帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

やっぱり本当の梅雨明けは8月?????

2009年07月18日 | Weblog
「おかしいな~?????」と思いながら梅雨明けを聞いていた僕ですが。

というのは、今週の前半にシベリア上空の高気圧が一度消滅し、太平洋高気圧の勢力が一次的に強まっただけのことで、いうなれば梅雨の中休み

中国から日本へ流れてくる気流は相変わらずクサビを打ち込むような形態を崩していませんし、木曜あたりから再びシベリア高気圧復活(オマケにオホーツク海性高気圧のダブル攻撃)&太平洋高気圧が東へ移動というわけで、その影響でクサビの角度が45度から90度に復活、冷気のクサビですから前線が下がって当然に曇りそして雨になっています。

図を見てもらえればよく分かるかと思いますが、上は普通の夏、下は今年の夏ですが本来夏は低気圧になるはずのシベリアとオホーツクが高気圧のままとなっています。

低気圧と高気圧は両方とも回転しますが、違いは低気圧が空気を吸い込むのに対し、高気圧は放出するところにあり、当然シベリアとオホーツクの高気圧は目茶寒い風を吹きまくりますから。
それがインドの方からくる暖かい気流にぶつかって一気に温度を下げると同時に大量の雲となるわけです。

二つの高気圧にブロックされた気流は向きを変えざるを得ませんから、当然に日本へクサビを打つ流れになって日本上空をパス、やがて太平洋高気圧と衝突し、勢力を弱めながら太平洋高気圧の縁を滑るようにしてアメリカへ流れて行きます。

実はこの気流の流れ方、93年、そして07年の時とまったく同じなのですね。
93年は夏が無くて米騒動、07年は8月5日頃まで明けず、その後ずっとぐずついた天候になりました。
数日前にモスクワで34度とか報道されていましたから、ヨーロッパの気温が上がっているわけで、すると気流の流れがくさび形になったまま安定するのがこれまでのパターン。

う~ん・・・・・・・(ーー;)


太陽大好きな僕は、再びこの最悪予想が外れることを祈るだけです。 

「え?」、「しつこいって」 (^^;) えへへ、すいません。