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晴れていたので

2019-01-05 23:45:04 | 日記
1月3日の箱根の、富士山や南アルプスもしっかり見え、景色がとてもきれいだったので、私も富士山を撮ろうと、カメラを持って十国峠に連れて行ってもらった。

135号線を仲道に上ると、人がぞろぞろいた。「なに?、なに?」とみると旗を持った人もいる。ここは伊豆山神社の入り口。初詣を兼ねたツアーなのかな、と通り過ぎた。
子どものころはこの会談を800段下った浜に小学校から中学1年まで住んでいたので、ここら辺は遊び範囲内。友達も大勢いた。4月15日あたりがお祭りだった。そのお祭り近く、
学校で先生が「今日はうれしいお話があります」と言った。「き誰一人結びつかなかった。
家に帰って母親に「今日、学校で先生がうれしいことがあるって、ルーズベルトが死にましたって言ったよ」と伝えると、母親は「いくら敵国の大統領とはいえ、人が死んだのを「うれしいこと」っていうのはおかしいねぇ」と言った。母親のその言葉はちゃんと心に残った。

般若院を通りすぎ、MOA美術館の、姫の沢を過ぎ十国峠に行った。いつもの富士山がきれいに見える場所に。しかしあいにくと富士山は雲に隠れ、全然見えなかった。
風が強いからいずれは雲も移動するだろうが、もういいや、今日はあきらめる、帰ろう、と言って戻る。アンマーの旧宅前を通他、更地になっているが雑草が生えていた。
西山を下ると来宮神社の前はすごい人。「なんだ、なんだ」左手に何があるのか知らないが行列ができている。そしてトンネルの向こうからも日tの列がやってくる。
来宮へ、来宮挿して人の群れして人の群れ、だねぇ。来宮神社は昔からの神社だが、何があるのかねぇ。樹齢2000年を超える大楠があるのはわかっているけど、あれがパワースポットとなのかねぇ。あんなに人がいちゃ~、ありがたみもなくなっちゃうんじゃなかろうか、なんて言っている。昔はいつ行っても静かで、だからこそ神域の雰囲気もあったのに。
家に帰って木宮神社を検索してみた、やはりパワースポットとして有名になっているようだ。それに乗じて散歩道を作ったり、喫茶や売店なども整備してあるようだ。神社の金儲けだねぇ。
まっ、お金と時間のある人がそれだけ多いってことだろう。それにしてもパワースポットとか何とか言って、やたらと神社もうでが増えるのは戦中派にしてみれば、まりいい傾向とは思えない。むしろ気がガリナ現象でもある。

海岸に出て135号線を帰ってきた。135号線沿いにはもう熱海桜があちこちで咲いていた。熱海桜は、観光課のHPを見るとイタリア人が持ってきたようなことが書いてあるが、イタリアにはもともと桜はない。どういう経路で来たのかは書いてない。
桜の原種はヒマラヤ桜だと言われている。ヒマラヤ桜は実生で増えるので、花の色は一定ではない。花も小さい。
ネパールのビレンドラ元国王が、皇太子時代東大に在籍していて、熱海、伊東を訪れた際、熱海の植物同好会が梅だったかな、なんか種を贈り、そのお返しにヒマラヤ桜の種を贈ってくれたのだという、それを栽培して多賀にある熱海高校のへりに植えた。いまはそれを株分けして渚の公園に植えてある。ただしヒマラヤが故郷のヒマラヤ桜は11月下旬から12月初旬にかけて咲く。で、見損なうことの方が多い。ビレンドラ元国王は、私が知る限りでは国民に愛されていたが、王妃、皇太子ともども暗殺されてしまった。次を継いだのはギャネンドラという弟だったが、結局人望もなく、王政廃止にになってしまった。

車が多い。買い物をしたらさっさと帰ろう。
コメント
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