get [have] the hang of...で「…のやり方[こつ]をつかむ」。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。
○Practical Example
"I haven't gotten the complete hang of it yet."
「まだ完全にはこつをのみ込んでいないんだ」
●Extra Point
大ヒット中のInfinity Warに次の表現があった。ハルクに変身できないBruce BannerがHulk Busterを身につけて言う場面だ。
◎Exrra Example
ROMANOFF: How are we looking, Bruce?
BANNER: Yeah, I think I'm getting the hang of it. It's so amazing! It's like being the Hulk without actually...
ロマノフ:どうブルース?
バナー:ああ、コツがわかってきた。すごいよ、これ!変身しなくてもハルクになった気分だよ……
そして、ナターシャ・ロマノフ、ブラック・ウィドウがいうHow are we looking?は昨日紹介したので、復習しておこう。
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/5e2be7245f9f52de2a1f68278a9f0077
☆Extra Extra Practice
itの代わりに具体的なものが入ることもある。
★Extra Extra Example
"It usually takes about a week to get the hang of this sound editing software."
"Do you think you can finish everything within this limited time?"
「この音声編集ソフトのこつをのみ込むにはふつう1週間ぐらいかかる」
「この限られた時間で全部終わりにできるのか?」
大ヒット中のInfinity War. もう8回観ているが、最後にもう1回か2回観たい。
Marvel Cinematic World最高の映画と言っていいし、英語の勉強にもなる。
そして、どうしても意味が取れないという言い方は出てきてしまう。その場合は字幕や吹替をヒントによく考えてみるのがいい。関係者がどれだけすばらしい仕事をしているかもわかる。
Steve RogersたちがT’Challaを頼ってWakandaに行くが、そこでのセリフはこうなっている。
T’CHALLA: So how big of an assault should we expect?
BANNER: Sir, I think you should expect quite a big assault.
NROMANOFF: How are we looking?
T’CHALLA: You will have my Kingsguard, the Border Tribe, the Dora Milaje. And a semi-stable 100-year old man.
ティ・チャラ:攻撃はどれくらいの規模だ?
バナー:国王、それは大規模と思われます。
ロマノフ:こっちの戦力は?
ティ・チャラ:キングズガード、ボーダー族、ドーラ・ミラージュ。そして半分イカれた100歳の老人だ。
このNatasha Romanoff, すなわちBlack Widowの言うHow are you lookingの意味がとりにくいが、これは「自分たちどんな様子?」「どんな具合?」ということであり、上の状況では訳したような意味になるだろう。
映画を観るのはとてもいい英語の勉強になる。
句動詞walk throughは「…を歩いて通り抜ける」であるが、「(人)に…を丹念[順々]に教える、…の手ほどきをする」と言った意味でも使われる。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。。
○Practical Example
My lawyer walked me through the contract before I signed it.
「弁護士は私がサインする前に契約について順を追って説明した」
●Extra Point
もう一例。以下のようにdemonstrateと同じ意味で使われる。
◎Extra Example
"Using this computer software is not hard, Hideaki. Here, let me walk you through it."
「このコンピューター・ソフトはむずかしくないよ、英昭さん。ほら,操作の仕方を順に教えてあげるから」
☆Extra Extra Point
「(演出家などが)(役者など)に(芝居・役など)の立ち稽古をさせる、演技をつける」の意味でも使われる。
★Extra Extra Example
"The director walked the actors through the first act."
「演出家は俳優たちに第1幕の立ち稽古をさせた」
dipshitは「あほ、ばか、まぬけ、くず」。
卑語なので人前では使わないほうがいいが、小説や映画などにはよく出てくる。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
Wikitionaryにあった例文を紹介する。
○Practical Example
"That guy at work is such a dipshit!"
「あそこで仕事をしている男はとんでもないくずだ」
"I don't have time for all this dipshit."
「こんなクズ仕事をする暇などない」
人にも物にも使えるわけだ。
●Extra Point
もう一例。大ヒット中のInfinity Warで、Peter QuillとTony Starkはこのセリフを交わす。
◎Extra Example
STARK: You're from Earth.
QUILL: Not from Earth. I'm from Missouri.
STARK: Yeah, that's on Earth, dipshit.
スターク:おまえ、地球人だな。
クイル:地球人じゃない。ミズーリ出身だ。
スターク:それは地球だ。アホめ。
inconsequentialは「取るに足らない」。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
○Practical Example
You're too scrupulous about inconsequential things, Steve.
「スティーヴ、あなたはどうでもいいことにも気を使い過ぎる」
●Extra Point
大ヒットInfinity Warに次の場面がある。
Ebony MawにとらえられたDoctor StrangeをIron ManとIron Spiderがすくシーンだ。
エボニー・マウが言う。
◎Extra Example
Maw: You've saved nothing. Your powers are inconsequential compared to mine.
Iron Man: Yeah, but the kid's seen more movies.
マウ:おまえは何も救えない。
アイアンマン:ああ、でも、この坊主はもっと映画を観ているぞ。
これは新しい俗語だが、大ヒット公開中のInfinity Warにこの表現があった。
サノスがノーウィアでリアリティ・ストーンを求めてコレクターを踏むつけるシーンである。
○Practical Example
Last chance, Charlotte. Where's the Stone?
「最後のチャンスだ、イカサマ師。ストーンはどこだ?」
●Extra Point
このCharlotte, ほとんどの辞書には載っていないが、Urban Dictionaryにある次の意味だと思う。
◎Extra Example
A Charlotte
A horrible coworker. Usually a female with large hideous features and a miserable personal life. A Charlotte usually has no pleasure in her personal life and makes her job her life which she fails miserably at as well. These people tend to live long lives strictly to make others as well as themselves miserable. They also tend to have a distinct odor to them and extreme hair loss to add to their horrid existence!
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=A%20Charlotte
これを男性のコレクターに使っていることで、「女々しい詐欺締め」という感じになると思う。
昨日は更新できずに失礼しました。
動詞overstepは「…を踏み越える、…の限界を越える」
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
○Practical Example
"I don't mind a risque joke, but Qull's oversteps the mark."
「私はきわどい冗談は気にしないけど、クイルのは度を越しているわ」
●Extra Point
もう一例。
◎Extra Point
"Don't you think it's overstepping your bounds to tell your friends how to live their lives?"
「友達の生き方にまで口出しするなんて、越権行為じゃないか」
動詞wieldは「(剣を)振るう、振り回す」。
今日のGetUpEnglishはこの語を紹介する。
○Practical Point
"Individually, the Infinity Stones have been wielded by many, but no one has dared to accumulate them all. Until now."
「インフィニティ・ストーンはそれぞれ多くの者たちが使いまわしてきたが、すべて集めようとしたものは誰もいない。これまでは」
●Extra Point
大ヒット中の映画Infinity Warにもこの表現があった。Peter QuillとThorの会話だ。
◎Extra Example
QUILL: Don't you think that we should all have a weapon like that?
THOR: No. You simply lack the strength to wield them. Your bodies will crumble as you minds collapse to the madness.
クイル:そんな武器をおれたちもみんな持つべきか?
ソー:いや、おまえたちにはそれを振りまわす力はない。体は壊れ、心は狂気で崩壊する。
大ヒット中のInfinity War!
中でもいちばん好きなキャラクターはGuardians of the Galaxyだ。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000190261
この映画で彼らはThe Spinnersの1976年のヒット曲Rubberband Manに乗って登場してくるのだが、実にカッコよい。
https://www.youtube.com/watch?v=k7LvjhASLIg
今日のGetUpEnglishはこの彼らの登場シーンで見つけた気になる映画表現を紹介しよう。
まずは、このPeter QuillとRocketのやり取りから。
○Practical Example
ROCKET: I get that, but why are we doing it?
QUILL: 'Cause we're nice. And maybe whoever it is will give us a little cheddar cheese for our help...
ロケット:それはわかってるけど、どうしておれたちがそれをするんだ?
クイル:それはおれたちがいいやつだからだ。そして呼んでいるやつが誰であろうと、助けてやるちょっとおいしいものがもらえるかもよ」
このcheddar cheeseはアライグマにそっくりなロケットに対して言っている言葉なので、訳したくらいの意味でとればいいだろう。
もう一例。
このあとの場面で、ロケットとピーター、そしてDraxのやりとりだ。
◎Extra Example
ROCKET: If he doesn't pony up...
DRAX: We'll take his ship.
ROCKET: Exactly! Alright!
QUILL: B-b-b-bingo!
ロケット:もしそいつが払ってくれなかったら……
ドラック:船をいただく。
ロケット:そのとおり! よっしゃ!
クイル:ビ、ビ、ビ、ビンゴ!
ロケットが使っているpony up, これはOxford Advanced Learners’ Dictionaryにあるとおり、pay money for sthの意味だ。
『インフィニティ・ウォー』、まだご覧になっていない人は強くお勧めしたい!
英語の映画をDVDで観る時はいつも字幕なしでみて、聴きとれなかったところは英語の字幕で確認するということをしている。
今回の大ヒット中のInfinity Warはすでに何回も観たが、そういうことを言っているのだろうが、英語をしっかり聞いていると思い描いていた表現とは全然違っていて、驚いたことがある。
今日はその例をふたつ紹介しよう。
どちらもTony Starkのセリフだ。
まずは、Ebony Mawに連れ去られたDoctor StrangeとSpider Manを乗せた宇宙船を追う場面で、トニーが人工知能のFridayにこういっている。
〇Practical Example
"Give me a little juice, Friday."
「フライデー、もっと速度を上げろ」
juiceはこの場合は「燃料」であり、「もう少し燃料を足せ」ということから、こういう意味になると思われる。
●Extra Point
もう一例。自分が作った鋼鉄のスーツをまとったスパイダーマンに、トニーはこう言う。
◎Extra Example
"Happy trails, kid. Friday, send him home."
"Yup."
「気をつけて帰れよ、坊主。フライデー、送ってやれ」
「了解」
trailsはこの場合は「道」であり、複数形なっていることから「いくつも道はあって、道中は長い」ことをほのめかしているのだと思う。「幸運ないくつもの道中を」から上に訳したような意味になる。
それにしても、英語はわからないことが多い。だが、英米の文化を楽しむのであれば、やっぱり英米人が愉しんでいる本をたくさん読んで、映画や音楽を観たり聴いたりするのがいいと思う。
英語で「お見合い」はなんというか? これはあるいは日本文化に根差した言い方かもしれないので、英語にする際には多少説明調でもどういうことわかるようにしたい。
今日のGetUpEngilishはこのいくつかの言い方を紹介する。
a marriage interviewともいえるようだ。
○Practical Example
"How was the marriage interview? Did everything go all right?"
"No. the Korean lady turned me down, although not in so many words."
「お見合いはどうだった? うまくいったかい」
「いや、あの韓国の女性にはそれとなく断られたよ」
●Extra Point
a marriage prospectという言い方使うようだ。
◎Extra Example
"You're meeting a marriage prospect?"
"Yes, my folks back home are so persistent."
「お見合いするんだって?」
「ええ、田舎の両親がうるさくってね」
今日も更新がとんでもなく遅れてしまって、申し訳ございません。
この語は「もの、こと」であり、いろいろな意味で使われるが、状況によってはいい意味でもわるい意味も使われるので、注意しないといけない。
今日は大ヒット中の映画Infinity Warで見た表現を紹介しつつ、この語の使い方を考えてみよう。
5月18日のGetUpEnglishのExtra Exampleで紹介した場面のあとで、Bruce Bannerはこう言う。
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/b78543a622b2bf0365f13299fdfe1b5f
○Practical Example
BANNER: I just... I need to concentrate for a second. Come on, come on, Max.
TONY: Where's your guy?
BANNER: I don't know. We're certainly having a thing.
バナー:ちょっと……集中させてくれ。さあ、どうした? ほれ。
トニー:おい、どうした?
●Extra Point
つづいて、バナーはこう言って、Tony Starkはこう答える。
◎Extra Example
BANNER: There's no time for a thing.
TONY: That's the thing right there. Let's go.
バナー:最近、あいつと折り合いが悪くて。
トニー:むずってる場合か。さあ、行け。
☆Extra Extra Example
それでもハルクに変身できないバナーにトニーは言う。
★Extra Extra Point
TONY: Dude, you're embarrassing me in front of the wizards.
トニー:おい、魔法使いの前でぼくに恥かかせるなよ。
魔法使いはもちろんドクター・ストレンジだ。
今日紹介したthingは悪い意味で使われているようだ。
そしてこのあとトニーはアイアンマンに変身するのだが、すっごくカッコいい!
ぜひ映画をご覧ください。
get a piece of the actionで、「一口乗る」。このactionは「儲け口」とか「うま味のある話」といったほどの意味で、getの代わりにhaveを使うこともあるし、get [be] in on the actionとも言う。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
○Practical Example
Have I got a hot tip for you. Do you want to get a piece of the action?
「耳よりな話があるんだけど、一口乗らないか」
●Extra Point
「(パーティなどに)加わって楽しくやる」とか「(セクシュアルな意味で)分け前にあずかる」といった意味でも使われる。
◎Extra Point
Grandmaster's having a party tonight. Let's go over and get a piece of the action.
「グランドマスターが今夜パーティをやるんだって。俺たちもご相伴にあずかろうぜ」
☆Extra Extra Point
もう一例。
★Extra Extra Example
A hot little number moved in down the street and all the guys hang around trying to get a piece of the action.
「近所にセクシーな子が引っ越してきたもんだから、野郎どもは誰もかれもいい思いをしようとしてうろつき回っている」
GetUpEnglishをご覧いただいてる方で、この語を知らない人はいないと思うが、この簡単な語は状況によっていろいろな意味で使われるので、注意しないといけない。
peiceはもちろん「(全体の)一部、一片、断片、破片」の意味であるが、状況によって、今日紹介するような意味用いられる。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習る。
これは喧嘩をする時の決まり文句だ。
〇Practical Example
Do you want a piece of me, Rocket?
「ロケット、おれと喧嘩する気か?」
●Extra Point
この言い方が大ヒット中のInfinity Warに出てきた。Tony StarkとBruce Bannerの会話だ。Thanosの弟子であるEbony Mawたちが地球についにやってきて、ふたりが立ち向かわなければならない場面のやりとりだ。
◎Extra Example
TONY: Hey, do you want a piece?
BANNER: No, not really. But when do I ever get what I want.
STARK: That's right. Been a while. Good to have you, buddy.
「一丁やるか?」
「いや。だが、『いやだ』と言ってもやらなきゃないんだろう?」
「そのとおり。久々だな。きみがいてよかった」
But when do I ever get what I want.がむずかしいが、これはBut when I want, I ever get what I want., 直訳すれば、「ぼくが喧嘩したいと思う時は、いつでも自分のほしいものを得る」ということになるのだと思うのですが、いかかがでしょうか?
このあとBannerはどうなるか?
映画を観てください。
明日のGetUpEnglishはpieceを使った表現をもうひとつ紹介します。
今日も更新が信じられないくらい遅くなってしまって、すみません。今いろいろあって、とてもしんどいです。
dudeは「気取り屋、いやに着飾った男」であるが、日常的には「男、野郎、やつ」の意味でも使われる。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
○Practical Example
Strange's a real cool dude.
「ストレンジはほんとにカッコいい男だ」
●Extra Point
大ヒット中のInfinity WarでThorを救ったGuardians of the Galaxyの会話がおもしろい。
Peter QuillもDraxもこの場合はdudeを「このボケ、こいつ」といった感じで使っている。
◎Extra Example
Quill: How the hell is this dude still alive?
Drax: He is not a dude. You're a dude. This... This is a man. - Handsome, muscular man.
Quill: I'm muscular.
クィル:このボケどうして生きてやがる?
ドラックス:こいつはボケじゃない。ボケはお前だ。ハンサムで、筋肉隆々だ。
クィル:おれだって筋肉は負けてない。