帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

2025東京キャンピングカーショウ

2025年01月31日 | Weblog

に行ってきました。

 

朝の11時に開場だったので、ほぼ午前中にやることが無いわけですが、例の提出していた登記が”アホみたいな事” で補正になってしまいまして、その手続きもあるので、今日は一回りコースを設定。

 

基本的に家からダイレクトにキャンピグカーショウに行こうとすると都心を高速で抜ける必要が有りますから、時間的に込んでいるのと、

高速道路を使わなければなりません。

 

それもあります。

 

さて早朝四時半に家を出て、平日故に少し込んでいる一般道路をひた走って、まずは実家。

朝の7時に到着したので、娘が掃除機をかけて、僕が全員分の朝ご飯を造ります。

 

僕が調理中に、母と家内で離乳食をたべさせて、そのあと皆でご飯。

 

法務局が9時開庁なので、8時半には実家を出たいのですが、例のごとく遅れ気味。

9時半に局に着くと補正作業。 

補正の理由はというと、本当にアホだなと自分で思うのですが、 登記に必要な土地家屋の評価証明書を、

本来なら令和6年分をつけねばならないのが、うっかり古い令和4年分(実家から持ってきた物)のを付けて申請してしまったのですね。

それ故、発布する印紙も追加が出るわけで、 申請書も修正が必要。

しかし・・・・・・ たった二年の間に評価が約600万円も上がっていて、実売価格だと約1.2~1.5倍も上がっている

なのですけど、そんなに実家の周りの土地価格は価格上昇しているんだと・・・思ってしまいます。 冷や汗

 

補正が終われば、次は納車予定のキャンピングカーのお店に直行。

行くことはあらかじめ伝えてあったのですけど、すでに整備に入っていて、工場に車は鎮座中。

 

現車を初めて見る娘と家内ですが、今ウインドサーフィンカーになっている、マンボウ号との色々な違いに感心しまくり。

ほぼフル装備車なのと、その車内の広さ故ですが、全然サイズが違いますので、当然というか(笑)

 

さて、それが終わると、今度は幕張メッセを目指して一直線。

ただ、船橋市内当たりで渋滞に引っかかり、目と鼻の先の会場になかなか到達できない。

途中のコンビニでお昼を買って車内で食べ、付いたのは1時近くで、何やかんやで1時過ぎに入場。

 

今回のキャンピングカーショウは、ブーム中という事も有るかと思いますが、 会場がさらに広くなり、

年々拡大しているな~と(汗)

ただ、今回は平日狙いですから、土日のような異常な?混みというのが無くて、スムーズに各ブースを見て回れます。

出展車を見ていて思うのが、一時はやたらと流行った軽ベースのキャンピングカーが減り、ハイエースは僕の大嫌いな、ド派手ケバケバの

サロンカーがほぼ全滅。 ザマーミロ!!

両方とも以前より進化して、軽はルーフが持ち上がるタイプが増え、ハイエースタイプはお決まりのレイアウト+方向性の多様化

に対応したタイプに変化がしたのが多数でした。

 

キャブコンは、 リアエントランスタイプとサイドエントランスタイプは当然ですけど、 リアエントランスタイプはほぼ同じレイアウト。

サイドエントランスタイプは、恒例のダイネット、キッチンとマルチルーム、リアに二段ベッドの構成が大半を占め、そのリアの二段ベッドの下半分が大規模収納という形が大半。

 

車体の効率と載せる荷物の多様化等に対応しているわけですね。

今回、異常?に目立ったのが外車ベースのキャンピングカーで、大半がフィアットベース。

日本製のキャブコンは国内の道路事情やキャンプするための環境、使い心地含めてかなり実用的に出来ているし、バンクのある

クラスCタイプが大半なのに対し、

フィアットベースのキャンピングカーはクラスA型が多く、 ただ、ベース車である頭のデカさから、その車体の長さに対して

キャビンは狭い。

また、レイアウトが日本のキャブコンみたいに”これが良い!”という感じみたいな物が全く無いので、ビルダーは全くこだわり

無くそれぞれに個性的な車内を造り上げていて、ただ、その車体の大きさや重量に対し、2200ccのエンジンて・・・・・

という感じ。

収納とかも全く考えているとは思えないし、正直なところ、どれも”ゴミだな”と思うのが僕の正直な感想。

 

内部の造は派手ですが、どれも実用にならないし、意味不明なレイアウトもあったり、以前のサロンカー欧州版到来という感じかな。

ほぼ2千万円という価格を考慮してもやはりゴミそのものだろ? 

 

多分ですけど、キャンピングカーブームに乗っかった、お金持ちがこれ見よがしに購入するんだろうな~  タワマンとほぼ同じ思考だよなと。

これってほぼ悪口になる訳ですけど、数台見たらもう他の車は外から見るだけで、中に入る気すら起きません。

 

部品の供給はどうなんだろ?と思うのですけど、 長い夏休みとシエスタの国ですので、 旅行に行った先でエンコでもしよう物なら、

レッカー移動から始まってどこぞの整備工場での修理完了まで数ヶ月消費。

そしてハイエナの群れのごとく色々な理屈を付けて”お金をむしり取る”のが目に見えていて、本来は家であるはずが、

これでは家では無くて”見栄”だよなと 爆笑!!  おバカですので容赦してください。

まあ、自分には何の関係も無いタイプの車な訳です。

 

会場自体は広く、一応さらっと見たのも含んで、大体会場全部を歩きましたけど、目立っていたのがナッツ、バンテック、フジカーズ、

ほか此処ってどこだっけ?といういくつかの老鋪ビルダーが大きなスペースを占拠。

そのブースの大きさで、業界の勢力図がもろに判ります。 

全体的に見ていて言えるのが、その価格のすごさ。

キャブコンを例にしますが、以前のブーム前は、ビルダーさんも700~800万位を主力において、1000万円超えるのは

フル装備のハイグレードクラス。、 そうで有りながら400万円台の車も企業努力として置いていた。

今回は 1000~1200万円が主力(普通)で、 800万円が低価格帯、 高級車になると1500万円とか、

皆さんお金持ちでゴンす! と関心。

 

こうした価格の上昇はどこから来ているのか?というなら、ほぼ電装関連のグレードアップかと思われ、キャンピングカー最大の問題である、

電力供給に重点を置いて、夏場にエアコンが稼働できる事を普通にしています。

 

以前は、どれだけ電力を使わないで快適性を追いもとめるのが普通だったのに対して、今はほぼ完全に家をそのまま車内に再現することに

趣が置かれ、ただ、それによる騒音などの問題から以前の発電機の搭載は実を潜めてしまい、代わりに台頭しているのがリチュームイオンバッテリー。

ただね~、以前は発電機がシステム的に50万円という感じなのに対して、車の価格を考えるとボッタクリだよなと思う。

 

市販品で構成すると考えてですが、リチュームイオンバッテリー自体は500Ah位で20万円、それを充電するシステムが5~10万、

電力をDCからAC100Vにして供給するインバーターは10万円、その他補記類で10万、合計50万円構成は可能と僕は見ていて、

 

ところが、この”システム搭載”という形での価格を、大体300万円としておそらくビルダーは価格に含ませているのではないか?

電気という一般の方にとって難しく感じられるのを逆手にとっているわけで、

卸価格でシステム構成したとして50万では無くて25万程度だし、5万円のエアコンを車内に搭載して、後付けで30万円だし。

そうなると、270万円~約300万円は利益????

ただね~、電気が専門の自分からすると、電装システムは複雑化すればするほど、のちのメンテナンスで莫大な費用を要求されるのが、

当然なんです。

システムがいわゆるビルダーにとってのオリジナル構成になればなるほど複雑。

その分、その一部が壊れただけで、実際には数千円程度で修理できるものが、平然として10万円とか請求来る。 

バッテリーとかも市販の物に交換できる様になっていれば良いですが、販売時にその特殊性と高性能をうたい文句にしているので、

お客さんが他のバッテリーに交換しようとすると、性能が大きくダウンするとか、一切保証しないとか、何やかんや屁理屈をぶっ込んでは、

ボッタクろうとするのは目に見えている。

難しい電気システムを隠れ蓑にした、ボロ儲け商売なわけです。

 

システムが、 走行充電器(ソーラーと外部電源入力可能)、バッテリー、インバーターといういわゆる三点セットでそれぞれ別体で構成されて、余計な高性能システムでない場合は、それぞれ単体交換で済むし、故障原因の追求や修理、交換も簡単なんです。

 

知り合いに電気に強い人がいれば修理とかも出来てしまいますので。

 

あと、どんなに大きなリチウム電池も、 放電すればそれを補わねばなりません。

自宅の感覚で豪勢に電力を使用すれば、当然その充電には時間が掛かります。

ですので、外部電源が無い場合、電力をつかった翌日には充電するに満足な時間の走行が必要となります。

500Ahのバッテリーを50A(約600W)の走行電力で充電すると約10時間、大型オルターネーターで100A(1200W)で充電しても5時間、

実際には連続走行していないので、この倍程度の時間を見る必要が有ります。

あくまで、自分の場合(予定)ですが、搭載するバッテリーは リチュームイオンバッテリーの500Aクラスを予定していますが、

構成は至ってシンプル。

そして、今回中古で車を購入するに重視した点は発電機がある事。

バッテリーだけに頼らず、基本的に発電機にて大きな電力をまかない、例えば泊まった場所が静かなところで、発電機が使えないのなら

バッテリーを使用。

その翌日に車を移動させたりしたときに、短時間での移動でも全く影響を受けないのが、日中の観光中に発電機から充電できるから。

次の停泊地がやはり静かさを要求されるなら、又バッテリーだし、 高速道路のサービスエリアとかだったら、発電機。

外部電源のあるところなら、そこから電力をつかってバッテリーオンリーというのは全く無い。

そうした視点で考えているのですね。

 

キャンピングカーは家と同じで、 やはり生活するにエネルギーの供給は必要ですから、それが一時のオール家電みたいな構成になっていると、あの東北大震災みたいに、設備が全く何も使えないという悲惨な自体や、極めて制限される事態に追い込まれる事になります。

エネルギー源はいくつもある方(選択可能)が良く、キャンピングカーなら、ソーラー、外部電源、バッテリー、発電機、ガス等、

多岐に渡る選択肢があるほうが良いのです。

と、まあ、うんちくを長々と書いてしまいましたけど、これはあくまで自分の話です。

 

なので、そうでない構成を批判する事は無く、それぞれのオーナーさん達がそれぞれの乗り方や、使い方、そして財布事情をふくんで快適なキャンピングカーライフを送れれば良いのでは無いかと思います。

そんなわけで、キャンピングカーショウの日記でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。