GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TRIP SOMEONE UP, MAKE SOMEONE LOOK BAD

2023-01-31 07:03:35 | T

「人の揚げ足を取る」は英語で何と言えばよいか?

 今日のGetUpEnglishはこれについて考えてみよう。

 trip someone upで表現できる。

tripは「つまずかせる」だが、upをともなって「揚げ足を取る」の意味で使われることが多い。on a slip of the tongue(言葉尻をとらえて)を足せば、いっそう感じが出るだろう。

○Practical Example

「あの男はSNSでいつも人の揚げ足を取ってばかりいる。みんなに嫌われるのも無理ない」

 The gay is always tripping people up on slips of the tongue on his SNS . It's no wonder everyone hates him.

●Extra Point

  もっといやな言い方をしたければ、make someone look badと言い方をすればよい。

◎Extra Example

「人の揚げ足を取るような言い方はやめたほうがいい」

 You need to stop trying to make people look bad

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ATROCIOUS

2023-01-30 00:13:23 | A

 atrociousは、「恐るべき、身の毛のよだつような」

 今日のGetUpEnglishはこの怖ろしい語を学習する。

『ルミナス和英辞典』に、この怖ろしい用例があった。

○Practical Example

"In the Edo period, atrocious murderers were beheaded and their heads were displayed on the gate of the prison."

「江戸時代には極悪な人殺しは打ち首となり、その首は獄門にさらされた」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

"We should demand an apology from the entire staff for atrocious treatment of the children."

「子供たちに対して残虐な扱いをした全スタッフに謝罪を要求すべきだ」

☆Extra Extra Point

  ひょっとして、わたしのことか?

★Extra Extra Example

"He speaks English with an atrocious accent. " 

「あの人のおそろしくなまりのある英語を話す」

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LULL

2023-01-29 00:08:54 | L

 lullは、「[しばしば a ~] (活動などの)一時的休止(期間), とだえ; なぎ, 小やみ」(コンパスローズ)

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical English

“During a lull in the discussion, Scott Lang came in with a novel idea.”

「討論が途絶えたとき、スコット・ラングが斬新な考えを持ち出した」

 この場合のcome inは、「討論に加わる、話に入り込む」。

●Extra Point

 複数形でも使われるので、ご注意。

◎Extra Example

"I'm afraid I may have sprained my ankle."

"Why don't you go see a doctor during one of your work lulls?"

「足首をねん挫したかも」

「仕事の合間に病院に行ってくれば?」

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ジョリーの名言1

2023-01-28 12:13:47 | How to Be Human

 上杉隼人/GetUpEnglishのTwitterで

 https://twitter.com/GetUpEnglish

 本日より、ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(上杉隼人訳、文藝春秋)からジョリー・フレミングの言葉を毎日ひとつずつ紹介します。

 ぜひ「#ジョリーの名言」でチェックしてみてください。(リツイートもよろしお願いします!)

 本日の言葉はこちらです。↓

 https://twitter.com/GetUpEnglish/status/1619170327199911936

 上杉隼人/GetUpEnglishのTwitterで

 https://twitter.com/GetUpEnglish

 のフォローもどうかよろしくお願いします。

 

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NOT SAY BOO

2023-01-28 06:37:45 | B

 booは「ぶー! という声, ブーイング」であるが、not say booで「一言も言わない」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

"You didn't say boo to me about going to your mother's this weekend."

「週末に旅行に行くなんて、ママ、聞いてないわ」

●Extra Point

  似たような表現に、wouldn't [couldn't] say boo (to anyone [a goose])(ひどく気が弱い、とても内気である)がある。

◎Extra Example

"Steve Rogers cannot say boo to a goose."

「スティーブ・ロジャースはまったく弱虫だ」

 wouldn't [couldn't] say boo (to anyone [a goose])はGetUpEnglishでいつかさらにくわしく紹介したい。

 

 

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LET’S JUST SAY

2023-01-27 07:40:52 | L

  Let’s just sayは「… 単に…とだけ言っておこう」、「たとえば~ということになるだろうか」。くわしいことは話したくない時に使われる。

今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

“Who did you hear that from?”

“I can't tell you his name. Let's just say it was from an interested party.”

「その話は誰から聞いたんだ?」

「名前は言えないが、ある関係者からだ」

●Extra Point

 次のような言い方もする。

◎Extra Example

 "Let’s just say she wasn’t very pleased about it."

「うまく言えないのだが、彼女はそれをうれしいと思っているわけじゃない」

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TO NAG (AT)

2023-01-26 07:47:34 | N

 動詞nagは「がみがみ小言を言う[言って悩ます] 」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

"Wanda nagged her kids about their behavior."

「ワンダは子供たちに素行が悪いとがみがみ小言を言った」

●Extra Point

 nag atの形で「 (心配事などが)つきまとう」の意味でも使われる。

◎Extra Example

"The suspicion that my wife was cheating on me nagged at the back of my mind."

「妻が浮気をしているのではないかという疑いが心の奥で絶えず私を悩ませた」

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(JUST) FOR THE HELL OF IT

2023-01-25 08:37:57 | H

 (just) for the hell of itで、「面白半分で、いたずらで、何となく、気が向いて、これという理由もなく、気まぐれで」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

 justは省略されることもある。

○Practical Example

"I didn't mean to hurt her feelings. I only told her for the hell of it."

「彼女の気持ちを傷つけるつもりはなかったんだ。なんとなくあんなことを言ってしまったんだ」

●Extra Point

  現在翻訳中の本にこの表現があった。

◎Extra Example

"So don’t play devil’s advocate just for the hell of it."

「よって、何でもいいから面白半分に反対するようなことがあってはならない」

 play (the) devil's advocate は、「《議論を活発にするために》わざと反対の意見を述べる」(リーダーズ)

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We can build a better community together.

2023-01-24 08:33:27 | How to Be Human

 明日、ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文藝春秋)が刊行となる。

 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916538

 刊行にあたってPR動画も制作した。

 https://www.youtube.com/watch?v=s_At-2d2BYs

 本日のGetUpEnglishはこの動画の最後に出てくるジョリーのメッセージを紹介する。

We can build a better community together—one that expresses more love and care that’s a part of our human history and less of the bad things that have occurred in the world around us in the past and are happening today as well.

人間の歴史の一部である愛とケアにあふれ、これまで僕らの周りで起こってしまい、今も世界のどこかで起こっている悪いことはほとんど見られない社会。

そんなすばらしい社会を僕らは一緒に作り出せるのです。

 ダイバーシティがあたりまえになった今だから読みたい一冊。(The book should be read now when diversity is considered to be everything in our life.)

 副題に「自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方」があるように、ジョリーは「この世界」、すなわち「定型発達者が普通であると考えている世界」で生きていくために、いろんな苦労をしてきたし、これからもそうだろう。そんな彼の考え方と脳の動きが、自閉症である本人の口から聞くことができるのが本書の最大の魅力だ。これまでこうした本はなかった思う。 

 ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』を、多くの方に手に取っていただけたら、すごくうれしいです!

 ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(上杉隼人訳、文藝春秋)

 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916538

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NEVER MIND

2023-01-23 08:44:48 | N

 never mind「~を気にするな」であるが、接続詞的に、「~はおろか、もちろんのこと、~は言うに及ばず」の意味で使われるので注意しよう。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

"Sunday is the day when I am most busy. I don't have time to eat dinner, never mind trasnlate."

「日曜日がいちばん忙しい。翻訳するどころか、夕食をとる時間もない」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

“After spraining my ankle, I can’t even walk, never mind work out at the gym.”

「足首を捻挫してしまい、ジムトレはおろか、歩くことさえできない」

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SIGINAL, RECEPTION

2023-01-22 08:12:18 | S

 「携帯、スマホの電波がよく入る」はどう表現すればよいか?

 今日のGetUpEnglishは表現を考えてみよう。

○Practical Example

「電波状態がよい場所に移動する」

“I will move to somewhere with better reception.”

 あるいは、

 “I want to go somewhere where you can get a better signal.”と言ってもいいだろう。

●Extra Point

  外での「歩きスマホ」はもってのほかだが、室内でもよい電波状況を探して動くときはくれぐれも注意しよう。次のようなことになりかねない。

◎Extra Example

「電波がうまく受信できなくて、家の中でよく入る場所を探して動いてから、段差につまづいて足をくじいてしまいました」

「言い訳はいいから、さっさと仕事を進めてください」

“Since the signal was poor there, I was finding a better reception and moving in my house, I fell over a step and sprained my ankle.”

“Forget the excuses. Just get to work.”

 実際そうなってしまった。

 どうか皆さんもご注意ください。

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『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』2023年1月25日発売!

2023-01-21 17:46:03 | How to Be Human
『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』
ジョリー・フレミング
リリック・ウィニック
上杉隼人[訳]
文藝春秋

1月25日刊行!
https://twitter.com/bunshun_honyaku/status/1615636864626458624
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916538

著者にインタビューし、PR動画も作りました。
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PR Video
https://www.youtube.com/watch?v=s_At-2d2BYs

An Interview with Jory Fleming by Hayato Uesugi
https://youtu.be/hpZwF7pivCo

Jory Fleming talking about the Sagamihara stabbings
https://youtu.be/nbOpu5wtBaM
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よろしくお願いします!
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BRISTLE WITH

2023-01-21 08:37:47 | B

 bristle with somethingで、「(剛毛・とげ・植物・細長い物など)が密生する、林立する」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

 自動詞として使われる。

○Practical Example

"The mountain side bristled with tall pine trees."

「山の斜面には高い松の木が林立していた」

●Extra Pont

「(圧倒されるほど)~であふれ返っている、~が(ものすごく)たくさん並んでいる」の意味でも使われる。

◎Extra Example

"The walls of the professor's office bristled with foreign books."

「教授の研究室の壁は洋書がおそろしくたくさん並んでいた」

☆Extra Extra Point

「(怒りなど)をあらわに示す、顔に表す、(怒りなど)でむっとした表情になる、かっかする、憤然とする」の意味でも使われる。

★Extra Extra Example

"Citizens were bristling with indignation over  amendment of the Constitution."

「憲法改正に憤慨し、市民たちは怒り心頭に発した」

 

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SILVER BULLET

2023-01-20 07:40:03 | S

 silver bulletで「(病気・問題解決の)特効薬」。

 魔物を倒すには銀の弾丸に限るとの俗信から来ている。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

"Having a mentor is exciting but it's not a silver bullet for success."

「メンターを得られたのはうれしいが、それで成功が約束されたわけではない」

●Extra Point

  Asahi Weekly, January 15, 2023の和田明郎記者のPhrase It Rightにこの表現があった。

◎Extra Example

"There is no silver bullet that would help you become proficient in English overnight.  You just can’t twiddle your thumbs, expecting to get a study tool that works magic on you."

「急に英語がうまくなる特効薬はない。何もせずに魔法のような教材が手に入るわけがない」

 twiddle one’s thumbで、「何もしないでいる」

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THE SCALES DROPS FROM ONE’S EYES, SEE THE LIGHT

2023-01-19 08:46:37 | S

「目から鱗が落ちる」を英語で何と言うか?

 本日のGetUpEnglishはこれについて考えてみよう。

 英語にも「鱗」(scale)を使った表現がある。the scales drop from one's eyesだ。

 聖書(使徒行伝)に次の言い方がある。

 The scales fell (off) from his eyes. 彼の目からうろこが落ちた。

 the scales drop from one's eyesは「誤りを悟る、迷いからさめる」の意味で用いられる。

○Practical Example

As Tony Stark met his Waterloo at the hands of Thanos, the scales dropped from his eyes. He realized that he needs more powerful Iron-Man suits.

「サノスに大敗を喫したことで、トニー・スタークは目から鱗が落ちた。さらにアイアンマン・スーツを強化しなければ」

  meet one’s Waterlooで、「敗地にまみれる、大敗北を喫する」。

Extra Point

  同じくsee the light(突然理解する、悟る、改宗する)の意味でも表現できる。

◎Extra Example

"Ken had always thought that a man should be resilient, but after he started to read an article on a man and his weakness, he saw the light."

「健さんは常日頃、男はタフでなければいけないと思っていたが、男と男の弱さに関する記事を読むに至って、目から鱗が落ちる思いがした」

 

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