Freddie Mercuryの壮絶な生涯を描いた大ヒット中のBohemian Rhapsody.
GetUpEnglishでは今日から5日間、この映画から気になる表現を紹介する。
フレディ・マーキュリーは父母と妹とインドからイギリスに移民してきた。
フレディが父Bomi Bulsaraと会話する場面。
○Practical Example
BOMI: Out again, Farrokh?
FREDDIE: Its’s Freddie now, Papa.
BOMI: Freddie or Farrokh. What difference does it make when you’re out every night... no thought of the future in your head? Good thoughts, good words, good deeds. That’s what you should aspire to.
FREDDIE: Yes. And how’s that worked out for you?
ボミ また出かけるのか、ファルーク?
フレディ 今はフレディだよ、パパ。
ボミ フレディだろうがファルークだろうが、毎晩出かけるおまえに何の違いがある? 将来のことは何も考えてないじゃないか。善い考え、善い言葉、善い行い。それがお前が目指すべきものだ。
フレディ そうだね。それでパパはうまくいった?
●Extra Point
good deedはこの言い方で使われる。ぜひ覚えておこう。
◎Extra Example
Good deeds should be done right away.
「善は急げだ」
GetUpEnglishは発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、最終回の今日は「第7章 科学と芸術——analogy(類推)、dilettante(素人の)、primeval(太古の)など」から、circumlocutionを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』に、次の記述がある。
○Practical Example
circumlocution 名 回りくどさ、 遠回し; 回りくどい言い方; 逃げ口上 回りくどく話すこと、要点を突くことを拒むこと。ディケンズの『リトル・ドリット』に出てくるThe Circumlocution Office(迂遠省)は、何事も成し遂げることがないという点で名をはせている。部局の短い応答の数少ない例として、「いついかなる場合でもまずまっすぐな答えをしない、というのが迂遠省の原則の1つだから、バーナクル氏は『かもしれんな』と答えた」とある。アンブローズ・ビアズの『悪魔の辞典』は、circumlocution をa literary trick whereby the writer who has nothing to say breaks it gently to the reader(作者が何も伝えることがないということをゆっくりと読者に知らしめる文学上のトリックのこと)と定義している。
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Example
“I'll give it some thought,” is a circumlocution for “No.”
「考えさせてくれ」は婉曲な断りだ.
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』はこのように英語マニアでないと知らない単語が、文学、ノンフィクション、ニュースなどあらゆるところから集めた豊富な例文とともにわかりやすく解説されている。大工原彩と國方賢の翻訳も原文の感じをよくつかんだ非常に質の高いものだ。ぜひおすすめしたい。
英語マニアなら知っておくべき500の英単語 単行本 – 2018/11/21
キャロライン・タガート (著), 大工原彩 (翻訳), 國方 賢 (翻訳)
商品の説明
内容紹介
究極の語彙センスが身につく「読む」英和辞典。
気持ちの表し方からお金の話、人生の快楽と難局、雑談レベルの教養まで、
身近だけど一癖ある、高校までの学校教育ではあまり教わらない500の英単語を紹介します。
ある単語から思いがけない派生のしかたをして生まれた単語や、神話や思想と関わりながら発展してきた単語、「そんな言い方があるのか」と感心する単語が盛りだくさん。
あなたはいくつ使いこなせる?
出版社からのコメント
「そんな言い方あったのか! 」「聞いたことあるような、ないような……」
「これは、さすがに学校では教えてくれない」「一見ばかばかしいけど深い! 」
そんな楽しくて使える単語を500個紹介。決して特殊ではなく、日常に密着したものが厳選されています。それぞれの単語に対して派生語、反意語、取り違えやすい単語なども充実し、簡潔な語源の解説と具体的な用例で使いどころもバッチリ。 英単語の世界の魅力を味わい、関連知識がみるみる増える、読んで楽しい英和辞典です。
第1章 親愛、尊敬、称賛の言葉——urbane(あか抜けした)、versatile(多才な)など
第2章 悪口、批判、ちょっとした軽蔑の言葉——histrionic(わざとらしい)、virago(ガミガミ女)など
第3章 気分次第——forlorn(見捨てられた)、lachrymose(涙もろい)、ribald(下劣な)など
第4章 ちょっと考えてみよう——putative(うわさの)、surreptitious(こそこそした)など
第5章 楽あれば苦あり——catharsis(感情の浄化)、furore(騒動)、regale(楽しませる)など
第6章 天国と、地獄と、その間にあるもの——miasma(毒気)、xenophobic(外国嫌いの)など
第7章 科学と芸術——analogy(類推)、dilettante(素人の)、primeval(太古の)など
著者について
【著者紹介】
キャロライン・タガート(Caroline Taggart)
ロンドン生まれ。シェフィールドの大学を卒業後、出版社に10年あまり勤務。フリーの編集者に転向し20年活躍したあと、著述業へ。歴史、宗教、文学、科学、自然、料理、英国文化など幅広い知識分野の書籍を刊行している。ベストセラーとなった大人のための学び直しの書籍I Used to Know That (2008)のほか、The I Used to Know That Activity Book: stuff you forgot from school (2011), The Book of London Place Names (2012), Her Ladyship's Guide to the British Season: The Essential Practical and Etiquette Guide (2016), A Slice of Britain: Around the Country by Cake (2014), Her Ladyship's Guide to Greeting the Queen: And Other Questions of Modern Etiquette (2016), Bognor and Other Regises: A Potted History of Britain in 100 Royal Places (2018), Christmas at War: True Stories of How Britain Came Together on the Home Front (2018)ほか多数。時代とともに変わっていく言葉への関心が高く、読み手に親切かつ、人の心を捉えるウィットに富んだ筆致で、英語学習書籍においてもニッチな領域を切り開いている。
【訳者紹介】
大工原彩(だいくはらあや)
1978年生まれ。東北大学法学部卒業。東北大学法学研究科修士課程終了。外務省勤務。
國方 賢(くにかたさとる)
1983年生まれ。早稲田大学大学院先進理工学研究科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。翻訳者。
『LAGOM―“私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学―』(ニキ・ブラントマーク、稲垣みどり訳、東洋館出版社)を楽しく読んでます。
以下のような内容が読みやすい文章と美しい写真とあわせて紹介されているのでありがたい。おすすめです。スウェーデンに行ってみたくなる。
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キッチンで効率よくエネルギーを使う5つの方法
ちょうどいい鍋やフライパンを使う。
熱伝導のいい高品質の調理器具に投資しましょう。料理の量に合った器具を選び、熱を逃がさないために蓋をするのも忘れずに。圧力鍋を使うことを検討するのもいいでしょう。調理時間が最大で70パ―セント短くなるといわれています。
シンプルにする。
鍋ひとつで完成するレシピを探します。パスタを茹でているなら、水切りボウルを上にのせて、野菜を蒸すこともできます。
目的に合わせた調理器具を選ぶ。
料理の量に合った小さめの器具を選べば、調理に使うエネルギーが減ります。新しい料理器具を買うときには、省エネの表示を確認しましょう。最近の研究結果では、IHコンロはガスコンロに比べて32時間調理時間が短く、消費エネルギーは57パーセント少ないことがわかっています。
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『LAGOM―“私にとって、ちょうどいい”―スウェーデンの幸せ哲学―』
定価1,728円 (税込)
訳 稲垣みどり
著 ニキ ブラントマーク
出版年月日 2018年10月
内容紹介
自分のペースで人生を楽しみたいあなたへ。
LAGOM【ラーゴム】とは、スウェーデンのライフスタイルに息づく概念。
ちょうどいい、ほどほど、合理的、平等……
そんなニュアンスを含んだ、スウェーデン独自の言葉です。
結婚を機に、夫の母国であるスウェーデンに移り住んだイギリス出身の著者。
そこでの「ラーゴムな毎日」は、大都市ロンドンの生活では忘れかけていた「穏やかな充実感」を取り戻させてくれました。
3人の子どもの母親でもあり、北欧ライフスタイルを紹介する「My Scandinavian Home」のクリエイターでもある著者が、日常生活を心地よいバランスにする秘訣を伝えます。
世界でも高い幸福度、高福祉国家、男女平等を実現している一方で、
欧州のなかにあっても、家の中では靴を脱ぐ、時間に生真面目、激しい自己主張が苦手、質素さや素朴さに美を感じるなど、日本に似た面を多く持つスウェーデン。
そんな親しみやすい国から届いた、穏やかな暮らしのヒント集です。
頑張りすぎない、持ちすぎない、捨てすぎない。
衣食住、人付き合い、時間の使い方……暮らしの隅々にラーゴムを。
目次
ラーゴムとの出会い
01 日々の暮らしとラーゴム
ラーゴムな家
ラーゴムに心を落ち着かせる
ラーゴムに体を喜ばせる
成功へのラーゴムな鍵
02 身近な人たちの関係とラーゴム
ラーゴムに友情を育む
人間関係をラーゴムに
ラーゴムな子育て
季節のイベントのラーゴムな手引き
03 社会との関わりとラーゴム
ラーゴムなコミュニティー意識を持つ
自然を尊重するラーゴムな手引き
ラーゴムに省エネする
フットプリントをラーゴムに減らす
ラーゴムにエコな日々を送る
結びの言葉
注釈
索引
写真協力
謝辞
http://www.toyokanbooks.com/books/372942.html
こちらのすてきな動画もご覧ください。
GetUpEnglishは発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、6日目の今日は「第6章 天国と、地獄と、その間にあるもの——miasma(毒気)、xenophobic(外国嫌いの)など」から、aegisを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』に、次の記述がある。
○Practical Example
aegis 名 保護、庇護、後援
普通under the aegis of someone という表現で使われ、「(人・組織の)保護または後援の下に」という意味である。He was a talented musician but it helped his career that he made his debut under the aegis of his famous father.(彼は才能あるミュージシャンではあったが、そのキャリアの助けになったのは、有名な父親の援助の下にデビューしたことである。)これはギリシャ神話から来た言葉であり、神々の王ゼウスまたはその娘の軍神アテナが持っていた盾のことであった。
●Extra Point
under the aegis of...(…の庇護のもとに)の形でよく使われる。
◎Extra Example
The exhibition was held under the aegis of the Art Society.
「その展覧会は芸術協会の後援により開かれた」
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』、大好評のようです。
12月発売予定です。
現在、鋭意ゲラ最終校正中です。
おそらく470ページくらいになり、このシリーズではいちばん濃厚なものになるでしょう。
アメリカ史は面白い。アベンジャーズやスター・ウォーズに負けないくらい面白いかも。
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著者 ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン 著
上杉隼人 訳
下田明子 訳
ジャンル 人文 > 歴史
ISBN 9784799107690
判型・ページ数 A5
定価 本体3,600円+税
GetUpEnglishは発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、5日目の今日は「第5章 楽あれば苦あり——catharsis(感情の浄化)、furore(騒動)、regale(楽しませる)など」から、ameliorateを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』は、次の記述がある。
○Practical Example
ameliorate 動 (状態などを)よくする、改善する
よくしたり、よくなったりすること。If a parent can't make himself rich, he at least wants to ameliorate his children's prospects.(自分自身を裕福にできない親は少なくとも子供の将来性がよくなることを望むだろう。)とか、They were at each other's throats last time I saw them, but I gather that the situation has ameliorated somewhat.(最後に見かけたとき、2人は険悪だったけど、どうにかして状況は改善されたみたいね。)
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Point
We may be able to ameliorate the problem a little.
「その問題を少し改善できるかもしれない」
GetUpEnglishは発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、4日目の今日は「第4章 ちょっと考えてみよう——putative(うわさの)、surreptitious(こそこそした)など」から、gambitを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』は、次の記述がある。
○Practical Example
gambit 名 (チェスでポーンなどを犠牲にする)序盤の手; 切り出し、口火
「序盤の手」。元々はチェス用語だったが、今はほぼ何にでも使う。例えばパーティーなどで「(主催者の)◯◯さんとはどういうご関係ですか?」と聞くのはa conversational gambit(会話を切り出す定跡)であるし、1% の賃上げを提案するのはa negotiating gambit(交渉の糸口)であって、オファーとしては最初の1手にすぎないと誰もが知っている。an opening gambit(手はじめ、口火)という表現は普通に使われているが、同語反復である。
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Example
The new advertising gambit has impacted favorably on sales.
「その新しい宣伝戦略は売り上げに好ましい影響をもたらした」
GetUpEnglishは一昨日より発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、3日目の今日は「第3章 気分次第——forlorn(見捨てられた)、lachrymose(涙もろい)、ribald(下劣な)など」から、congenialを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』は、次の記述がある。
○Practical Example
congenial 形 適した、性分に合う、気の合う
誰かのことをgenial と表現する場合、親しみやすくて、朗らかな性格の人であることを表している。ここにラテン語で「ともに」を意味する接頭辞であるcon- を加えることで、一緒にいて楽しい人、自分と同じような考え方や興味関心を持つ人という意味になる。このような人のことをcongenial company(気の合う仲間)と表現することもできるし、そんな仲間と一緒だったらa congenial atmosphere(居心地のいい雰囲気)も作り出せるだろう。これはa convivial atmosphere(陽気な雰囲気)とは異なる。楽しんでいるという点では同じでも、convivial にはパーティーや飲酒がともなう。また、congenital とも違う。こちらは、病気や異常が生まれつきの、という意味だ。例えば、congenital deafness(先天性聴覚障害)のように。
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Example
His outward bearing gives one the impression that he is difficult to approach, but actually he is quite congenial.
「彼は表面はとっつきにくそうだが、本当は気さくな人間だ」
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』、とても参考になる。ぜひご覧いただきたい。
アベンジャーズインフィニティ・ウォー (ディズニーストーリーブック)
ジム・マッキャン (著), アンソニー・ルッソ (著), ジョー・ルッソ (著), 上杉隼人 (翻訳)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000313433
好評発売中! 重版出来!
本文より
トニーは背筋を伸ばして歩き出し、例の胸のマークをポンポンとたたく。すると赤いアイアンマン・スーツが浮かび上がった。そしてサングラスをとると、その顔が金色の輝くマスクに包まれた。
究極のアイアンマン・スーツ、ブリーディング・エッジ・アーマーをまとった地球の最強ヒーローの登場だ。
アイアンマンは向かってきたカル・オブシディアンを殴りつけた。さらに両手を伸ばして前方に開いた円形のエネルギー・ブレードをいくつか浮かび上がらせ、そこからビームを飛ばしてオブシディアンを吹っ飛ばす。
https://twitter.com/YumaYoshioka511/status/1048164948839292929
@YumaYoshioka511さま、みなさま、すばらしいコメント、誠にありがとうございます!
内容紹介
アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!
6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?
映画『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』は公開3日間で全米の歴代映画史上No.1の大ヒットを記録。
更に、史上最速で"世界歴代映画興行収入TOP5入り"という、映画史を塗り替える偉業を達成。世界中にアベンジャーズ旋風を巻き起こしている!
著者について
上杉 隼人
■訳者
上杉隼人(うえすぎはやと)
訳書に、『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スパイダーマン ホームカミング』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』『ドクター・ストレンジ』『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(ディズニーストーリーブック)、『スター・ウォーズ』エピソードI, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、『ロイ・E・ディズニーの思い出 ディズニーアニメーション新黄金時代を創る』(講談社)ほか多数。人気ブログGetUpEnglishを管理、運営。
GetUpEnglishは昨日より発売されたばかりの『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)語を紹介しているが、2日目の今日は「第2章 悪口、批判、ちょっとした軽蔑の言葉——histrionic(わざとらしい)、virago(ガミガミ女)など」から、decrepitを取り上げる。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』は、次の記述がある。
○Practical Example
decrepit 形 老いぼれの、老朽化した
「とても古い、すり減った、ガタがきている」。人や建物について使うが、時を経てもはや役に立たなくなった哲学や政策を表すのにも使える。19世紀の詩人ウォルター・サヴィッジ・ランドーいわくStates, like men, have their growth, their manhood, their decrepitude, their decay.(国家は、人と同じく、成長し、成熟し、老衰し、腐敗する。)もうお引き取り願おう、というのが言外の意味である。
decrepitudeは名詞形で「老いぼれ(の状態)、もうろく、老朽」。
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Example
The decrepit old car gleamed, as if it were held together by spit and polish.
「そのロートルの車は、まるでつばと磨き粉で念入りに磨いたようにぴかぴかだった」
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』はこのように例文がたくさん出てくる上に、翻訳も原文の感じをよくつかんだ非常に精度の高いものである。ぜひおすすめしたい。
12月発売予定です。
現在、鋭意ゲラ校正中です。
おそらく470ページくらいになり、このシリーズではいちばん濃厚なものになるでしょう。
アメリカ史は面白い。アベンジャーズやスター・ウォーズに負けないくらい面白いかも。
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著者 ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン 著
上杉隼人 訳
下田明子 訳
ジャンル 人文 > 歴史
ISBN 9784799107690
判型・ページ数 A5
定価 本体3,600円+税
昨日『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』(キャロライン・タガート、大工原彩 國方賢訳、すばる舎)が発売となったが、これはすばらしい本だ。
GetUpEnglishでは、本日から7日間、本書に収録されている語を紹介する。
本書は、以下の章に分かれている。
第1章 親愛、尊敬、称賛の言葉——urbane(あか抜けした)、versatile(多才な)など
第2章 悪口、批判、ちょっとした軽蔑の言葉——histrionic(わざとらしい)、virago(ガミガミ女)など
第3章 気分次第——forlorn(見捨てられた)、lachrymose(涙もろい)、ribald(下劣な)など
第4章 ちょっと考えてみよう——putative(うわさの)、surreptitious(こそこそした)など
第5章 楽あれば苦あり——catharsis(感情の浄化)、furore(騒動)、regale(楽しませる)など
第6章 天国と、地獄と、その間にあるもの——miasma(毒気)、xenophobic(外国嫌いの)など
第7章 科学と芸術——analogy(類推)、dilettante(素人の)、primeval(太古の)など
1日目の今日は、第1章 「親愛、尊敬、称賛の言葉——urbane(あか抜けした)、versatile(多才な)など」から、sapient(賢明な)という語を紹介しよう。辞書を引けば、(文)というスピーチレベルがあるように、文語的な言い方だ。
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』には次の記述がある。
○Practical Example
sapient 形 賢明な
賢い、聡明な様子のことで、後天的に学習して得られたものというよりも、生まれつき持っている理解力を指す。a sapient remarkとは、人間の本質に対する洞察力があらわになるような発言で、学識のある発言とはまったく異なる。最近では、あえて文学的に、または皮肉のいずれかの形で用いられる傾向にある。He looked at me with a sapient eye( 彼は、見通すような目つきで私を見ていた)と言えば、彼は私が困った状況に陥ると知っていたということを示唆する。
●Extra Point
日常的には次のように使われる。
◎Extra Example
He made a sapient remark in the meeting.
「彼は会議で賢明な説を述べた」
『英語マニアなら知っておくべき500の英単語』は翻訳も原文の感じをよくつかんだものであると同時に、自然に読ませるものになっている。ぜひおすすめしたい。
英語マニアなら知っておくべき500の英単語 単行本 – 2018/11/21
キャロライン・タガート (著), 大工原彩 (翻訳), 國方 賢 (翻訳)
商品の説明
内容紹介
究極の語彙センスが身につく「読む」英和辞典。
気持ちの表し方からお金の話、人生の快楽と難局、雑談レベルの教養まで、
身近だけど一癖ある、高校までの学校教育ではあまり教わらない500の英単語を紹介します。
ある単語から思いがけない派生のしかたをして生まれた単語や、神話や思想と関わりながら発展してきた単語、「そんな言い方があるのか」と感心する単語が盛りだくさん。
あなたはいくつ使いこなせる?
出版社からのコメント
「そんな言い方あったのか! 」「聞いたことあるような、ないような……」
「これは、さすがに学校では教えてくれない」「一見ばかばかしいけど深い! 」
そんな楽しくて使える単語を500個紹介。決して特殊ではなく、日常に密着したものが厳選されています。それぞれの単語に対して派生語、反意語、取り違えやすい単語なども充実し、簡潔な語源の解説と具体的な用例で使いどころもバッチリ。 英単語の世界の魅力を味わい、関連知識がみるみる増える、読んで楽しい英和辞典です。
第1章 親愛、尊敬、称賛の言葉——urbane(あか抜けした)、versatile(多才な)など
第2章 悪口、批判、ちょっとした軽蔑の言葉——histrionic(わざとらしい)、virago(ガミガミ女)など
第3章 気分次第——forlorn(見捨てられた)、lachrymose(涙もろい)、ribald(下劣な)など
第4章 ちょっと考えてみよう——putative(うわさの)、surreptitious(こそこそした)など
第5章 楽あれば苦あり——catharsis(感情の浄化)、furore(騒動)、regale(楽しませる)など
第6章 天国と、地獄と、その間にあるもの——miasma(毒気)、xenophobic(外国嫌いの)など
第7章 科学と芸術——analogy(類推)、dilettante(素人の)、primeval(太古の)など
著者について
【著者紹介】
キャロライン・タガート(Caroline Taggart)
ロンドン生まれ。シェフィールドの大学を卒業後、出版社に10年あまり勤務。フリーの編集者に転向し20年活躍したあと、著述業へ。歴史、宗教、文学、科学、自然、料理、英国文化など幅広い知識分野の書籍を刊行している。ベストセラーとなった大人のための学び直しの書籍I Used to Know That (2008)のほか、The I Used to Know That Activity Book: stuff you forgot from school (2011), The Book of London Place Names (2012), Her Ladyship's Guide to the British Season: The Essential Practical and Etiquette Guide (2016), A Slice of Britain: Around the Country by Cake (2014), Her Ladyship's Guide to Greeting the Queen: And Other Questions of Modern Etiquette (2016), Bognor and Other Regises: A Potted History of Britain in 100 Royal Places (2018), Christmas at War: True Stories of How Britain Came Together on the Home Front (2018)ほか多数。時代とともに変わっていく言葉への関心が高く、読み手に親切かつ、人の心を捉えるウィットに富んだ筆致で、英語学習書籍においてもニッチな領域を切り開いている。
【訳者紹介】
大工原彩(だいくはらあや)
1978年生まれ。東北大学法学部卒業。東北大学法学研究科修士課程終了。外務省勤務。
國方 賢(くにかたさとる)
1983年生まれ。早稲田大学大学院先進理工学研究科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。翻訳者。
judiciousは「思慮分別ある、賢明な」。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
〇Practical Example
Kumi accomplished the task with judicious care.
「久美は賢明な注意を払ってその仕事は完成した」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Example
Some dishes would be very bland without the judicious use of spices and other seasonings.
「スパイスやほかの調味料をよく考えずに使うと味気ないものになってしまう料理がある」