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プーシキン美術館展

2005-11-19 11:40:09 | アート・文化
上野に用事があったのでついでに都美術館のプーシキン美術館展に寄ってきた。木曜日に行ったのだが、すごい混雑。
絵を鑑賞したというより、人の間から垣間見た、と言ったほうがふさわしいくらいの混雑ぶり。あ~いやだ、うんざり、うんざり。もう、混雑している展覧会には来ないぞ。来年、みんなに会いにベラルーシを予定しているから、ついでだからちょこっとモスクワに寄って見てこよう。

プーシキン美術館は印象派をはじめフランス近代絵画のコレクションで有名。
シチューキンとモロゾフの二人によって収集されたものである。

シュチューキンは自らの感性で、表現性の強い実験的、前衛的作品を集めた、という。まだ無名だった画家を支えたことでも知られている。たしかに展示物にも、ピカソやマチスの初期のものがあった。

モロゾフは画商の意見をよく聞いて、名作を体系的にそろえた。セザンヌやボナールといった穏やかな作品に特に惹かれたようだ。

二人のコレクションは1917年のロシア革命で国有化され、1948年からプーシキン美術館とエルミタージュ美術館に分割して所蔵されている。



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