帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

大人のADHD?

2010年03月27日 | Weblog
製薬会社の精神医学分野における薬物売り込みは、引きこもりが問題となった頃から激化。
元はといえばその問題に対して日本政府が薬漬けを大いに奨励するという愚かなことをしでかしたことから始まったわけですが

初めは子供という狭い範囲から始まって今では平然と大人のADHDだ等と言いだし、ネットではこれにあてはまる人はADHDだ等と、のたまわっている。

そうまでして薬物を売りたいのかと思うと製薬会社の倫理感というものに不快を覚えざるを得ないわけですが、

実のところ、ADHDだ等と診断されてた子達の90%以上(実際は99%)は異常とも思える親(特に母親)の思い込みや、他の子とおかしな(無意味)比較でしか我が子を受け止められない思考、マニュアル崇拝等々、また人を育てていると言う認識無い、いわゆるペットのようにして我が子を育てたり、恐怖の教育である叱らない教育等を本気で実践したりの結果として起きているのが本当のところです。

某社のHPをみるとADHDの症状に関する成長期の記述が以下のものとして書かれています。

いわゆるこれだとADHDの疑いがあるというわけですが、

乳児期 (~1歳) よく泣き、なだめることがとても難しく、歩き出すころには過剰な運動がみられます。また、フラフラになるほど眠りたくても眠ろうとしなかったり、食事を時間に合わせて規則正しく食べるリズムがなかなか確立しないこともあります。

幼児が泣くのは当たり前、なだめることが難しいのはこれまた当たり前、なかなか泣き止まないのはそこになにがしかの問題があるからで(たとえば紙おむつの締め付けがきつすぎる等)、常に我が子と密接でよく見ていれば容易にわかるものです。
1歳までの子がフラフラになるまで眠ろうとしなかったりと書かれていますが、生まれて間もない子がリズムなしの生活は当たり前だし、何をもってフラフラなのかと見分けるのかが不明、
さらに子供がハイハイしたり歩き始めればそこいら中に興味の対象があるのだから食事に集中など出来ないのも当たり前。
これでADHDだといわれても、国民1億そうか?と言いたくなる。


幼児期 (1~6歳) 落ち着きがなく、じっとしていられません。言うことが聞けず、破壊的な遊びを好むこともあります。我慢ができないために、ときにかんしゃくを起こすこともあります。また、言葉の軽い遅れがあったり、排泄の自立が遅れるといったこともみられます。

落ち着きが無いのは当然至極且つ当たり前、故に親は食事の歳に正座させるなどを通して忍耐強くしつけていかねばならないのですが、
3歳頃の反抗期が無い(やたらと素直に言うこと聞いている)ようではADHDではなく発達障害そのものなわけで、衝動的に友達とけんかも当たり前で、おもちゃ売り場で地団駄踏んでかんしゃく起こしたり、うまくいかないとオモチャを投げたりも当然かつ正常なこと。
やはりこれも親がきちんと接し、我慢と忍耐を教育していく過程で”普通”に解決していきます。 諭したからすぐに出来わけなく、時間をかけて身につけさせる物なのです。
破壊的な遊びというのなら、自分もそうですが、つかまえた昆虫の首をもいだり、ちぎったり、他の子がつくった砂山をめちゃめちゃに蹴り壊したり、よくやりました。
これがADHDなら僕は正にADHDということです。

言葉の早い遅いはその子の生まれ持った性格に大きく左右され、忍耐強い子はやたらと親に主張しませんからことばが遅いのは珍しくはありません。
排泄の自立? これも子供により違いが生じるのは当たり前のことで、特に夜尿が長く、よるおむつを着けて寝るのが小学校まで続いていていたとて、これまた別段おかしな事ではありません。


児童期 (7~12歳頃) じっと着席していることができず、座っていても常に体のどこかを動かしています。注意が散漫で、興味の対象がめまぐるしく変わります。忘れ物や紛失が多いのもよくみられます。おしゃべりで他人のじゃまをしたり、出し抜けに答えてしまったりする一方で、他人から話しかけられてもうわの空に見えることがたびたびあります。行動が突発的で、怒りをあらわにしやすく、友達と仲良くすることが苦手です。また、不器用だったり、勉強の遅れも目立つ場合があります。

いい加減腹が立ってくるのですが、こんな事は小学校では結構あるもので、基本的にじっと着席出来るかどうかは先も書いたように0歳から小学校入学まで家庭でどれだけできるかという簡単な問題が後を引いているだけの事でしかありません。
例えるなら幼児期から小学校入学しても、家庭で子供が食事中にフラフラたち歩いて遊びながら食事するのを、親が平然と看過していれば学校での問題は至極当然に起きることです。
又学校生活においての上記行動は、普通の子に当たり前に起きることで、興味のあるなしやいたずら、そのたもろもろ先生を困らせる行動はあってしかるべきもので。
それが人間という物を育てていくわけで、うまれもって出来る物ではありません。

この年齢の子が朝から下校まできちん授業出来るのだとしたら、正直その子はもっと深刻な問題を抱えていると考えるべきです。



思春期 (13~18歳頃) 多動性は減少しますが、集中が困難であったり不注意が持続します。ルールに従うことができず、両親、教師、友人と衝突することが多くなる場合があり、ときに反社会的な行動をとることもあります。学習意欲が低く学業の不振が顕著となり、自尊心が低くなることもまれではありません。その結果、やる気がなくなり、なげやりな態度になります。また学校生活への意欲を失い、自分の世界へひきこもりがちになっていく子どももいます。

「あ~もう」、ここまで来れば言うことありません。
思春期の心のあり方そのものを、反抗期含めてここではそのままADHDの症状としています。
ここで特に問題なのは、いわゆる非行、不良、不登校、引きこもりという子達はすべてADHDだとほぼ決めつけに近い記述がされていることです。

これが症状そのものなら、全人口の大半はADHDになってしまう。



さて、冒頭に書いたマニュアル崇拝、異常な神経質など、こうした親がこれを読めば我が子にどういった懸念をひきおこすか、まともな思考をもつ皆さんなら容易におわかりなられることかと思います。

ちなみに上記に書かれていることをそのまま我が家族で考えると、全員ADHDという診断が出そうです。

あまりにもいい加減、それが今の精神医療の実態ということですが、こうした物を読んで不安になり精神科を訪ねる、
医者にしてみれば、親からそういわれればわずかな時間でまともな判断など出来るはずもなく、DSVハンドブックだ等のテストを通して容易にこうした精神病にしてしまう。

それだけならまだ良いが、必ず薬物が処方され、子供たちは飲まされることになるが、
投与された薬物の怖さは依存性にあり、一度依存状態になれば麻薬と同様で、製薬会社は摂取量が増える上に永遠に続くそれに膨大な利益を得られますが。

本人はどういった一生をおくるのか? 

なんでもかんでも精神異常というのなら、まともな人間等この世のなかには一人もいなくなってしまうのですがね。