帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

バンテック ATOM406 その1

2019年04月12日 | バンテック ATOM 406

という訳で、乗り出した バンテック の アトム406。

石川県から 一路東京を目指しますが、 乗り心地とかがロータスのマンボウとは違います。

コンパクトキャブコンでは代表ともいえる マンボウとの比較ですが、 あくまでこの二車の比較でして、

他のアミティとかには乗ったことが無いので、ゴメンです。

 

まず加速ですが、 マンボウの方が良いです。

多分これは車重のせいで、 なんせアトムは キャビン部分が 2.5L だ3Lの車にも載せられる大きな容積でしかも造りが多く頑強。

これは後で紹介しますが、 一応は使える?バンクと、キャブコンとしてはギリギリの車内空間のマンボウとでは、居住性が天と地の差が有ります。

イヤイヤ、 ギリギリとか言ってますけど、マンボウはバンコンより遙かに余裕がありますので誤解無きように。

 

まあ、広くて使いやすい分、重いわけでして、 それを積んで走るタウンエースベースの車は 加速がもっさり。ぎゃははは!

 

で、高速で120kmまで出してみましたけど、 でますね、直線で普通に。

ただ、巨体故に怖いのと、そんなにまでして走る理由もありませんので、 はじめは80km巡行、

仮眠後に100kmで 走ります。

 

80kmでの巡航でこわいのが、 横をデカいトラックが抜いていくときに車体が影響受けます。

車体が起きなキャンパーの宿命ですが、 ベース車の積載能力一杯に造ってあるのもその理由の一つです。

 

高速での走行感ですが、 これが意外にマンボウの方が力なく感じますです、ハイ 

マンボウは、ボンゴトラックがベースですが、

まあ、120kmは出るという点では差がなく、 ただ、登坂路にはいると、 アトムの方が力ある感じ。

登坂車線に殆ど入らず走れます。

マンボウは入る回数が多いです。

 

走行安定性ですが、 これもアトムの方が安定していて、 直線路の挙動も少なくて安定、固定したように走るので安心感があります。

馬鹿みたいに大きな差がある訳では無いですが、 マンボウはダイネットに座っていると車酔いしそうになる感じですが、

アトムはたぶんそれが無い野では無いか?と思える感じです。

 

 

燃費ですが、 ガソリンを満タンにしてから高速に乗って、 初めの80km巡航では多分10km/Lくらい、100km巡航で8.5~9km/L位だと思います。

一度ガソリンスタンドに入り、 中途半端な量で満タンにしましたが、 メータの針の落ち方をみるとそんな感じです。

このガソリンスタンドを境に 平均速度を変えています。

 

多分、町乗りで7~8km 真夏に渋滞路と山道を走ると 6km/L位になると思います。

この辺りは多分マンボウと変わらないかなと、思います。

 

さて、夜の8時少し前に高速に乗って、 すでに4時間近くが経過・・・

夜通し走るつもりは無いので、途中のサービスエリアに入ると、 大分遅い夕飯。いただきます!

 

この時FFヒーターに点火しましたけど、 この時、アトム君にリア走行ヒーターが無いのを知った次第。 うな~~~~~

マンボウには付いていますが、 アトム君には無いんですね。

 

こりゃ~~真冬に、後ろキャビンにいる人は凍えるだべさ・・・・

 

今年はもう春になってしまったので、 年末にでも、 リアヒーターを自分で取り付けます。

エンジンから出ている運転席ヒーターのラインに、Tパイプを咬ませてから開閉バルブ通し、リアのキャビンに持って行って放熱ユニットに接続、 後は配線だけなので難しくはありません。

 

もしくは、エバスペッヒャーの同等性能品である、容量5kwのFFヒーターを付けて、 それを走行時に運転させるか?になる。

このタイプのヒーターは、造りが大ざっぱで、繊細な制御が出来ませんし、 排気音も大きいのですが、

 

構造的に埃吸い込みに対しては、ベバストより強いという特徴が有ります。

 

ただ、ガソリンタイプのヒーターが存在しませんので、 新たに専用タンクを設置しての燃料補給を考慮せねばなりません。 

 

他にも、走行時の気圧変化で内部燃焼が不安定になることから、それを十分に考慮した燃焼エアの配管をしなければならないのと、

走行で巻き上がる埃を暫時吸い込むので、オーバーホールサイクルがどうしても短くなる。

*燃焼が不安定になることからカーボンの蓄積も普通より多くなります。

 

利点としては、 リモコンで遠隔スタート出来るので、エンジンが冷え切っている真冬の朝でも、5kwのパワーであっという間に車内を暖めてくれるのと、そのまま車停してエンジンを切っても(高速のサービスエリアでの休みや食事の時など)も、室内を暖め続けてくれます。

 

今付いているベバストの2kwと同時起動させれば 厳冬期でも激速で加熱可能。

はてどちらにすべきだろうか?・・・・  まあ、時間ありますので(笑)

 

ダイネットで夕飯をごそごそと食べつつ、 足下に吹き出してくる ベバストヒーターの 暖かさを感じますが、

マンボウより体感的に1.5倍程の広さに感じられる空間では どうにも2kwの容量では足らない感じでして、暖まる速度も緩やかです。

 

走行ヒーターがリアにあれば、 走りながら車内を暖めておいて、 停車時にはFFヒーターでそれを維持という事が出来ますので、2kwもあれば十分だと思いますが。

 

で、トイレに行くと 早速初お泊まり開始  (笑)

 

リアが二段ベッドなので、 まず薄い毛布(しか持って行けないですから)をもって下の段に潜り込んでみました。

入るのは少し窮屈ですが、入ってしまうと意外に広く、 ただ、冷え切った車内ですから、 うすいブランケットだと寒い・・・・

ちなみにこのリアの近くにFF暖房の吹き出しはあります。

 

ここはシュラフを敷いて潜り込んだ方が良い場所だなと・・・・ 天井見ながらおもう僕。

 

で、次はダイネットをベッド展開。

下にFFヒーターの吹き出しがあるので、 リアの2段ベッドより暖かいです。

 

次はバンクベッドでも展開してみるか?と思いながら、面倒くさいな~~~とか思ってたりしたら寝てしまいました(笑)

 

ハッ!と気付いたのは朝の3時半頃、 トイレに行くと再度出発。

今度は時速100kmにて巡航。

 

5時半には高速道路を降りて、そのまま職場に向かって走ります。

 

今日はこのまま出勤となりますが、 走行インプレッションでした。