息子の奥さんの愛車 ダイハツタントの LA600Sですが、 昨年の夏頃から、例?のトラブルが起き始めていて。
そのトラブルというのは、サーモスタットの動き気が悪くなると、冷却水の温度が上昇しておきる物で、
冷却水が普通より高い事をセンサーで検出してしまって、 オーバーヒートが起きている! とコンピューターが判断するんです。
すると、アクセル踏んでも真面に加速しなくなるんですね。
感覚的には イグニッションコイルの不良が起きている? 様な感じと思って下さい。
水温の問題なので、寒いときは比較的良くて、気温が上がると調子が悪くなる、 サーモスタットの動き方次第でもありますが、夏でも炎天下は最悪、ところが夕方になって涼しくなるときちんとターボが効いてスムーズに加速したりする、なのでイグニッションコイルのトラブルでは無い事がそれで判断できるわけで、すると後はサーモスタットになるわけです。
そんな感じです。
まとめると、加速不良でイグニッションコイルを疑って交換したけど、症状変わらずの場合は サーモスタットを疑う必要が有るという事です。
サーモスタットとウオーターポンプの部品番号などは次の通り
さて、実際の交換ですが、当然息子に手伝わせます。
というか、教えてやらせ、僕は補助と指導のみ。
この程度の基本的な整備が出来ないようでは、男じゃ~ありませんので。
まずはバッテリー(緑丸)を外し、次にバンパーとライトを外してからサブフレーム(赤矢印)などを取り外す
、
赤矢印のところにサーモスタットがあるので、黄色のタンクとホースを外す。
おっとと!” 先に冷却水を抜いて下さい。
フレームを外してよけておく。
タンクとホースを外すとサーモスタットハウジングが一目瞭然。
二本のボルトを弛めて外します。
樹脂製なので、取付ける際は余り強く締めないように注意
ハウジング外すとサーモが見えますので、引き抜くとあっさり取れます。
古いサーモ
こちらは新品
サーモスタットにはエア抜きの小さな弁があるので、それを上にして取付け、ハウジングを取付けます。
樹脂クリップを戻す。
で、ホースを戻せばこちらは完了
次! ウオーターポンプの交換
ベルトのテンションが掛っている状態で、4つのプーリー固定ボルト(赤矢印)を緩めます。
次にオルターネーターの固定ナット(赤矢印)を弛めてアジャスターでベルトの張りを緩くする。
下(緑矢印)にもあるので、車体下から弛めます。
黄色丸がテンショナーなので10mmのレンチ等で弛めると、ベルトが外せます。
次にエアコンのベルトですが、 これは特殊工具を使うと簡単で、
これに関して詳しく説明してる 、良いHPがありますので、こちらを参考にしてください。
https://me-papa.com/%e7%b0%a1%e5%8d%98%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%88%e3%82%a8%e3%82%a2%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%88%e3%81%ae%e4%ba%a4%e6%8f%9b%e6%96%b9/
ちなみに、自分の場合は、単にエアコンの固定ボルトを弛めてベルトを外ました。
戻すときは、少し変った方法で戻しましたが(なので紹介はしません、よく判ってないと怪我しますので)、できるだけ専用ツールを使うことをお勧めします。
エアコンベルトが緩んだら
プーリー取り外し。
ウオータポンプは4本のボルトで固定されているので、それを弛めて取り外します。黄色丸と
ポンプしたの緑矢印のところも。
取り外した古いポンプ。
まだ漏れは起きていないようです。
パッキンを交換。
そして新しいウオーターポンプを取付けてボルトで固定。
ベルトは新しい物に交換
こちらが古いベルト
新しいベルトはこれ
戻し
ベルトはオルターネーターの方が先で、 エアコンベルトは次。
オルターネーターのベルトはテンショナーがあるので簡単、 エアコンの方は出来るだけ特殊ツールを使う方が良いです。
後はばらしの逆手順で組み立てて、 新しい冷却水を入れ、エア抜きをすれば終了。
です!