ボブ・ディラン、in Zepp Daibercity。
淡いグレーのスーツ、白っぽいハット、
からはみでるもしゃもしゃの髪。
この目で見ただけで
歌も始まってないのに大感動。
1曲目はThings Have Changed
20年前武道館で観たコンサートでは、
1曲目はまるまる観客に背を向けて歌った。
あの時の研ぎ澄まされたまさにボブ・ディラン!!
なかっこよさと今の感じは違った。
今はもっとあたたかくて、
やさしくて、はるかなる感じで、
これまで出会ったことのない、
はかり知れないかっこよさ。
声、歌、ハーモニカ、ピアノ。
3曲目の後で機材トラブルがあり、
即興のピアノ演奏。
めちゃくちゃに弾いてるようで
なんてかっこいい。
その後、機材修理で中断中、
ステージを一度横切った。
Duquesne Whistleはじめ、
テンペストからの曲中心の構成で、
このアルバムも何度聴いてもすごいけど
ライブは一段とかっこいい。
Tangled Up In Blueの後、
前半最後の曲Love Sickでは、
ワンフレーズ歌うごとに笑っているように見えた。
歌い終えると、「アリガトウ!」
ほか、英語で、すぐ戻るよ。
一緒に見てたMさんと喫煙所で一服しつつ、
「良かったね」「良かったー」
「いやあ良かった」「良かった、ほんと、良かった」とそればかり。
後半はHigh Waterで始まって、
Simple Twist Of Fateのハーモニカ、
歌詞がその場の気分にぴったりの
Spirit On The Water、
Soon After Midnightのピアノ。
はるか遠くに連れていかれて
気づいたら後半も終わってしまった。
アンコール、激しいピアノで
All Along The Watchtower
全身しびれた、はねた。
ジャズっぽいピアノで
Blowin' In The Wind
今の声と今独特の歌い方がよくて
ずっと聴いていたかった。
ギターのスチュやチャーリーもかっこよかった。
(ほかのバンドメンバーはよく見えず)
白いボブはやっぱり人智を超えた精霊のようだった。
いつまでもこの地球にいてほしい。
そしてまた、日本に来てね!
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3月半ば、ボブ・ディランのライブに
誘われて、いろんな意味で嬉しくて
一時、誘われたのは夢だった疑惑に陥った。
日が経つにつれて、
現実がフワフワする一方だった。
チケットを送ってもらっても
(これも夢かも)という疑惑が拭えなかった。