帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

車検近いので、 ブレーキのO/H

2022年05月22日 | エブリィ号 

8月に車検になる 愛車?奴隷?のエブリィ号。

 

今日はウインドの予定でしたが、午前中に用事が出来てOUT

北の風ですから、 午前中の10時くらいまでで終わってしまうのが確実で、 お昼間際になって2時間に以上かけてゲレンデに行く気すら起きません。

まあ、そんな訳で、 車検の費用を減らす目的もあってブレーキ系統の点検とO/Hをやりました。

詳しく紹介したいのですが、 ブレーキ系統は法的な問題で、有資格者がやらねばならないという事も有って、 

紹介記事であっても手順や手法を下手に書くと問題が発生することがあります。

以前、他の記事で、勝手に真似して意味不明の文句(イチャモン)を付けられた経験から、 こうしたもろに人身に関わるブレーキ系統はアップしませんです。

申し訳ないです。

ですので、さらっと流して終わりにします。

 

エブリィのブレーキはフロントはディスク、 リアはドラム式。

作業はディスクの方が簡単で、ドラム式はコツが要ります。

 

まずは車体を上げてリジッドラックで両輪を持ち上げます。

まずブレーキホースにクラックや傷みが無いかを点検しましたが、OK.

次に、ドラムを外すと、高圧洗浄機でさっと洗い流し、 コンプレッサーのエアガンで水切り。

形式はリーディングトレーディング式で、 自動クリアランス調整機構が付いています。

シリンダーのブーツをめくって漏れがないか?を確認。

カップが駄目になっているとブレーキ液がこぼれます。

見たところ全く問題ありませんが、 前回の車検で交換してないので、 シリンダーはO/Hをします。

シューはまだ残りがありましたが、 これも新品に交換。

ドラムの内側を点検しましたが、綺麗なので研磨の必要も無し。

シューを外したので、 シャフトからのオイル漏れもチェック これもOK!

真新しいカップキットとシューを組み付けて、 リアは終了。

エア抜きをすると、クリアランス調整をして、 少し走って、又はバックしたりして、様子を見ると。

もう一度ジャッキアップして、ドラムを外して再クリアランス調整。

理想的な処にまで調整します。

 

次はフロント。

 

キャリパーを外し、このときにブレーキホースの点検も行います。

ホースはOK。

取り外したキャリパーから、ピストンを引き抜こうとしましたけど、シールリングが堅くなっているのか、簡単に抜けません。

仕方ないので、エアコンプレッサーで圧をかけてピストンを押し出し。

 

キャリパー内部は ウッヒャ~~~!!と思うほど汚れていて、 やはりO/Hが必要でした。

キットを買っておいてよかったです。

固着はしておりませんでしたが、シリンダー内部とピストンに少しだけ擦れ後。

指で巣が出来ていないか? 段が出来ていないか? を探りましたが、全く問題なし。

キャリパー内部で発生した汚れは内部のボトム部分に溜まるので、それで多少の腐食や擦れ後ができますが。

目で見て問題が無く、指の腹で撫でてツルツルなら大丈夫です。

キャリパーとピストンを水と洗剤で洗い、 エアコンプレッサーのエアで水切りします。

しばらく乾かした後で、ブレーキクリナーを使って水分と油分を除去。

 

新しいシールリングと蛇腹型ダストブーツを組み付けますが、こちらは、使ったのが純正のシールキットですので、

付属していたラバーグリスを塗布。

そして組み上げ

車体に取り付けると、エア抜き。

最後に、 車を走らせて、 完全にエアが抜けているかを再確認。

 

というわけで、作業は完了。

整備記録簿を付けて、 車検証と一緒に保管。

 

前に行ったブレーキパッドの交換、今回の作業で、4輪合計の部品代は1万円も行きません。

車体形式 GF-DA52W 初年度 平成12年式 4WD ターボ

 

社外品ブレーキパッドは900円

社外品シューセットで5700円    純正部品番号 53200-79A01

社外品カップキット 1250円   純正部品番号 52400-50810

純正ピストンシールキット 1100円  純正部品番号 55100-82824

ブレーキーグリス(ラバーグリス兼用タイプ)600円