Hail Maryは英語の慣用句で、アメリカンフットボールで試合の最終盤で、勝負を決めるために(成功する可能性が低い)ロングパスを投げるプレーを指す。転じて日常的には、「最後の望みをかけた一か八かの試み」や「絶望的な状況での大胆な行動」で使われる。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
○Practical Example
"The client expects a full analysis by tomorrow, but half our data is missing."
"Let’s pull a Hail Mary—call everyone we know and scrape together whatever we can by morning."
「クライアントは明日までに完全な分析を求めているが、データの半分がまだ揃ってない。」
「じゃあ、最後の手段だ。知り合い全員に連絡して、朝までに何とかデータをかき集めよう」
●Extra Point
もう一例。ゲーマー同士でこんな会話が交わされるのはないか。
◎Extra Example
"They’ve got us pinned down—we’re done for!"
"Not yet! I’ll charge in with a Hail Mary attack and hope for a miracle."
「完全に押されてる、もう終わりだ!」
「まだだ! 一か八かの突撃して、奇跡を祈るぞ」
AIはこの表現について教えてくれるし、十分な理解も得られるだろうが、大切なのは「権威となる、信頼できる辞典で確証を得ること」だ。
研究社オンライン・ディクショナリー(KOD)を引けば、『リーダーズ英和辞典』に、