ここ最近、ハイエースを乗っている時に、とくに加速時にエンジン辺りからシャ~~~!!という音が発生していた。
「ついに来たな!」と思うわけですが、トヨタが本当にアホで、温度変化が著しく、しかも圧力がもろに掛る部分に樹脂をつかうという、
なんつ~かコストダウンのつもりが、逆に信頼落とすような事をしているわけですね。
ターボチャジャー自体はかなり熱を持ち、いくらリング状のラバー製スペーサー噛ませても、
振動と圧力が掛りゃ~、しかも接続部分がこれまた極薄とくりゃ~破損するのは当然でしょ!!
そんなわけで、交換部品(対策品)が届いたので交換します。
まずは運転席シート外し。
4本のボルト抜いたら、シートを持ち上げて、配線コネクターを外します。
助手席側のフードを開け、 運転席側のフードも取り外す。
破損部分はこの部分。
エアコンのコンプレッサー側のクランプを弛めます。
ターボ側のクランプを緩めます。
丁度赤丸の辺り、下の方にナットが有りで、それを外します。
ちなみに10mmナット
更に、ステーが邪魔なのでボルト弛めて外します。
これは再使用しません。
樹脂製のエルボウが軟弱なのを知っていたのか、トヨタさんはこれでペラペラエルボウを支えてましたが、 結局破損してるんですね。
で、取り外したのがこれ。 バカだ・・・・・・・
作業の途中で割れた樹脂の破片がターボ内部にはいってしまう可能性が有りまして、もし心配な方はここでエンジン掛け、
勢いよく空ぶかしをしますと、ターボの圧力でここから出てきます。
オレンジのゴムリングはターボとエルボウの間のスペーサー(多分熱対策)
交換する対策品で、もちろんアルミ製です。
タイラップのデカイのがあります。
他の部品番号
説明
対策品のエルボウは、エアコンのコンプレッサー側から差し込みます。
ホースの末端がきちんと入るまで押し込み、クランプを締めます。
次に、ターボ側を挿しこんだら、エルボウの真ん中辺り下部に有った10mmボルトを締めます。
ちなみにペラペラ樹脂エルボウを支えていたこのステーは不要品です。
*下のエルボウの緑丸部分を固定をしていました。
タイラップを巻いて、 バキュームホースを取り付け
余計な長さをカットして、 最後にターボ側のクランプをきちんと締めます。
以上で交換は終わり。
後はバラした手順と逆に組み上げれば完了です。
30分もあれば終わります。
整備後に一度フル加速をしてみましたが、シャーーー!!という音が無くなり、加速が元に戻りました。
3Lも排気量が有ると、圧漏れでブースト聞かなくても結構平気で走ってしまうわけですが、
やはりターボが効いている方が違和感なくて良いです。
以上、整備日記でした