perseveranceは「忍耐力」。 これはぜひ覚えておきたい表現だ。今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Great! You’re doing a good job, Yuri."
"Thank you very much. The perseverance I developed at the company I previously worked for made me believe that I can do anything if I put my mind to it."
「すごい! 君はいい仕事しているね、有里」
「ありがとうございます。前の会社で忍耐力というものを身につけましたから、全力で取り組むことで、なんでもできると思えるようになりました」
●Extra Point
厳しい時代だからこそ、忍耐力が評価されるべきです。
◎Extra Example
"I failed to realize the desired result."
"You are to be commended for your perseverance, Matsushita-san."
「期待された成果を上げることができなったよ」
「松下さん、あなたの忍耐力は評価されるべきです」
thingにはいろんな意味があるが、口語表現では「特別な(好悪の)感情、こだわり、一種病的なもの」という意味で用いられる。
これはto have a thing about…(……をばかに好む[嫌う、恐れる]、……にうるさい)という形で使われるが、「病的な愛情」なのか、「嫌悪」なのか、状況によって判断しなければならない。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"The student seems to have a thing about germs."
"Yeah. He is always washing his hands in the bathroom near the reading room on the four floor."
「あの学生はバイキン恐怖症のようだ」
「4階の学生読書室の近くのトイレで、いつも手を洗っているよ」
●Extra Point
では、もう一例。やはり基本的にネガティブな意味で使われることが多いようである。
2010/09/24のGetUpEnglishで紹介したhang(-)upに近いと思う。
http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20100924
そして強調するときは、a real thingと表現される。
◎Extra Example
"Aretha has a real thing about flying."
"I know. She has never been anywhere abroad."
「アレサは大変な飛行機恐怖症だ」
「知ってる。外国には一度も行ったことがない」
to steer clear of…で「……を避ける、……に関係しない」。
to steer「(船の)舵をとる、(自動車・飛行機などを)操縦する」、clear of…は「……をさけて」。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
"You'd better steer clear of those rocks."(あの岩にぶつかないようにしろ)という意味でももちろん使われるが、「人を避ける」という意味で日常的によく用いられる。
○Practical Example
"I'd advise you to steer clear of Kagawa. He spells trouble."
"Yes, I think I should stop seeing him."
「賀川は避けたほうがいいな。面倒をよく起こす」
「ああ、付き合うのをやめようと思う」
●Extra Point
「話題などを避ける」の意味でも使われる。
◎Extra Example
"In conversing with Olivia, it’s better for you to steer clear of her physical condition."
"I know. She'll be off on a boring account of her illness."
「オリヴィアと話すときは、彼女の体調のことは避けたほうがいいわ」
「知ってる。自分の病気について延々退屈な話を始めるのよね」
inveterateは実はあまり使われることのない語かもしれない。けれども、ネイティブとの会話ではときどきこの語が出てくるので、ぜひ覚えておきたい。
今日のGetUpEnglshでは、この語を学習しよう。
inveterateは、やはりけなす意味を込めて「(病気・習慣などが根深い、頑固な)「慢性の、 常習的な」という意味で使われる。
○Practical Example
"Isao is an inveterate liar."
"Don't trust a guy like him."
「伊三郎は根っからのうそつきだ」
「ああいうやつは相手にするな」
●Extra Point
次のような形で使われる。
◎Extra Example
"Suzanne had an inveterate hostility to country Boys."
"But she married into a family of bumpkins from the mountains of Gumma. And I hear she lives happy with her family now."
「スザンヌは田舎者に対して根強い敵意を抱いていた」
「でも、群馬県の山間部の田舎者の家に嫁に行った。そして今は家族と幸せに暮らしているそうだ」
aboveboardは、「公明正大な[で、に]」。トランプで手をテーブルの下に入れないことから生まれたといわれる表現。
above boardと2語でつづられることもあるが、1語で書かれることが今は多いと思う。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"There was nothing strange about the deal, Mr. Sun."
"Exactly. Everything was aboveboard."
「孫さん、取引はすべておかしなことはありませんでした」
「いかにも。すべて公明正大でした」
●Extra Point
「正々堂々」というときは、よくopen and aboveboardという言い方が使われる。この表現はぜひ覚えておこう。
◎Extra Example
"Nobuo is always open and aboveboard."
"Yes. We can trust him completely."
「伸雄はいつも正々堂々としている」
「はい。あの人は完全に信用できます」
fastidiousは「きちょうめんな、潔癖な」。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Nakata is a fastidious man."
"Yes. He always keeps his desk so neat."
「中田はきちょうめんだ」
「ええ。机の上をいつもきれいにしてるよ」
●Extra Point
時に軽蔑の意味を込めて使われることもあるので、注意。
◎Extra Example
"Eri's really fastidious, isn't she?"
"Yes. She is very scrupulous about cleanliness."
「エリはほんとに潔癖症だね」
「ああ。とても潔癖だよ」
scrupulousも「きちょうめんな」という意味で用いられる。
hangup, あるいはhang-upは、「不安の種」「取りつかれた妄想」。これはアメリカの俗語としてよく使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。 to have a hang up about…(……にこだわり[悩み]を持っている)の意味でよく使われる。
○Practical Example
"You know, Rika’s got a real hangup about you, Jo."
"Yeah, we hear you’ve done a real groovy job on her."
「いいかい、ジョー、理香はあんたのことで頭を悩ませているんだぜ」
「ああ、あんたがあの娘にイカしたことをしたって聞いてるぜ」
●Practical Example
では、もう一例。次のような状況でも使われる。そしてhang-upとつづられることもある。
◎Extra Example
"Your wife seems to have a hang-up about her mother-in-low."
"I hoped that they would get along with each other."
「奥さんはしゅうとめさんにわだかまりがあるようだね」
「二人がうまくやってくれることを願っているよ」
to toil awayは2009/08/08のGetUpEnglishで紹介した。
今日のGetUpEnglishでは、それに近いが、to toil atとto toil overという表現を紹介する。
to toil atで、「骨を折って働く、一生懸命に仕事をする」。
まずは、この表現から学習しよう。
○Practical Example
"From 9 to 5, Etsuko toils at a small trading company, doing clerical work and managing accounts."
"We’re counting on her."
「9時から5時まで、悦子は小さな商社で、事務や庶務の仕事をしている」
「おれたちはみんな彼女を頼りにしている」
●Extra Point
つづいて、to toil overという表現を。
◎Extra Example
"Every year, we spend long hours toiling over our income-tax form, Takahashi."
"We must change everything, Satoko."
「高橋さん、毎年、わたしたちは確定申告書を作成するのに長い時間を費やさなければならないのよ」
「智子、すべてを変えないといけない」
to parlayは、「(資金・才能などを)(大きな利得・富を得る手段として)利用する、活用する」。
to parlay… into…の形で使われることが多い。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Akiko parlayed her knowledge of Japanese language into the job of top lecturer at the Japanese language school."
"Yes. She is indeed the best teacher of Japanese in Australia."
「章子は日本語の知識を生かして、あの日本語学校でトップ講師として職を得たんだ」
「ええ。あの人は実際、オーストラリア最高の日本語教師よ」
●Extra Example
では、もう一例。
◎Extra Example
"Naoko formally worked a side job and parlayed her experience into a career as a translator."
"She has now more than ten published translations."
「尚子は前はアルバイトをしていたが、経験を生かして翻訳者として活躍するようになった」
「今では10冊以上翻訳書を出している」
out of hockで、「質から出されて」という意味で使われる。hockには「質」の意味もあるが、「質から出す」というときは、pawnではなく、このhockが使われることが多いようだ。
今日のGetUpEnglishでは、このout of hockという表現を学習しよう。
○Practical Example
"I must get my iPad out of hock. I hocked it for ¥30,000."
"It’s too late, Nakahara."
「iPadを質屋から戻さないと。3万円で入れたんだ」
「中原、もう遅いよ」
ご覧のように、hock(質に入れる)は動詞としても使われる。
●Practical Example
では、もう一例。
◎Extra Example
"You should get your Kindle out of hock soon."
"Hurry up, Ryunosuke. Unredeemed items become the possessions of the pawnbroker."
「君のキンドルをすぐに質から取り戻さないといけない」
「龍之介、急いで。質流れ品は質屋のものになってしまうよ」
right and leftは「右に左に」であるが、「そこにもここにも、いたるところに、あちこちで」、さらには「何やかやと、片っ端から、次から次へと」いった意味でも使われるので、注意が必要だ。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
まずは、「右に左に」の意味から。
○Practical Example
"The starting pitcher of the Giants seems to be tired."
"Yes. The batters of the Dragons began hitting his pitches right and left."
「ジャイアンツの先発投手は疲れているようだ」
「そうだな。ドラゴンズ打線が右に左に打ち始めた」
●Extra Point
「片っ端から」という意味でも使われる。
◎Extra Example
"At the Louis Vuitton shop at Ginza, Suzanne bought things right and left."
"She has a great financial supporter."
「銀座のヴィトンで、スザンヌは片っ端から品物を買った」
「彼女はすごい金づるをつかんだんだ」
☆Extra Extra Example
状況によっては「次から次へと」という意味で使われる。
★Extra Extra Example
"With characters in the Resident Evil series dying off right and left, why wouldn’t you bring back one of the few survivors?"
"Milla Jovovich has now come out and confirmed that lovely Sienna Guillory will indeed appear in Resident Evil: Afterlife as Jill Valentine. Milla tweeted this today."
「『バイオハザード』シリーズでは登場人物が次々に死んでいくんだから、数少ない生存者をもう一度出したらどうだろう?」
「ミラ・ジョヴォヴィッチは、『バイオハザードIVアフターライフ』にすてきなシエンナ・ギロリーがジル・バレンタイン役で戻ってくることを発表したよ。ミラが今日ツイッターでそうつぶやいたんだ」
シエ ンナ・ギロリー演じるジル・バレンタインが『バイオハザード』に復活!
これは楽しみですね。
ostensibleは「表向きの、うわべだけの, 見せかけの」。
今日のGetUpEnglishでは、この単語の使い方を学習しよう。
○Practical Example
"The purpose for our tour of Kumamoto in December is to make an intensive investigation into the incident."
"I know it’s ostensible purpose. What for do you want to go there?"
「12月の熊本旅行の目的は、あの事件を徹底的に調査することです」
「それは表向きの目的だよね。で、ほんとは何しに行くの?」
●Extra Point
不況の時代では、「表向きの仕事」のほかに別の仕事をしている人も増えています。
◎Extra Example
"Two years later, Ryo was making more money from his side job than from his ostensible main one."
"He eventually quit his original job to set up a publishing company, where he now works full time."
「2年後、亮は表向きの本業よりも副業の収入のほうが多くなってしまった」
「そこで本業をやめて、出版社を立ち上げた。今はそこでフルタイムで働いている」
vigorousは「精力的な、強健な」「活気[活力]のある、「活発な」「力強い、勢いのある」。状況によって、意味が微妙に異なるので、注意して使わないといけない。
今日のGetUpEnglishでは、この語を学習しよう。
○Practical Example
"Mick becomes more and more vigorous with age."
"But at his age he shouldn't do vigorous exercise."
「ミックは老いてなお盛んだ」
「でも、やっぱり歳なんだから、激しい運動は控えないと」
●Extra Point
副詞vigorouslyもよく使われる。
◎Extra Example
"Japan national team has been training vigorously for the upcoming match."
"I’m quite sure the team will win."
「日本代表は次の試合に向けて、猛練習している」
「きっと勝つよ」
☆Extra Extra Example
政治もvigorousでないといけません。
★Extra Extra Example
"On Labor Day afternoon in Milwaukee, President Obama finally began to vigorously push the rebuild-America infrastructure campaign."
"Yeah. That is absolutely essential now."
「労働者の日の午後、ミルウォーキーでオバマ大統領は、アメリカのインフラ再生の精力的推進についに着手した」
「ああ、それがほんとうに今必要だ」
mintは「ハッカ」であるが、違う語源で「貨幣鋳造所」の意味がある。そしてこの意味から「巨額(の金)、大もうけ、多大、大」という俗語の意味が生まれた。
今日のGetUpEnglishでは、mintがこの意味で使われる用例を紹介する。
○Practical Example
"Motoo invented a popular electronic game."
"And he made a mint of money by that."
「資生は人気ビデオゲームを発明した」
「そしてそれでぼろ儲けしたよ」
●Extra Example
次のような形で使われる。
◎Extra Example
"To keep the peace with Yukiko, Charo agreed to tunnel under that spot."
"Then he discovered that a tunnel would cost a mint."
「由紀子と平穏を保つために、チャロはその下にトンネルを掘ることに合意した」
「しかし、そこにトンネルを掘るにはとんでもなくお金がかかることがわかったんだ」
☆Extra Extra Point
動詞to mint(大もうけする、がっぽり稼ぐ)も俗語表現でよく使われる。
★Extra Extra Example
"Shizuko really minted the money by translating a popular novel."
"Yes, she made a killing."
「静子はある人気小説を訳して大もうけしたんだ」
「ああ、一山当てたよ」
to make a killingは「大金をつかむ、大もうけする」