帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ハイエースディーゼルの コンプレッサー アウトレットエルボウ交換

2024年11月14日 | ハイエース200系

ここ最近、ハイエースを乗っている時に、とくに加速時にエンジン辺りからシャ~~~!!という音が発生していた。

「ついに来たな!」と思うわけですが、トヨタが本当にアホで、温度変化が著しく、しかも圧力がもろに掛る部分に樹脂をつかうという、

なんつ~かコストダウンのつもりが、逆に信頼落とすような事をしているわけですね。

 

ターボチャジャー自体はかなり熱を持ち、いくらリング状のラバー製スペーサー噛ませても、

振動と圧力が掛りゃ~、しかも接続部分がこれまた極薄とくりゃ~破損するのは当然でしょ!! 

 

そんなわけで、交換部品(対策品)が届いたので交換します。

まずは運転席シート外し。

4本のボルト抜いたら、シートを持ち上げて、配線コネクターを外します。

助手席側のフードを開け、 運転席側のフードも取り外す。

破損部分はこの部分。

エアコンのコンプレッサー側のクランプを弛めます。

ターボ側のクランプを緩めます。

丁度赤丸の辺り、下の方にナットが有りで、それを外します。

ちなみに10mmナット

更に、ステーが邪魔なのでボルト弛めて外します。

これは再使用しません。

樹脂製のエルボウが軟弱なのを知っていたのか、トヨタさんはこれでペラペラエルボウを支えてましたが、 結局破損してるんですね。

で、取り外したのがこれ。    バカだ・・・・・・・

作業の途中で割れた樹脂の破片がターボ内部にはいってしまう可能性が有りまして、もし心配な方はここでエンジン掛け、

勢いよく空ぶかしをしますと、ターボの圧力でここから出てきます。

オレンジのゴムリングはターボとエルボウの間のスペーサー(多分熱対策)

交換する対策品で、もちろんアルミ製です。

タイラップのデカイのがあります。

他の部品番号

説明

対策品のエルボウは、エアコンのコンプレッサー側から差し込みます。

ホースの末端がきちんと入るまで押し込み、クランプを締めます。

次に、ターボ側を挿しこんだら、エルボウの真ん中辺り下部に有った10mmボルトを締めます。

ちなみにペラペラ樹脂エルボウを支えていたこのステーは不要品です。

*下のエルボウの緑丸部分を固定をしていました。

タイラップを巻いて、 バキュームホースを取り付け

余計な長さをカットして、 最後にターボ側のクランプをきちんと締めます。

以上で交換は終わり。

後はバラした手順と逆に組み上げれば完了です。

30分もあれば終わります。

 

整備後に一度フル加速をしてみましたが、シャーーー!!という音が無くなり、加速が元に戻りました。

3Lも排気量が有ると、圧漏れでブースト聞かなくても結構平気で走ってしまうわけですが、

やはりターボが効いている方が違和感なくて良いです。

 

以上、整備日記でした