昨年の秋頃から漏水が始まり、 「寒い季節にやりたくなんぞ無いわいな!」 とそのままホッタラカシ。
でもって、 春が来て「風強いからやりたくない!」 と、理由付けして逃げるのが 翔流 (笑)
た~だ、梅雨になれば屋根の上の作業は危険すぎるし、 真夏になれば今度は「暑くてたまらん!」 ので、ようやく重い腰をあげて
作業開始しました (笑)
太陽光集熱板と上部の温水タンクを接続する蛇腹ホース4本は 2011年(ブログから)に、純正のホースから長府製作所の物(互換品)に交換済み。
その少し後、今度はフロート取水部の蛇腹が破損して水が取れなくなり、交換。
ただ、その時にフロートアッセンブリーは換えたんですけどね、 グロメットは前のをそのまま流用したので、今回の水漏れはほぼ間違いなくそこから。
屋根に登ると何時も思うんですけど、 落ちたら即死。
なので、 ソーラーのフレームにロープを結び、それを体に結んで(下の写真の赤丸部分に反射しています)作業します。
ハッ!! とした時に掴める事と、落ちない程度でよいので、 ただの普通ロープなんですけど、 本当なら安全帯とか使えばBEST
ただ、高いんですよね・・・・ 10年に一度くらいの作業では買う気にならない。
修理ですが、まずは水漏れしてそう確率100%の本体左パネルを開けます。
パット見、 大丈夫そうに思えるんですけど、 水色矢印部分に漏れの痕跡らしき後があります。
グロメットを引き抜き、フロートの蛇腹のクランプをはずし、フロート本体全体を引き抜きます。
今回はそれも交換です。
グロメットを外してみたら、しっかりと穴が開いていた。
実は気づいたときにはかなり漏水量が多くなっていて、それ気づかずに結構無駄な量の水をながしてしまったんです。
裏替えしてみると、内側のゴムが腐食してボロボロ。
この部分は前回のフロート交換時にそのまま交換せず、そのまま純正品を再利用したと上に書きましたけど、多分ソーラー設置から20年程度経っています。
以前見たときはまだ大丈夫に思えたのですけど、 やはり寿命はやって来ます。
今回、このグロメット含めてフロート全体を交換すれば水漏れ修理は完了なのですが、
ついで?なので、 蛇腹ホース4本の様子を見て、必要なら交換します。
作業はパネル強化ガラス(赤矢印)に腹ばいとなるので、本体左右にある黄色丸部分の取っ手にロープを結んで、それを足場にします。
このパネルの固定金具部分にも脚をかけられますが、 つま先がほんの少し引っかかる程度で、いかんせん危ないですから。
集熱パネル板とタンクを結ぶ蛇腹ホースは4本有り、 さらに左側にもう一つ、蛇腹ホースがあるんです。
手元にある新品の蛇腹ホースは4本しか無く、今回は、約10年ほど前に交換したホースの状態を見て、 劣化が進んでれば、4本とも全部交換。
そうでも無ければ、特に交換はしません。
ただ、 この4本以外にのその左側のホースが問題で、これは一度も交換していませんから、 次に水漏れの可能性が極めて高い。
なので、これは必ず交換という感じです。
水色のが前回交換したホース。
他のホースと全く見た目が同じなのですが、これが見当違いであとで大変?なことに・・・・
まずは前回交換したホースですが、内側に不純物の蓄積と少しだけ劣化が見られる物の、 互換品の(長府製)このホースは純正品のペラペラ品全く違い肉厚があって丈夫。
このまま十分先まで使えると判断できたのですが、 外してしまったこの一本は痛みが出る可能性があるのと、せっかくなので交換しますが、他の3本はそのままにすることにしました。
で、もう一本有るやっかいな蛇腹ホースなんですけど、 外すのがとにかく大変だったのですが、固着が酷いために、カッターで切り、ペンチでむしり取って外しました。
正直、何の為のホースか判りませんが、 プラグで塞がれた部品に接続されているので、温水の取り出しかなんか?かなと・・・・
内部の状態はそんなに悪くは無く、多分お湯が流れない為かと思いますが、切ってしまったので交換。
で、問題発生。
ホースの両端の差し込む部分の径が、 他のホースと違って異径ではなくて、同一径(左右とも内径25mm)だったんです。
これが大問題。
購入した互換品は 異径 (片方内径25mm、もう片方内径34mm)で、ネットで同径のタイプを探してみたところ、全く存在せず、どうすることも出来ない。
一応ガバガバながらも挿し込んでクランプして、試しに水を入れたらダダ漏れ ぶぁはははは!
この段階で作業はストップ。 くそ~~~~~!
続きは明日になるかな。
適合するホースを探すか、何か工夫してやるしか有りません。
今日の作業は終了~!!