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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TO, FOR(2)  

2014-07-11 10:44:10 | F

 デイビッド・セイン『ネイティブが教えるほんとうの英語の前置詞』の使い方は、すでに紹介したが、

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20140623   

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20140622  

翻訳をしたり、英文ライティングをしていると、toとforの使い方で悩むことがよくある。

 そんなときに、この1冊が大変頼りになる。  

 今日のGetUpEnlishもこの本から「対象」を表わすto とfor の違いを紹介する。  

 デイビッド・セイン『ネイティブが教えるほんとうの英語の前置詞』に、次の記述がある。

〇Practical Example

 非ネイティブは、「…に」と対象を表わすto とfor をよく混同するようです。間違えやすいのは、反応・関連を表わすto と、そして利益を受ける対象・受け取る対象を表わすfor(83 ページ参照)です。この2つの使い分けは、ルールを理解するより、感覚的に覚えるのがいいでしょう。インターネット検索結果も示しました。 次の例文で、適切と思われる前置詞を選んでください。

 1. She’s good [for / to] me.(彼女は私にやさしい)    

    ↓

  ○ She’s good to me. 6,080,000

 △ She’s good for me. 5,180,000

 どちらも英語として自然ですが、She’s good for me. は「彼女は私のためにいい人だ /彼女は私にはいい影響がある」というニュアンスになるため、ここでは △ となります。 good to me は、「私にとって」と自分との関連を表わし、She’s kind to me. と言い換 えることもできます。

●Extra Point

 Good for you.(よくやった)という言い方なら問題ないが、対象が自分以外の場合には、forよりtoが自然になる。

◎Extra Example

 "My brother may be a slob, but he's very kind to me."

 "I know, Hana."

 「兄はそこつ者かもしれませんが、わたしにはとてもやさしいんです」

 「はなさん、わかっているわ」

 デイビッド・セインほか著『ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方』、ぜひ1冊そろえておきたい。  

 英文ライティングにも、英和翻訳にも役立つ。  

 http://www.amazon.co.jp/dp/4327452629

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