GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

SAY WHEN  

2006-06-30 02:10:32 | S

 "Say when."という言い方がどんな状況で使われるか、おわかりだろうか? これはある決まった状況でしか用いられない。誰かに飲み物を注ぐときだけ使われる。相手に飲み物を注ぐときに、「飲みたい量まで注いだら、それで結構と言ってください」という意味で用いられる。

○Practical Example

 "Here's the mineral water, Mary. I'll pour if for you. Say when."

  「メアリー、ほら、ミネラルウォーターだよ。注いであげるから、それでいいというところになったら言ってね」

●Extra Point  

 誰かに飲み物を注いでもらって、もうそれぐらいでいい、と伝えたいときは、ただ"When."と応えればいい。

◎Extra Example

 "Here's the mineral water, Mary. Say when." (pouring)

 "When."

 「メアリー、ほら、ミネラルウォーターどうぞ。どれくらい?」(注ぎ始める)

 「それぐらいでいいわ」

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IT COMES DOWN TO  

2006-06-29 00:00:00 | C

 "It comes down to"で、「(問題・困難などが)……に帰着する、結局……になる」という意味を表現する。日本語の「結局……ということ」にあたるかもしれない。

○Practical Example

 "If you want to study in Scotland, it comes down to how good you are at English. You can't be a student there if you can't follow the lectures."

 「スコットランドで勉強したいなら、結局どれくらい英語ができるかで決まる。講義についていけないなら、あそこで勉強できない」

●Extra Point  

 "It comes down to"のあとに、how, when if, whetherといった疑問詞が付くことがよくある。

◎Extra Example

 "It comes down to whether you can speak English or not. I mean, it comes down to how you communicate in English. That will decide whether you get the scholarship or not."

 「問題は、英語が話せるかどうかだ。英語でコミュニケーションが図れるかどうかだ。それによって奨学金が取れるかどうかも決まる」

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WAY TOO X  

2006-06-28 00:00:00 | W

 wayのあとにtoo bigとか、too muchが付くことがあるが、それによって量や大きさや長さなどが強調される。

○Practical Example

 "One thing I didn't like about Australian restaurants is that the portions are way too big. Now I know why so many people there are overweight."  

 「オーストラリアのレストランで一つ苦手なのは、量が多すぎることね。なぜあの国に太った人が多いのかわかったわ」

●Extra Point

 もちろんway too…で、「小さい」とか「量が少ない」ことも表現できる。

◎Extra Example

 "The pay for the side job at the garage is way too little. I can't live on that amount of money."  

 「あのガソリンスタンドのバイト料はすっごく安い。あんなんじゃやってられないよ」  

 side jobは、「アルバイト」の意味で大変よく使われる。garageは、「車庫、駐車場、ガレージ」ののほかに、「ガソリンスタンド」の意味で用いられることがある。

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IT'S NOT ON  

2006-06-27 00:00:00 | O

"It's not on."という表現には、たくさんの意味がある。もちろん、"The TV is not on."と言えば、「テレビが付いていない」となる。しかし、"It's not on."で、日本語の「(事が)絶対に承知できない、だめで、無理で」に近い意味も表現する。

○Practical Example

 "Look, Giorgio wants me to go to Milan on Sunday with him, but it's not on. I've got too much work."

 「じつはジョルジョが日曜日にミラノに一緒にいかないかと言ってくれているんだけど、ちょっと無理ね。やることがたくさんあるわ」

●Extra Point

 "It's not on."にjustが付いて意味が強調されることがある。

◎Extra Example

 "Nobu asked me to write his English essay for him, but it's just not on. He'll just have to do it himself."

 「ノブに英作文の代筆を頼まれたんだけど、絶対に引き受けられない。自分で書くべきよ」

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TO MAKE IT

2006-06-26 00:00:00 | M

 to make itで、「(首尾よく)到着する、間に合う、行きおおせる、たどり着く」という意味を表わす。この意味で大変よく使われる。

○Practical Example  

 "I ran for the train and just made it before the doors shut."  

 「電車に向かって走って、ドアが閉まる前になんとかすべり込んだよ」

●Extra Point    

 to make itは否定形でも大変よく使われる。その場合は、「間に合わない、たどり着けない」という意味になる。

◎Extra Example  

 "If you leave Kobe at 6pm, you won't make it to the play in Kyoto unless you take the Shinkansen."  

「神戸を6時に出たんじゃ、新幹線に乗らない限り、京都の芝居に間に合わないよ」

☆Extra Extra Point

 to make (it)で、単に「都合をつける、(日時などを)決める、行く」という意味を示すこともある。 

 否定的な意味で使われるものと、肯定的な意味で使われるものと、両方紹介する。

  "Sorry, I can't make the play on Friday. How about Saturday?"

 「申し訳ないですが、金曜日に芝居に行けません。土曜日はどうですか?」

 "I'd love to go to the play. I can't make it on Friday but I can make it on Saturday."

 「芝居はぜひ行きたいです。金曜日はだめけど、土曜日なら大丈夫です」

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MAJOR  

2006-06-25 00:01:00 | M

 majorは「専攻学科、専攻科目」の意味でも使われる。しかし、どうかご注意いただきたい。このmajorという語はよく誤用される。最初に正しい使い方を紹介する。

○Practical Example

 "My major is physics. I am majoring in physics. I graduate next year."

 「ぼくの専攻は物理学です。物理を専攻しています。来年卒業の予定です」  

 to majorと動詞としても使われるが、その場合はto major inと常にinが付く。

●Extra (Very Important!) Point  

 英語でmajorは学生しか使わない。教師がこの表現を用いることはない。これが日本語とは違う点である。日本語では、教師も「ぼくの専攻は……である」「ぼくは……を専攻している」という言い方をすると思う。英語で大学院生や教師や学者がそのように言うときは、fieldを使う。

◎Extra Example

 "Prof. Taniguchi's specialty is physics. His field is physics, and he is very famous in his field."

 「谷口教授の専攻は物理学だ。教授の専門分野は物理で、その分野では名前が知られている」

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コメント誠にありがとうございます(6月25日)

2006-06-25 00:00:00 | コメントありがとうございます!

 Dear Hiroさん、 

 GetUpEnglish2006/06/18のNO WAYに書き込みをありがとうございます。 

 "Go figure!"をGetUpEnglishに喜んで紹介いたします。 

 この短い表現は、最近よく使われるようになりました。特にアメリカではよく使われます。これは"Go figure it out!"を縮めた言い方です。 

 "Go figure!"も、"Go figure it out!"も、「信じられない、わけわかんない、どうなってんの?」、あるいは「いや、びっくりした、まったく思いがけないことだな、参ったな」といった意味で用いられます。 

 例を挙げます。  

 "Rex started up a business with only $3000 last year, and now it's worth over a million. Go figure! And he failed economics at university!"  

 「レックスは昨年たった3000ドルで会社を興したんだけど、それが今じゃ時価総額100万ドルの企業に成長したんだ。信じられないよ! それにあいつは大学で経済の科目を落としてるんだよ」  

 Hiroさん、そしてぼくもたぶんラッキーだと思います。このGetUpEnglishを4月に立ち上げましたが、2006年6月18日現在で3万6000を超えるアクセスがありました。 

 信じられません!(Go figure!)

 Best,

 ロジャー  

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 Dear matsukawa 1971さん、

 GetUpEnglish2006/06/21のTO GO ONをmatsukawa 1971さんのブログ「matsukawa1971の英語のお勉強の記録」にトラックバックしていただき、誠にありがとうございます。

 その後も何度もGetUpEnglishをご紹介いただき、心より感謝いたします。どうか今後もGetUpEnglishをよろしくお願いします。 

 もし何か英語の語彙や言い回しで何かご要望などありましたら、ぜひお知らせ下さい!お待ちしております!(Bring 'em on!)この"Bring 'em on!は、2004年の大統領選挙で大変よく用いられました。

 With all best wishes to you,

 ロジャー  

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 Dear AZさん、 

 GetUpEnglish2006/06/22のWHO CARES?にコメントをありがとうございます。今朝シドニーに着いたばかりですが(こちらは冬です)、コメントを拝読しました。 

 ぼくが知る限り、「注文の多い料理店」は英訳が二つあります。一つはジョン・ベスター氏の翻訳で、もう一つはぼくの翻訳です。そしてどちらも"The Restaurant of Many Orders"となっています。 ここに使われているorderという語で、日本語の「注文」ということばが持つ曖昧な意味を表現できると思います。 

 どの言語でもタイトルを付けるのはとてもむずかしいですから、そんなに落ち込まないで下さい。 

 ほんとうにありがとうございます。どうかよろしくお願いします。

 Thanks again, and all the best,  

 ロジャー

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 Dear Thuyさん、

 GetUpEnglish2006/06/22のWHO CARES?にご質問をありがとうございます。

 "I couldn't care less."も、今日紹介した"I could care less."とまったく同じで、「まったく[全然]気にしない」(I do not care at all.)という意味になります。

 例を挙げます。

 "I couldn't care less about Dick's opinion of me. I can't stand him. So what if he hates me?"

 「ディックが何を言おうが、まったく気にしない。やつにはまったく我慢できないよ。ディックに嫌われたって、どうでもいいさ」

 もう一つ例を挙げます。

 "I couldn't care less how much the new Toyota costs. I want it and I'm prepared to pay anything for it."

 「トヨタの新型車がどれだけ高くても構わない。それが出るまで待つつもりだし、手に入るならいくらでも払うつもりだ」

 どちらの表現も、「無関心」や「どうでもいいという気持ち」を示します。

 Take care,

 ロジャー

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TO TAKE IN

2006-06-24 00:00:00 | T

 to take inという表現は、ある決まった状況で、とてもよく使われる。「(映画・芝居などを)観に行く」という意味で大変よく用いられるのだ。

○Practical Example

 "Hey, Joy, why don't we take in a movie tonight? I hear that the new 'Mission Impossible' is great."

 「ねえ、ジョイ。今晩、映画を観にいかない? 『ミッション・インポッシブル』の新作はすごいみたいだよ」

●Extra Point  

 to take inは、「訪ねる、見物する」の意味で使われることがある。特に旅行中は便利な表現だ。

◎Extra Example

 "We had a great time in Kyoto . We took in a lot of temples and gardens. I can't wait to go back someday."

 「京都はとても楽しかった。たくさんの寺院や庭園を見学した。いつかぜひまた行きたいですね」

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CAN'T STAND SOMETHING  

2006-06-23 00:00:00 | S

 can't stand somethingで、「辛抱できない、我慢できない、耐えられない」という意味を表現する。

○Practical Example

 "I can't stand boring meetings. I wish we didn't have to go to them."

 「会議が退屈で耐えられない。できれば、あんな会議には出たくない」

●Extra Point  

 人間を対象にして、「ある人物に耐えられない」という意味も表現できる。

◎Extra Example

 "I really can't stand Terry. He brags about how many famous people he has met all the time. Who cares, eh?"

 「テリーにはほんとに我慢できない。自分がどれだけ有名な人物に会ったことがあるか、いつもその自慢話をする。そんなのどうでもいいじゃないか(それがどうしたっていうんだ?)」

 “Who cares”は昨日2006/06/22のGetUpEnglishをご覧ください。

 さて、日本VSブラジル戦は、いよいよ日本時間の午前4時にキック・オフです。ガンバレ、日本!

 ロジャージーニョより

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WHO CARES?

2006-06-22 00:00:00 | W

 "Who cares?"は、「無関心」の意思を示す表現。日本語では、もちろん状況によるが、「だれがかまうものか、どうでもいいよ、関係ないね」の意味で用いられると思う。

○Practical Example

 "Your ex-wife just went on a trip to Iwate with Kenji, you know."

 "Who cares? I hope they both will take the Milky Way train together!"

 「あなたの別れた奥さん、賢治さんと岩手に旅行に行ったみたいよ」

 「かまうもんか。あの二人、一緒に銀河鉄道に乗ればいいんだ」

●Extra Point  

 "Who cares?"の代わりに、"I could care less."と言うこともできる。意味は同じ。

◎Extra Example

 "Your ex-wife was seen at a restaurant with Kenji, you know."

 "I could care less. I hope it was the Restaurant of Many Orders."

 「あなたの別れた奥さん、賢治さんとレストランにいたらしいよ」

 「関係ないね。注文の多い料理店で食事でもしてたんだろ」

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TO GO ON  

2006-06-21 00:00:00 | G

 to go onは、「(なおも)進む、進み続ける」「(状況・制度などが)続く」の意味で用いられる。いろいろな状況で、とてもよく用いられる。

○Practical Example

 "You can do it, Larry. Go on. Just call Misako and tell her you're crazy about her. Go on and do it."

 「ラリー、君ならできるよ。やってみなよ。美佐子に電話して、彼女のことが好きでたまらないって伝えるんだ。さあ、電話しなよ」

●Extra Point

 to go onは、「(うまく)やっていく、 暮らす」「対処する」の意味でも用いられる。これは否定文で用いられると、「やってられない」という感じになるかもしれない。

◎Extra Example

 "I'm really depressed. My job isn't going well at all. I can't go on, Shige."

 "You'll be fine, Frank. Things are bound to look up."

 「ほんとに気が滅入るよ。仕事は全然よくならない。シゲ、もうやってられないよ」

 「フランク、良くなるさ。きっと良くなるよ」  

 to look upは、「(景気・物価などが)上向く」(to get better)の意味。辞書で調べよう(to look up)とすると、look upの項のうしろのほうに出ているので、あるいは電子辞書の小さなディスプレイではなかなか見つからないかもしれません。 

 では、また明日!

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TO FIGURE OUT  

2006-06-20 00:00:00 | F

 to figure outは、「わかる」という意味でよく使われる言い方。日本語では、「解決する (solve)」「了解する、 理解する」、あるいは「(問題を)解く、……の答えを出す」、「計算して合計を出す」といった意味で用いられる。何かを理解しようと努力したあとで使われる。

○Practical Example

 "I spent about an hour reading Ricardo's article in the Spanish newspaper and I finally figured out the meaning."

 「スペインの新聞に掲載されたリカルドの記事を1時間かけて読んで、やっと何が書かれているか理解できた」

●Extra Point

 to figure outは、「人(の行動)を理解する、その人がどんな人物であるか理解する」という意味でも用いられる。物の場合も、「それが何か理解する」の意味で同じように用いられる。

◎Extra Example

 "Look, Yuki, I'm sorry but I just can't figure you out. You say you love me, but you treat me like an idiot. What's up, eh?"

 「ねえ、由紀ちゃん、わるいけど由紀ちゃんのことがぼくはわからないよ。君はぼくのことを愛してると言ってくれるけど、ぼくをバカ扱いする。どういうことなの?」 

 “What’s up?”は2006/04/24のGetUpEnglishをご覧ください。

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CREEP  

2006-06-19 00:00:00 | C

 creepは、「いやな[気に食わない]やつ」という意味も示す。日本語では、「ぞっとするやつ」、あるいは「気持ち悪い男」という感じが近いかもしれない。

○Practical Example

 "Gilbert is such a creep. Every time I meet him he puts his hand around my waist and says, 'Gee, you're cute. Want my mobile number?’ What a creep!"

 「ギルバートはほんとにキモイよ。わたしの顔を見るたびに、わたしの腰のあたりに手を当てて、『ああ、君はほんとにかわいい。ぼくのケータイ番号を教えようか?』なんて言うのよ。ほんとにキモイったらありゃしない」

●Extra Point  

 creepには形容詞形もある。creepyで、「むずむず[ぞくぞく]する」、「ぞっとする、気味の悪い」という意味になる。

◎Extra Example

 "I took a walk alone in the forest, but there was no one there. It was getting dark, and actually it was a bit creepy."

 「森を一人で散歩したんだけど、誰もいなかった。暗くなってきて、ほんとにちょっと薄気味悪かったよ」

 ☆Extra Extra Example

 "It gives me the creeps."で、「人をぞっとさせる」「虫唾が走る」という感じになる。

 "Tadashi gives me the creeps. I wish he would stop leaving SMSs on my mobile."

  「正にはほんとにぞっとする。もうケータイにショートメールは送らないでほしいわ」

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NO WAY  

2006-06-18 00:01:00 | N

no wayは、「決して……でない」のほか、「絶対だめだ、とんでもない、いやだ」という意味で使われる。状況によっては、「絶対にありえない」とか、「死んでも……しない」という感じになるかもしれない。

○Practical Example

 "Linda, you going out with Tadashi?"

 "No way! Are you kidding? He's a creep. I wouldn't be caught dead with Tadashi."

 「リンダ、あなた、正とデートするの?」

 「そんなことあるわけないじゃん! 絶対ないわ。 あの人、気味が悪いよ。正と出かけるなんて、死んでもいや」

 “Are you kidding?”は2006/04/26のGetUpEnglishで取り上げたYOU GOT TO BE KIDDINGを参考にしてください。 そしてcreepは面白い単語です。明日のGetUpEnglishは、このcreepを取り上げます。

●Extra Point  

 アメリカでは最近、"No way, Jose."という言い方がよく使われるようになった。Jose(ホウセイ)はway(ウェイ)と末尾が韻を踏んでいるので、これによって音の感じが楽しくなる。もちろん、Joseはこのように韻を踏むからそこに置かれているだけだ。"No way, Jose."は、"No way."と意味はまったく同じ。

◎Extra Example

 "Linda, you going out with Tadashi?"

 "No way, Jose! Are you kidding? He's a creep. I wouldn't be caught dead with Tadashi."

 「リンダ、あなた、正とデートするの?」

 「そんなことあるわけないじゃん! 絶対ないわ。あの人、気味が悪いよ。正とデートするなんて、死んでもいや」

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コメント誠にありがとうございます(6月18日)

2006-06-18 00:00:00 | コメントありがとうございます!

Dear Scottさん、 

GetUpEnglishにコメントをありがとうございます。興味深い問題をご指摘いただき、誠にありがとうございます。

 まず、accent(なまり)とdialect(方言)を区別しなければならないと思います。 

 確かに、ロンドンのアナウンサーが、例えば未成年の飲酒運転を報道する際に、「"the tyke had a wee dram before gettin' behind the wheel."(スコットランドの英語で、「未成年者がハンドルを握る前に、少し酒を飲んだ」)などとはまさか言わないと思います。ご指摘の通り、世界中のどのことば(方言)にも、ほかの地域のことばにはあまり使われない単語が用いられています。ですので、今紹介したような言い方でニュースを報道してしまえば、ふざけて言うのでもない限り、ちょっとおかしな話し方に聞こえてしまいますね。 

 しかし、BBCのテレビニュースなどを観ていると、話し方になまりのあるアナウンサーがニュースを報道していたりします。Orla Guerinなどはそうだと思います。 http://news.bbc.co.uk/newswatch/ifs/hi/newsid_3230000/newsid_3234100/3234164.stm

 NHKでは、まずこのようなことはありえません。日本語の標準語は、「なまりのない日本語」であり、アナウンサーたちは地方のなまりを一切排除した話し方をします。この意味では、例えばBBCなどでは、報道されるニュースと、実際に読み上げられるニュースは、まったく別物です。その結果、BBCでは、イギリス国内のいろいろななまりをたくさん耳にすることができます。 

 「ですから、NHKもいろんな地方のなまりを交えてニュースを報道することはできますが、一つの共通のことばを使わないと、視聴者は理解できないと思います」とスコットさんは書かれています。しかし、現実にはNHKが地方のなまりを交えてニュース報道をすることはありません。NHKでは、なまりのない日本語だけでニュースが報道されていますから。 そのNHKついてですが、スコットさんがご指摘されていることの答えになるようなことを、ぼくは『ジャパン・タイムズ』に書きました。以下をご覧いただけますと、ぼくの考え方をはっきりわかっていただけるかと思います。 http://www17.ocn.ne.jp/~h-uesugi/openinguptodifference.htm

 「NHKは何の改革も進めていないように思える。ニュース番組では、いまも明らかに標準語が全面的に押し出されていて、地方のなまりは一切排除される」とその記事にぼくは書きました。 

 ぼくがこの記事で言いたかったのは、ニュース報道においては、地方のなまりはできるかぎり排除される、ということです。2006/06/12のGetUpEnglisのACCENTでは方言について論じましたが、ぼくが問題にしたのは音声上の「なまり」(accent)であって、「××弁」のような地方の「方言」(dialect)やことばについてではありません。(スコットさんがお書きになったように、当然イギリスでも日本でも、ニュース報道で「方言」が使われることはありません。それはありえません。しかし、イギリスのニュースでは「なまり」を使って報道されることはあるものの、日本ではそれもありません。その違いがあると思います。) 

 明らかになまりと方言は関連性がありますし、だから混乱も生じます。ひょっとすると、2006/06/12のACCENTの記事では、その違いを明確にできなかったかもしれません。

 とにかく、すてきなコメントをありがとうございます。今後もGetUpEnglishを読んでいただけますことを願っておりますし、またコメントも頂戴できますように。 

 ぼくの妻のリバープールのおばさんがいつも言っていた挨拶でお別れします。 

 Taraa!(サイナラ!)

 ロジャー

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 AZさん、

 GetUpEnglishにコメントをありがとうございます。

 "Check it out!"はよく歌の歌詞に使われます――そして会話でも使われます――が、基本的はぼくがGetUpEnglishの2006/06/14に書いた言い方と同じです。ラッパーやパフォマーたちが"Check it out!"と言うときは、日本語の「やってみな!」に近い意味で使っていると思います。これを英語のほかの表現で言えば、"Look into it!", "Do it!"あたりになるでしょうか。でも、この"Check it out."はなかなかカッコいい言い方ですよ。

 例を挙げますね。  

 "The gig tonight is awesome. Check it out."

 「今夜のライヴはすげえよ。観に行きなよ」  

 そしてGetUpEnglishもどうかお忘れなく! 毎日見てね!(Check it out!)  

 Yo, (いや、どうも) 

 ロジャー

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