朝、職場に駐めっぱなしの愛車下をたまたま覗き込んだ僕、そして見つけたのは、小さな雀の遺骸。
あ~・・・・・・・ と思うが、 これが自然の厳しさ。
おそらくはお腹空かして体力が落ちて動けずに居たところへ、16日夜からの雨でお腹を冷やしたんだろうね。
そして翌朝の寒さで凍死。
思わず涙が出そうになる・・・・・
いつも敷地の建物周りにいる雀たちの為に、食べ物の残りとかをフィーディングしている僕ですが、この季節は本当に彼らには厳しく、 ろくに食べるものなど無いから、酷い時にはこうして命を落とした姿を見かける。
羽の美しさと艶から、多分今年の夏頃に巣立った若鳥だというのがすぐに分かるわけで、
一度でも冬を生き延びた雀はノウハウを知っているので何とかなるが、若鳥にとっては越冬の失敗=死となる。
こうした姿を見ることが多いゆえに、 どうせ焼却場で燃される生ゴミなら、その命の断片を撒くことで他の命を助けられる・・・・・ という気持ちで始めた。
辛いのは、もしかして僕がやっているフィーディングにこの若鳥が頼ったことで、ノウハウを得ること無く死んでしまったのだとしたら、何とも言えない気持ちになる。
毎朝、職場に着くとすぐ近くの屋根の端っこに並んで留まり、こちらを、見ている雀たち。
フィーディング時間も知っていて、 その時刻にはやはり近いところに来ている雀たち。
そして食べ終えて、 喧しいくらいの声で、 ピーチクパーチクとおしゃべりする姿が、とても可愛い。
厳しい人は、 人間が餌をあたえると、自然界のルールを壊すというけど、 彼らの姿をみていると、思わず「黙れ!」と言いたくなってしまう 僕。
果して、良いことなか?、 悪いことなのか? 結論は永遠に出ないだろうとおもう僕です。