GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

ON THE DAY  

2007-02-28 00:00:00 | D

 今日ご紹介する表現は、最近よく使われるようになった。on the dayで、「重要な時がきたら、必要な時は、もしもの時は」という意味。

○Practical Example

 "Kazuko, you're not practicing enough for the marathon. Are you sure you'll be able to run it?"

 "Oh, I'll be fine on the day, don't worry."

 「和子、そのていどの練習でほんとにマラソンに出られるのかしら。ほんとに走れる?」

 「わたしはやらなくちゃいけない時はやれるわ。心配しないで」  

 これは「その日が来れば」という意味に見えてしまうが、そうではない。その日(マラソンを走る日)と限定せずに、「肝心な時は、必要に迫られたら」という意味で使われている。

●Extra Point  

 on the dayには用例はこれ一つしかない。もう一つ例文を挙げる。

◎Extra Example

 "Are you sure you've studied enough for the TOEIC test, Kunihiro?"

 "I'll be there on the day. Take my word for it."  

 「邦宏、TOEICのテスト勉強は十分にできたの」 

 「本番ではうまくやるさ。信じて」

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EVERY OTHER  

2007-02-27 00:00:00 | E

 every otherは、「一つ置きの」。

○Practical Example

 "How often does the bus come to this village?"

 "Well, about every other hour. There should be one in about 15 minutes from now."

 「バスはどのぐらいの間隔で来る?」

 「そうだな、2時間に1本ぐらいかな。あと15分ぐらいしたら来るだろう」

●Extra Point

 every otherは時間以外のものに対しても用いられる。

◎Extra Example

 "I want every other person here in line to help me tonight at the party."

 "That means half of us will be helping. That's way too many, Fred."

 「今夜のパーティはここにいる人の二人に一人は手伝ってほしいよ」

 「ということは、半分の人が手伝うことになる。それは多すぎるよ、フレッド」

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TO GET SOMETHING OUT OF IT  

2007-02-26 00:00:00 | S

 この表現は、何かをして特になる、利益を得る、という意味。状況によっては、「得する、ためになる」に近い。

○Practical Example

 "So, Rafael, what did you get out of the meeting?"

 "Well, Hugo, I got a lot out of it. I learned that we are going to have to work very hard from now on."

 「ラファエル、会議で何か得るものがあったかい?」

 「ああ、ヒューゴ、とても有益だったよ。これから一生懸命やらなくちゃいけないな、と思ったよ」

●Extra Point  

 何かをしても何の得にもならない、何も得るものはない、という時は、to get nothing out of itと言えばいい。

◎Extra Example

 "What did you get out of your trip to L.A., Rieko?"

 "I got nothing out of it at all. It was a complete waste of time."

 「利恵子、LA旅行の収穫は?」

 「何もない。まったく時間のむだだった」

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TO BE HARD UP

2007-02-25 00:00:00 | H

 hardはいろんな英語のフレーズで用いられる。そして今日紹介するto be hard upは、「金に困って」という意味で使われる。

○Practical Example

 "Neville's really hard up for cash these days."

 "Not like last year when he spent money like there was no tomorrow."  

 「ネヴィルのやつ、ここのところほんとに金に困っているみたいだ」 

 「去年あいつは、自分に明日なんてない、というような金の使い方をしていたが、羽振りが悪くなったみたいだな」

●Extra Point  

 to be hard upは、俗語で「性的に飢えて」という意味もある。

◎Extra Example

 "Neville's so hard up these days he's trying to meet lots of girls on the internet."

 "Hey, wait a minute. I do that, and I'm not hard up at all."

 「ネヴィルのやつ、最近女に飢えているのか、ネットでたくさんの女を物色しているみたいだ」

 「ちょっと待ってよ。ぼくも同じことをしているけど、女に飢えているわけじゃないよ」

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TO PROMPT  

2007-02-24 00:00:00 | P

 promptという語は、「(台詞を忘れた俳優・朗唱者など)に陰から台詞をつけてやる」という意味で、よく芝居で使われる。しかし、今は「刺激する、鼓舞する」とか、「誘発する、促す、おだてる」という意味で舞台以外でもよく用いられる。

○Practical Example

 "What prompted William, I wonder, to pick Kate as his girlfriend?"

 "Nothing prompted him to do it. He saw her and just fell in love, I guess."

 「ウィリアムはなんでまたケイトなんかと付き合おうと思ったのかしら?」 

 「特に理由はないさ。一目ぼれだと思うよ」

●Extra Point  

 「喚起する、起こさせる」という意味でも使われる。

◎Extra Example

 "What prompted Elizabeth to get so angry all of a sudden?"

 "She took one look at Kate in that pink mini-skirt and blew her stack."  

 「エリザベスは突然どうして怒ったの?」 

 「ピンクのミニスカートをはいたケイトを見て、怒りを爆発させたのよ」

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WOULDN'T BE CAUGHT[SEEN] DEAD  

2007-02-23 00:00:00 | D

 昨日のGetUpEnglishでは、over my dead bodyという英語のクリーシェ表現を紹介した。今日もdeadを使った面白い表現を紹介する。wouldn’t be caught[seen] deadで、「ぜったいいやだ、死んでも(しない)」という意味になる。

○Practical Example

 "Did you see Kate in that pink mini-skirt?"

 "Yeah. Unbelievable. I wouldn't be caught dead in a thing like that."  

 「ケイトがピンクのミニスカートをはいてたけど、見た?」 

 「ええ、見たわ。信じられない。わたし、あんなの死んでもはかない」

●Extra Point  

 wouldn’t be caught[seen] deadのあとに、よく動詞が-ing形で使われる。

◎Extra Example

 "Did you see Kate in that pink mini-skirt?"

 "She's crazy to wear that. William wouldn't be caught dead going out with her looking like that."

 「ケイトがピンクのミニをはいてたけど、見た?」

 「あんなのはくなんて頭がおかしいんじゃないの。ウィリアムはあんな格好をしたケイトと絶対にデートしたくないでしょうね」

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OVER MY DEAD BODY  

2007-02-22 00:00:00 | B

 これは日本語の「わたしの目の黒いうちは(絶対にさせない)」という言い方に近い。

○Practical Example

 "Brad says he's going to Spain without you, Angelina."

 "Over my dead body he is. We're going together and that's settled."  

 「アンジェリーナ、ブラッドはあなたを置いてスペインに行くと言っているわ」 

 「わたしの目の黒いうちはそんなことはさせない。わたしとブラッドはいつも一緒って決まってるんだから」

●Extra Point  

 over my dead bodyは、強い反対の意思や、そんなことには絶対に賛成できない、受け入れることはできない、という気持ちを示す時にも使われる。

◎Extra Example

 "Ian says he can beat you in swimming 10 laps, Grant."

 "Over my dead body. No way."

 「グラント、イアンは水泳の10往復で君に勝てると言っているよ」

 「あいつがぼくに勝てるわけがない。そんなことはありえない」  

 no wayについては、2006/06/18のGetUpEnglishを参照のこと。 

 そして、over my dead bodyとかno wayは英語のClichéです。英語のクリーシェについては、『ほんとうの英会話がわかる ストーリーで学ぶ口語表現』(新潮選書)に詳しく書きましたので、この機会にぜひお読みいただけますとうれしいです。

 http://www17.ocn.ne.jp/~h-uesugi/eikaiwanohonshitsu.htm

 Photo http://www.shinchosha.co.jp/book/603526/

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CRAP  

2007-02-21 00:00:00 | C

 crap(「たわごと、うそ」「くず、がらくた」「くそ」)はかつてはかなり汚い言い方であると思われたが、今は子どもを含めてすべての人がごく普通に用いる。

○Practical Example

 "The prime minister says that his cabinet ministers are all honest."

 "That's crap, Kazu. Look at the number of scandals they've been involved in."  

 「首相は、自分が内閣に呼んだ閣僚はみんな正直だと言っている」 

 「カズ、それはたわごとだ。彼らの身辺からいろんなスキャンダルが噴出しているじゃないか」

●Extra Point  

 形容詞のcrappy(悪質な、くだらない)もよく使われる。

◎Extra Example

 "Did you like the movie, Lauren?"

 "You mean 'Casablanca,' Humphrey? It was crappy. I hated it."

 「ローレン、あの映画は好き?」

 「『カサブランカ』のこと、ハンフリー? あれはクズよ。大嫌い」

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GOOD

2007-02-20 00:00:00 | G

 goodは「よい」とか「みごとな」とか「けっこうな」以外の意味で使われることもよくある。例えば、「たっぷり」「少なくとも」に近い意味(数量が十分の、存分の、完全な)で使われることがある。

○Practical Example

 "Hi, Alfred. Did you meet Ingrid yesterday?"

 "No. I waited for her for a good hour, but she didn't show up."  

 「はい、アルフレッド、昨日イングリッドに会った?」 

 「いいや。たっぷり1時間待ったけど、彼女は来なかったよ」 

 to show upは、2006/10/18のGetUpEnglishを参照。

●Extra Point  

 goodは日本語とほとんど同じ意味で使われることもある。例えばgood moneyは「よいい金、十分な金」だ。

◎Extra Example

 "Dammit, I paid good money for this computer and it's a piece of crap."

 "Serves you right for buying a cheap American computer, Yamane."  

 「ちくしょう、このコンピュータは高かったのに、とんでもないくずだ」 

 「山根君、アメリカの安物コンピュータを買うからだよ」

 Serves you right は、"It serves you right."の省略形。2006/5/12のGetUpEnglishでこの"It serves you right."を説明しているので、参照のこと。

 そして明日のGetUpEnglishでは、crapという語について説明します。

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UNBELIEVABLE  

2007-02-19 00:00:00 | U

 Koichiさん、unbelievableについてのご質問、誠にありがとうございます。それでは、昨日の今日で、信じられないかもしれませんが(believe it or not)、本日はunbelievableを取り上げます。 

 unbelievableはまさに日本語の「信じられない」に相当します。ちょっと信じられないかもしれませんが(it’s a bit unbelievable)、ぼくが知っている数カ国の言語のそのすべてにおいて、unbelievableおよびそれに相当する語は、同じように用いられます。

○Practical Example

 “Gee, Al, every year natural disasters seem to be getting worse. It’s unbelievable.”

 “It’s not unbelievable, George. It’s due to global warming. Where have you been the last six years?”

 「うわあ、アル、自然災害は毎年ひどくなっているようだ。信じられない」

 「信じられなくないよ、ジョージ。地球温暖化が原因だ。この6年間、君はどこにいたんだ?」

●Extra Point

 incredibleも同じように用いられる。

◎Extra Example

 “Gee, Al, the polar caps seem to be melting. It’s incredible.”

 “It’s not incredible, George. It’s due to global warming. Where have you been the last 30 years?”

 「うわあ、アル、北極と南極の氷が融け出しているようだ。信じられない」

 「信じられなくないよ、ジョージ。地球温暖化が原因だ。この30年間、君はどこにいたんだ?」

☆Extra Extra Point  

 Koichiさん、“not to be believedも同じように用いられます。

★Extra Extra Example

 “Some leaders are really thick. It’s not to be believed.”

 「指導者のなかにはほんとに頭が悪いやつもいる。信じられない」

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PRECEDENT  

2007-02-18 00:00:00 | P

 precedentは、何かに「先立つもの、先行する」ものであり、それ「以前の」もの。日本語の「前例の、先例の」に相当する言い方。

○Practical Example

 "The Japanese government sent soldiers to the Middle East."

 "They did. But there was no precedent for it."  

 「日本政府は中東派兵を決めた」 

 「そうだね。しかし、それは先例のないことだった」 

●Extra Point  

 「前例のない、先例のない」と言いたい時は、unprecedentedという形容詞を使えばいい。

◎Extra Example

 "Sending troops overseas like this is unprecedented."

 "Yeah. It hasn't been done since the end of the war."  

 「こうした海外派兵は前例がない」 

 「そうだ。戦後こんなことはなかったはずだよ」

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GIVE ME  

2007-02-17 00:00:00 | G

 日本人は状況に応じて「わたしはバナナです」「ぼくはウナギです」「わたしは映画ですよ」という言い方をするが、日本語のネイティヴスピーカでないものは、そうした言い方を聞くと、思わず微笑んでしまう。

 しかし、「わたしはバナナです」「ぼくはウナギです」「わたしは映画ですよ」という言い方は英語ではなんと言えばいいか? Give me…という言い方をするのがいちばんいいと思う。そしてこの場合この表現は、「……をください!」という意味にはならない。

○Practical Example

 "Well, Tom, what's your favorite food?"

 "Give me a steak. That's all I need."

 「ねえ、トム、食べ物は何がいちばん好き?」

 「ぼくはステーキだ。ステーキがあればいい」

●Extra Point  

 強調するときはjustやanytimeを付ける。

◎Extra Point

 "Well, Tom, what's your favorite food?"

 "Just give me a steak anytime. There's nothing like a good steak."

 「ねえ、トム、食べ物は何がいちばん好き?」

 「ぼくは何と言ってもステーキだ。何をおいてもおいしいステーキだ」

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A TOSS UP  

2007-02-16 00:00:00 | T

 英語には博打(ばくち)やギャンブルの表現がたくさんある。例えばコインを投げれば、表か裏が出る。しかし、どちらが出るかは、a toss up(五分五分の見込み、どちらとも言えないこと、予測不能)だ。 また、a toss-upとハイフンが入ることもある。

○Practical Example

 "Do you think you'll get that scholarship to Cambridge, Howard?"

 "Dunno. It's a toss up. You can't predict that sort of thing."  

 「ハワード、奨学金が取れてケンブリッジに行ける?」 

 「わからない。五分五分だと思う。こういうのはまったく予測がつかない」 

 "Dunno."は、"Don't know."のくだけた言い方。

●Extra Point  

 どちらに転がるか、それを比較・検討してみたいときは、betweenが使われる。

◎Extra Example

 "Who do you think will win the next election in America?"

 "In my opinion it's a toss up between Obama and Giuliani."

 「アメリカの次の大統領選は誰が勝つと思う」

 「民主党のオバマか共和党のジュリアーニのどちらかが勝つと思う。」

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TO GET BY  

2007-02-15 00:00:00 | G

 日本人の友人に、最近どうですか、と尋ねると、よく「まあ、なんとか」という応えが返ってくる。さて、この「まあ、なんとか」は英語で何と言えばいいだろうか? to get byという表現がたぶんこれにあたると思う。to get byは、「まあまあである」とか、「なんとかやっていく」(to somehow manage)という意味だ。

○Practical Example

 "Hi, Nobuhiko, how are you?"

 "Well, I'm getting by."  

 「ハイ、信彦さん、お元気?」 

 「ああ、まあ、なんとかやってるよ」

●Extra Point  

 to get byは、「それで[その範囲内で]なんとかやっていく、しのぐ」という意味でも使われる。場合によっては、「それで間に合う」という意味になる。

◎Extra Example

 "Do you think I can get by on $500 for a weekend in Hanoi?"

 "Sure, you'll get by on $500. It's plenty."

 「ハノイの週末を500ドルで過ごせるかな?」 

 「ああ、500ドルで間に合うよ。十分だ」

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THANKS JUST THE SAME  

2007-02-14 00:00:00 | S

日本語でよく使われる表現を英語にするとどうなるか。今日は最後に「せっかくですが、結構です」に相当する英語表現を紹介する。これは"Thanks just the same"と言えばいい。

○Practical Example

 "Would you like a glass of wine, Mr. Yokomitsu?"

 "Thanks just the same, Ms. Okamoto. I'm fine right now."

 「横光さん、ワインを一杯いかがですか?」

 「岡本さん、いや、せっかくですが、結構です。今はまだ大丈夫です」

●Extra Point

 "Thanks, but no thanks."とも言える。しかし、これはちょっと乱暴というか、皮肉を含んだ言い方にもなるので注意。

◎Extra Example

 "Would you like another glass of wine, Mr. Akutagawa?"

 "Thanks, but no thanks. Are you trying to get me drunk, Ms. Hirabayashi?"

 「芥川さん、ワインをもう一杯いかが?」

 「いや、もう結構。わたしを酔わせようという魂胆ですかな、平林さん」

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