
私がフルブレーキングで抜けたとこと、その車はいそいで横断し、反対側にある駐車場に入りました。
こういう場合、私は黙っていません。単車を降りるを、ぶん殴りあいする覚悟駐車場にはしっていきました、ところが降りてきたのはおばちゃん・・・・
力が抜けて、「あぶないだろー」と怒鳴りもせず言うと「ごめんなさい」と素直に言います。 これがうるせーだとか口にするアンちゃんだったら、その場で張り倒しです。
きちんと言われればこちらも何もいえませんから、お互い気をつけましょうといってその場を離れました。
それが一回目です。
次は直線路の出来事、直線を気持ちよく走っていると、横から自転車を押したそうですね年にして55くらいのおじさんだったでしょうか、道路に対して直角に止まっています。
こちらは一応スピードを落として通過しようとしたところ、そのおじさんがいきなり自転車を”押し走り”して飛び出してきたのです。
こちらを一度も確認しませんでした。 バイクの場合、加速しているときは、マフラーからの排気音が車よりでかいためにすぐに気づきますが。
大排気量バイクの場合、低音より、さらに加速が鋭いために、アクセルは瞬間的には開けますが、一度加速すると戻していることが多いのです。
私のバイクは私とあわせると重量300kをこえますから、ほとんど慣性で走っているような状態です。
おじさんはまったく気がつかなかったようで、道路を横断途中で目の前をいきなり横切ったバイクにおどろき、そのあと続くブレーキ音。
後輪ロック状態のまあバックミラーで確認すると、おじさんは全力疾走で乗り逃げていきます。 こちらもUターンして追跡し、どつこうかと思いましたが、対向車線から車が立て続けに車が来たためと、そして先ほどのこともあり、うんざりしてやめました。
これが二回目。
次は三回目です。
これはまた直線路での事で、帰り道に2車線の道路の片方が違う方向に分かれる道路があります。
私は左側の車線、白いクラウンが右側、車は適度に間隔を開けて流れていたのですが、そのクラウンの運転手、自分の車線が思う方向と異なるのに気がついたのか突然こちらの車線にウインカーをつけて入ってきました。
俗に言う幅寄せ状態です。
クラウンより少し後ろにいたので、ミラーの死角になっていたのだと思います。私がいたことに気づいてあわてて車線を戻し、私はフル加速して前の車にへばりき、クラウンは私の後ろに再度入りなおしました。
これは意図的なものではないのが分ってましたので怒りもしませんでしたが、
全部で3回のヒヤ!に疲れ果てて帰宅しました。
バイクという乗り物は非常にすばらしい乗り物ですが、危険な乗り物でもあります。
自分から事故を起こすというより、90%以上がこのように巻き込まれ事故です。 以前、バイクの保険が高かったとき、「バイクは事故が多いから」がその理由にされていましたが、保険の自由化後は3分の1くらいになってしまいました。 バイクの事故はほとんど無く、車の事故のほうが圧倒的に多いのが現実だからです。
ということは、みんな騙されていたという事でしょうかね?・・・