帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

二人の春

2010年03月18日 | 研究-教育・育児
生きていると、いろいろな事があります。

それは四季の様でもあり、希望に満ちた春、心がすさむ冬、やたらと順調にことが進む夏、そして物静かな秋というようにです・・・



昨年の今頃はどちらかというと冬で、でも力を蓄えて花吹雪を舞わせる桜のように明日を見つめていた我が息子。

今の様に経済が停滞し、日本の先行きに暗い影漂う状況では、恵まれた職に就くというのは本当に至難の技です。

昨年大学を卒業したものの、やはり今の状況に飲み込まれたのは息子とて例外ではなく、
友達含めて皆が適当なところで妥協していくなか、黙々とアルバイトを続けながら挑戦を繰り返しては現実に打ちのめされていたわけです。 

親も就職を焦らせるような事はせず、黙って彼を信用して見守るしか無かったわけですが、幸運にもわずか2%という門をくぐり抜けて春が来た。 といっても叩き上げが基本であるそこは必ず下積み職から始まるのが原則。


ただ、親方が日の丸というでっかい存在であることから、一度入ってしまえば極めて安定しており、特殊なそこは普通と異なって努力次第でいくらでもアップしていけるというのがここの持つ最大の特徴なのです。

親から見ればまだまだのヒヨッコの息子、まずはこれで足固めが完了、この先自分自身も安定させ(いま付き合っている彼女との結婚)、一番希望する道へ更なる努力を続けて舵を切るのか、それとも現在のところでそのまま上を目指すのだろうか?

すでに22歳という息子の人生に親が出る幕など無く、この先も見守っていくという事だけしか親には出来ない。

最後に、途方に暮れていた息子の側で常に支え続けてくれた、将来の伴侶(彼女)には親としてひたすら感謝の言葉しかありません。

良い彼女を持ったと僕は思っています、親として 「ありがとう」と言う言葉を贈らせていただきます。