アトム 406 の紹介
コンパクトキャブコンでは有名な ATOM406ですけど、 ネット見てもあまり紹介している記事が有りません。
なので、 内部の様子を詳しくアップしてみました。
しかし・・・・・「さすがにバンテック!」 それしか言いようがない程、内部が良く出来ています。
収納に関してはほぼ満点、 どのサイズも中途半端で小さいマンボウ君とは大きく違いますが、
それもこれも、車内の広さがあっての事。
2人位で使うには、マンボウは問題ありませんが、 4人とか家族で使うにはかなりの狭さを感じます。
対してアトムは4人でも十分すぎるくらいの広さで、 ほとんどストレスを感じません。
僕はロデオから始まって ウィネベーゴのクラスC 24FT、 クラスA のピナクル 27FT、 ロードトレック210、 ロードトレック190、 マンボウと色々乗り継いで来ましたけど、
それぞれ一長一短有って、 ただ、記憶に残る、又乗りたいな~~~~と思わせるのはロデオだけ、
今回のアトムは、それに匹敵するかそれ以上に満足感をくれる車じゃないかな・・・
というのが今の感覚です。
まずは外観 サイドやリアに張られていたステッカーが剥がされています。
太陽光の紫外線による劣化で、ボロボロになったり劣化したのが僕も嫌なので 無い方が良いです。
外観の程度は80点くらい。
ドア側の車体面が少しだけ太陽光にやられていますが、 白粉吹くわけではなく、
剥がされたステッカー部分に対して、すこし艶が無いだけです。
外観全体ですが、マンボウと比較するとやはりでかいです。
マンボウはリアキャビンと頭の車両が一体化した感じでコンパクトに見えますが、対してアトムは 完全にカタツムリ状態(笑)です。
この外観の差は、 やはり室内空間の広さの差異そのものとなり、 中に入ると居住性が全く違います。
まずはエントランス。
ステップの位置が低い上に、 ドアの丈があります。
下からのぞき込むと FFヒーターの配管が・・・・
そのまま後ろをみると、手前にすっぽりと広い空間が有り。
これってそのまま、何か取り付けできるなと・・・・
エントランス上がってすぐ右がキッチン。
シンクにツーバーナーコンロが有ります。 タンクを背負っているわけではないので、湯沸かし器やボイラーの類は全く無しです。
バンテックらしい?というべきでしょうか!?
マンボウの場合 でかい水タンクが有り、 特に家のは瞬間湯沸かし器が付いています。
馬鹿みたいにでかい収納が車内に有るので、そこにもう一つ100Lクラスのタンクを置き、ポンプと湯沸かし器をつけてもいいかな~~~なんて思いますが、 そのうち検討します。
シンクはコンロ一体型で使い勝手がよく、ステンレスなのでよごれを落としやすくて綺麗な状態を維持できます。
ちなみにうちのマンボウは、シンクは有れどもコンロは有りません。
右の開き
カウンタートップ下の横開きで、メンテナンス製に優れていて。適度な広さが有ります。
キッチン右端には 折り畳みテーブル。
内部はフォーセット配線や配管が見えてアクセスしやすく、 水漏れが有れば一発でわかるし、交換もしやすい。
シンク真下の排水管も同様です。
その下の開き
手前に15L(だと思います)の水タンク、そしてその奥はガス供給器。
タンクは出し入れしやすく、アクセス性が良いので、この位置はベストです。
タンクを取り出して、内部のガス供給器をみたところ。
供給器は既製品の良いもので、レギュレーターが内蔵されています。
ガス配管は普通にある家庭のものが流用されており、 この供給器だけを取り外せる様にしたら、 外で使えるな~~なんて思ったりしています。
奥にガス管が数本置けるスペースが有り、予備のガス缶を収納できます。
冷蔵庫
40Lかな?と思ったら、奥行きのある エンゲル製出60L
この20Lの差はかなり違いを生みます。
衣類クローゼット
キャンピングカーで出かけると、 寄るところが山だったりして、「防寒着を忘れた!」なんて思う事が有りますが。
これがあると、ジャンバーやウインドブレーカーが収納しておけますので、便利です。
それ以外の衣類は、たいていその時に出かける量をバッグとかに入れて車内に持ち込みますので、
上着用として、この程度の大きさで十分。
ドアを開けると上部の照明が点灯します。
クローゼット下には引き出しが3段ついています。
ここには、衣類やタオルを入れるか、 もしくはキッチン関連の物を入れるか?になると思います。
一番下の引き出しの高さは
23cm キャンプ用の食器で皿などを入れるには便利なサイズです。
リアの二段ベッド
上も下も同じ形で、足元が少し狭く、 頭の方が広くなっています。
上のベッドは窓がなくて、人が入れますし、当然寝れますが、たぶんバッグやお土産その他、物を入れる収納スペースとしての使い方の方が合っていると思えます。
上のベッドに上り下りする階段。
下のリアの二段ベッドの頭の方には窓が二か所あり。
開けるとかなり開放的です。
車のリア側の窓は 長尺物の出し入れに使えて、 ウインドのマストが入るな・・・とか思ったり(笑)
照明は LEDで、 蛍灯と 通常ライトの切り替えができます。
足元の方ですが、
ハイ! 見事に棺桶です。 ぶぁははは!
上に補強があり、元々なのか? それとも前のオーナーさんがやったのか?は判りません。
多目的ルーム(トイレ室)
フロアが防水パンで、 周りの壁も完全に防水性能を持つ壁で出来ています。
周りをぐるっと囲むカーテンを取り付ければ、ほぼ完ぺきにシャワールームになりますが、
湯沸かし器とそれに見合う水タンクが必要になります。
僕はポータブルトイレを入れて、トイレルームとして使います。
壁の色が違って見えますが、 角度の関係でそうみえるだけで、奥の壁と同じ色です。
ちなみに各面の接合部分にはきちんとシール処理がされています。
上を見上げた写真
収納2つ ポップアップ式のベンチレーターが有ります。
収納を開けると 十分な広さで、 トイレットペーパーやら洗面関係が入れられます。
ライト点灯させて見上げた写真。
キッチン及びエントランス上収納
キッチンの真上には エアコン(これは車両のエアコンシステムの一部でエンジンがかかっている時にしか使えません)
シンクの真上に少し大きめの収納。
奥行きが23cm有ります。
エントランス上部の収納
だいぶ奥行きが無くなりますが、 ここにも収納が付いています。
何入れるんだろうか・・・・というサイズですが、 マンボウの収納は全部この程度の大きさです。
とりあえず 仕切りカーテンが入っています。
全景
以上 その3に続きます。