Cogito

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山梨市

2017-05-19 21:32:29 | 日記
今日は、娘の引っ越し先の山梨市に行く日。パパさんは5時から起きてちょこまかしている。仕方がなく私も起きる。
頼まれものをがらがらに乗せ、階段下まで運んでおく。結構の重さだ。8時半出発。小田原周りで箱根越えだ。仙石原へ向かうとき硫黄の匂いがした。富士山は雲に覆われ見えない。なんでさ、いいお天気なのにとぶすぶす言っている。御殿場から高速に乗り、いつもの道を進む。カラマツがすっかり緑になった。ハリエンジュの白い花が満開だった。中央高速を勝沼でおりた。こんなに近いの、というとそうだという。ここら辺の地理は不案内。お任せ。でもいつものようにきょろきょろして、これはももだね、これはブドウだね、と言っている。勝沼も来たことはあるんだけど遠い日のこと。11時前にはついた。家から途中休憩をとったが2時間半。

娘の家は住宅区域にある。両親が建てた家だが、落ち着きのある日本家屋。いい建物だ。中の柱も梁も太くて立派。今はこんな柱はとても使えない、この家を廃屋にしなくてよかったね、住んでもらえて家も喜んでいるよ。

お昼にネットで調べておいた「はな花」というお蕎麦屋さんに行った。靴を脱いで上がるのは面倒だったが、きれいな落ち着きのあるお店。ほかの人は十割そばをとったが私は信玄おろしそばを注文した。鉢にそばを盛り、たっぷり大根おろしと鰹節とネギがのっていた。鰹節は我が家のものと同じ、物はいいが、振りかけるには私にはちょっと硬い。でもそばも、たれもおいしかった。珍しく全部平らげた。

近くにフルーツ公園があり、甲府盆地が見下ろせる、というので連れて行ってもらった。駐車場に車を止め、トンネルを抜けて公園のセンター広場に立つ。斜面を利用したなかなかの施設。下はドーム型の舞台。コンサートやイベントに使えそう。上のほうには温室や建物もあるらしいが、階段なのでPapasanを歩かせられないのでいかずに、下を眺めている。息子はここら辺の地理に詳しい。雲がなければ富士山も見えるそうだが、今日は晴れて日差しは痛いくらい強いのだが、山の向こうには雲があり、遠望はきかない。

子ども連れの家族があちこちでお昼をとっている。ピクニックにふさわしいところだな。子供たちが走り回っている。かわいいので写真を撮り始めた。その一枚が上の写真。いっぱいあるんだが。
後で聞くとカラスが子供のサンドウィッチを盗んだとかで、子どもたちがカラスを追っかけて走っていたのだそうだ。望遠を車に置いてきてしまったので、カラスはわからなかった。コンデジで撮っただけなのだが、なかなか楽しい写真になっている。ピンクのトランも走っている。ピクニックには楽しい場所だね。山梨県の施設のようだ。即売所はいくつもあったが時期でないのでどこもしまっていた。サクランボにはちょっと遅かったし、桃にははやすぎた。棚のブドウも実をつけたばかり。

片目が見えないのでカメラはもっぱらオートにたよってはいるが、それでもそんな悪い写真はとらない。器械の進化には感謝だ。家に帰ってPCに取り込んで写真を見ると、子どもたち、同じような格好をしている。もしかすると遠足だったのかな、と聞くと、幼稚園のバスが2台止まっていた、と教えてくれた。そうだったんだ、だからあんなに子どもがいたんだ。いい時に遭遇したね、やはり公園は子たちたちがふさわしい。

帰りは御殿場でまだ行ったことのない「とらや工房」に連れて行ってと頼んだ。東山旧岸邸となっている。門を入ると左手に道は折れ、うっそうとしげる樹木の下をせせらぎが流れ、なかなかいい雰囲気。ほどなく先にアーチ型をした木造オープンハウスのような建物があり、そこがとらや工房だった。席を取り、注文に行く。カフェテリア方式で、好きな和菓子を選んで、注文するようだ。私たちはあんみつを注文するとお茶を3つ、急須から注いでくれた。それをもって席に戻った。あんみつは運んでくれるという。待つことしばしやっとあんみつが届いた。う~ん、さほどのことはない。もうここによるのはやめよう、あっちのとらや茶房の方が雰囲気もあるし、落ち着いてお茶も飲めるし、お菓子も買える、とわがままなばあさんは文句を言っている。しかもお客さんがいっぱい。あっちはがらがらなのに、こっちは混んでいるんだね、というと、いつもはすいているよ、今日はツアー客が来ているからだとという説明。ふ~ん、どこを見るんだろうか、広いお庭かな、なんて思っている。

家に帰ってとらや工房を検索すると、東山岸邸とは、元総理の岸信介の別荘だったところで公開されていた。岸信介はどうでもいいが、設計が吉田五十八だと知って、残念がった。なんでも岸家がこの屋敷を御殿場市に寄贈し、とらやが指定管理者になっているそうだ。息子に聞くと、いともあっさりと、そうだよ、と。教えてくれれば見学によったものを、残念!日本でも吉田五十八は有名な建築家だったんだ。熱海の惜櫟荘も彼の設計だよ、工房はもぅいいけど、屋敷はもう一度見に連れて行って、と頼んだ。

門や森の散歩道は数枚とった。コンデジだけど。
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クラス会

2017-05-16 13:57:27 | 日記
今年の幹事はI君なのだが、去年の幹事だったY君が、東京在住のこともあって全部手配してくれた。
今年の集合場所は市ヶ谷の私学会館。

去年のことだ。去年は箱根。幹事のY君と小田原駅で合流すると、奥さんの調子が悪いので、チェックインしたら、そのまま帰ると言った。登山電車の中で説明を聞くと、奥さんは、Y君の姿が見えないと電話をかけまくり、連絡がつかなくて、警察に捜索願を出されたこともあったという。診断は認知症、ということだった。もちろん行き先はちゃんと説明し納得させてから外出するのだが、すぐ忘れてしまい、電話をかけまくるのだという。今日も夕べから話をし、予定表も冷蔵庫の上に張っては来たが、もう電話がかかってきたという。「それは帰ったほうがいい、そばにいれば安心なんだから、そばにいてやって」と私も頼んだ。チェックインするとY君はタクシーを呼んで引き返していった。ところが帰ったはずのY君が部屋にいる。「どうしたの?」と聞くと、「かくかくしかじかこれから帰る、と電話したら、クラス会に参加してきなさい。帰ってきてもドアを開けてあげないから」と言われて引き返してきたのだという。「きっと、そのとき正気に戻ったんだよ。でもすぐ忘れて、どこにいるかが始まるから帰ったほうがいいよ」と私は言った。案の定、ほどなくして、電話攻撃が始まり、Y君は再びタクシーを呼んで帰って行った。

仮面うつ病と言われている症状と似ていると思ったが専門家の診断が認知症ならそうなんだろう。認知症にもいろいろあるようだから。奥さんは若かりし頃は出版社で働いていたし、地域活動もする活発な人だった。大学教授だったY君より、ずっとそんな病気になりそうもなかったのだが、わからないものだ。

残った連中で話し合った。もう泊まりのクラス会は無理だね、奥さんがいっしょに参加してくれればいいけれど。いっそのこと東京で昼食会にしたらどう?と提案した。ただ遠くから出てくる人には日帰りは大変だろうから泊まれる人は泊まって、ということで市ヶ谷の私学会館を宿にしたのだ。学生のころ私学会館にはランチを食べに通ったことがある。

私には狙いがある。神楽坂界隈を歩いてみたかったのである。テレビで神楽坂界隈の紹介をしていたのがとても雰囲気があって、印象に残った。私たちは法政の卒業生である。神楽坂はごくごく身近だったのだが、私は坂下の入り口部分しか知らない、入り口近くにあった紀の善と真向いの田原屋という甘味処はよく利用したが他は全く知らない。学生には料亭は縁がなかったこともあるが。

Y君からのスケジュールを見ると、翌日は自由行動。神楽坂は予定には入っていない。ならカメラを持って、自分だけでも行こう、とほかの参加者たちに電話をすると、神楽坂散策、一緒に行くという返事が来た。ゆっくり歩いて、お茶しながら回ればいいよ、神楽坂はグルメの街だよ、なんて余計なことも付け加えた。で、お節介ばあさん、ネットの中から神楽坂散歩を引っ張り出し、プリントして、参加者に送った。昨日眼科に行くついでに投かんした。もっともお天気次第。雨だったらどうしよう。雨なら、出光美術館でも行くかな?
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今日も雨

2017-05-15 17:04:26 | 日記
目を覚ますと雨の音が聞こえる。あれ~、今日、雨だなんて予報なかったぞ。

今日は眼科。指定されているからいかなければならないが、雨の日は出かけたくない。雨はだんだん小降りになり、出かける頃は霧雨になった。傘がなくてもよさそうだったが一応傘はさしていく。10:10の天保山経由のバスで。雨のせいか比較的患者さんは少なかった。それでも呼ばれるまで30分は待った。眼圧をはかり、視力検査をし、網膜の写真を撮り、診察。視力は0.6まで回復したそうだ。この視界の斜め半分に白く霧がかかっているのはどうしてか、と聞くと、緑内障のせいで視野が失われているからだという説明。白く濁っていたのは白内障のせいではなかったのか。ならいつまで待っても治ることはない。諦めますと言ってきた。視界が狭まるというのはこういうことだったのか。見えなくなるというのは影のようになるとばかり思っていたのだが、逆に白くなっしまうんだとは、初めて認識した。しかしこういう説明はもっと前にあってしかるべきだなぁ。理解すれば納得できるのだから。このうっとおしい霧は取れることがないとわかったら、もう慣れるしかない。よっしゃ、気持ちを取り換えよう。
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2017-05-13 16:41:39 | 日記
9時に床屋さんの予約がしてある。テレビで各地の雨の被害を伝えているので、雨がひどかったらキャンセルさせてもらおうと思っていたが、気にするほどの雨量ではなかった。この程度なら出かけられそう。気にして床屋さんから電話をもらったがこれから行くといって出かけた。
元の写真館の前を通ったとき、掲示板に包丁という字が見えたような気がした。帰り近くに行ってちゃんと見てこようと思っていたのだが、帰りにはすっかり忘れてそのまま帰ってきてしまった。やれやれ。

雨足は後になって強くなった。いい時行ってきたなぁ、と言いながらスズメにシフォンを投げている。ヒヨが群れていたときはスズメは近づけず、鶏の餌をついばんでいたのだが、ヒヨ群団がいなくなり、イソヒヨがもらうのを見ているからか、シフォンをもらうのを覚えてしまった。エサ台からじっとこちらを見つめている、背伸びしているのもいる。で、ちぎってやることになる。うっかり窓のそばには寄れない。

雨の中をカポも来る。先日ネットで面白いニュースを見つけた。東北大震災で被害を受けた大槌町の研究所で、カラスが巣作りのため、壊れて物置になっている1階部分をはがして困っていた。そこでどうしたらいいか専門家に聞くと、張り紙をしたら、と答えたので、冗談だと思ったが念のため「カラス侵入禁止」と書いた張り紙をしてつり下げたら、それを見たカラスは来なくなった。その後毎年この時期「カラス侵入禁止」の張り紙は続けているそうだが、mカラスは寄りつかない、という話だった。カラスは利口だから、とはいえ字は読めないだろうが、人間の動きを察したんだろうね。
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ピアノ旅立つ

2017-05-10 20:08:55 | 日記
今日はピアノを運送してもらう日。昨日の電話だと5時から6時ということだった。で、午前中買い物に。
午前中は雨。郵便局に寄り、Espotまで行ってもらった。
帰ってきてピアノの周りを片付け広くして、写真を撮った。床が汚いのが目立つ。

運送はピアノ専門の横浜の池田運送にお願いした。工場もあるとかでそちらでクリーニングもしてくれるという。
2時過ぎ運送屋さんから電話が入り、今平塚だという。じゃ~3時過ぎにはつくなと待っている。雨も上がってよかった。
3時過ぎ2トン車のワイドだという大きなトラックがついた。
グランドピアノは丁寧に梱包され、屈強な男性たちに担がれて運ばれていった。
これから池田運送の工場へ運ばれクリーニングをしてもらい、23日に娘の住む山梨に届けられる。
弾いてもらえればピアノにとっても幸せだろう。
がらんとしたから、そのうち掃除をして、横に積み重ねてあるものを並べよう。
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