久しぶりに恵みの雨。よかった鉢に水をやりに行かなくてはと思っていたのだ。
ほんと、まぁ飽きもせずにCDをかけて聞いている。CDに手の油が付いていてかびたのが原因だと思って拭いていたら、音が飛ぶのはそれだけが原因ではないみたいだ。というのはあんまり聞かない、したがってかけることもない、ポピュラーでも音がとんだ。もちろんかける前にどれもきれいに拭いてはいる。CDの問題ではなく、再生のデッキの方にも問題がありそうだ。使う頻度は多いし、おまけに埃の多いところに置いてある。老化したのかも。で、Papasanのデッキを持ってきた。これは私のより古いものだ。こっちの方が飛ばない。でも完全ではなく飛ぶこともある。CDの劣化もあるのかも。安いCDは劣化するだろうが正規に買った物の方が多い。そんなことを言いながら朝から晩まで、はちょっとオーバーだが、やたらとかけて聞いている。とはいえ1日に5,6枚がいいところだな。
聞いたこともないCDもかなりたくさんある。papasanが買った、私は好きでないものもある。その一つ鮫島有美子のCDが何枚も出てきた。ずいぶん昔になるが芸大の奏楽堂に行ったとき、そこにあったのが鮫島有美子の録音だった。Papasan、そこですっかりお気に召して、何枚も買って隣の部屋でかけていた。それを聞いて「一本調子で情感が全くない、女学生の歌だ」と私はこき下ろしていた。だから聞きたくはなかったが、チェックのためとかけてみた。彼女がダニーボーイを歌いだしたとき、もうこれまでととめて、ハリー・ベラホテのダニーボーイに代えた。隣の部屋に行き、「ポピュラー歌手の方が上手いね、」いうとPapasanも「どの曲も同じ調子なんだもの。よくプロが務まる」と言った。あはは、やっと目がいや耳が覚めたみたいだ。捨てやしないけどお蔵入りさせていいね、と言ってあとの数枚も重ねて奥に突っ込んだ。
ブーニンのショパンが出てきた。買ったときはライブ録音だったので、拍手がうるさくて嫌だったが、久しぶりに聞くといい演奏だ。こては出しておこう。