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クレマチス

2021-04-19 13:53:50 | 日記

玄関に大きな鉢に植わったクレマチスが、たくさん花をつけている。花は大人の手のひらより大きい。このクレマチスは、一昨年買って、花が終わったので外に出していたら息子が職場ににもっていっていたものだ。いわば里帰りと言ったところ。写真では赤紫に写っているが、実際は青系の薄い青紫だ。格別クレマチスが好きというわけではないが、暮れのシクラメン同様、初夏にはクレマチスを買うことが多い。尤も花が終わると地植えするので、草にまかれてダメにしてしまう方が多い。

先日エスポットで濃い紫のクレマチスの鉢植えを見つけた。家のあるのがどんな色だか、咲いてみないとわからないので、花を見てからにしようと保留してきたのだが、うちのがうす紫なので、買ってもいいと出かけたら店頭にはなくなっていた。あらまっ、遅かったか。

うん、クレマチス、ピンクを探している。

ずいぶん前のことだが、イギリスは「嵐が丘」で有名なハワースを訪れた。ホテルがいっぱいでとれずインフォメイションに行くと、B&Bを紹介してくれた。「嵐が丘」というB&B、とても環境のいいB&Bだった。そこを拠点に歩き回った。そこのゲイトに小さなピンクの花をつけた蔓がまきついていた。そこでマダムに、門に巻き付いている花はなんていうの?と聞くと、「クレメイティス」だと教えてくれた。クレメイティス、アクセントはメイに。「クレメイティス。クレメイティス」と何度も声に出して呟いていた。その時はクレメイティスとクレマチスが結びつかなかった。

翌朝、食堂に行こうと部屋を出ると、隣の部屋の女性客が「Good morning、Mrs.Clematis!」と言った。「Good morning」と答えて、はっと気が付いた。にっこり笑って「Thank you」と答えると、女性もにこにこしながら、手を挙げて先に食堂に行った。後になって、辞書を引くと、クレメイティスはクレマチスのことだとわかった。考えればクレマチスによく似ていた。ただし、ピンクと小さな花が違うものだと思てしまっていたようだ。栽培種にはいろいろな色がある。多分、ピンクもあるだろう。で、あたら買って来ようと思っているのだ。

 

紫の花って言えば、花が落ちて、気がつた。桐の花が咲いてたのだ。見上げなければ見えないので、振り仰ぐことがなかった。ごめんね、ちゃんと咲いてくれていたのに。花大根もピンクから紫に代わっている。こんな紫、見たことなかったな。でも、ヤギが来たら食べられちゃうだろうな。せっかく増えてきたのに。

 

コメント
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