■今津祭二〇二四
駐屯地祭の最中に石川県に大雨特別警報が発令されあんな大災害になるとは想像できませんでしたが湖北の駐屯地祭の様子を。
駐屯地司令阪井邦丸2佐の巡閲、今年もやって参りました今津駐屯地創設記念行事、三月の部隊改編で長らく今津駐屯地にいました第10戦車大隊が廃止改編を迎え、その要員は豊川駐屯地に新編された第10偵察戦闘大隊に編合、駐屯地も寂しくなりました。
中部方面移動監視隊の観閲行進、部隊は50名規模、このM5速報は撮って出しの写真ということで速報記事を掲載するG3Xほど望遠が利かないので、式典の先に観閲行進の様子を。近距離監視装置や高感度撮影装置と地上レーダ装置とともに観閲行進をすすむ。
中部方面無人偵察機隊、FFRS無人偵察機システム、各国が開発した無人機の多くがGPSを活用するなかで有事の際の電波妨害を想定して完全自己完結式の無人機システムとしたために巨大化してしまったが、高度な電子戦環境でも運用が可能という点が特色だ。
第3後方支援連隊第2整備大隊偵察戦闘直接支援隊の重装輪回収車が観閲行進ですすむ。19式装輪自走榴弾砲はこの車両がベースになるものだと思っていました。52口径といわず将来は射程100km狙う70口径の長砲身自走砲を、この車両をベースに開発してほしい。
第3偵察戦闘大隊の観閲行進、写真撮影をEOSS-M5に15-45mmレンズを据え付けて撮影したものだから45mmでは限度がある、けれどもこちらはあくまで速報用の記録、詳報やしっかりとした速報はこのあとでお待ちください、ということで雰囲気だけでも伝われば。
偵察中隊、もともとは千僧駐屯地の第3偵察隊でしたが、第3戦車大隊廃止とともに編合され第3偵察戦闘大隊偵察中隊となりました。87式偵察警戒車や82式指揮通信車と偵察オートバイを装備しています。遠くない将来に偵察戦闘車が配備されることとなろう。
オートバイドリル、記念式典に参加した観閲部隊は107名と煩悩よりも少ない数字になっていたのだけれども、可能な範囲内で観閲行進や訓練展示を実施してくれました。訓練展示はG3Xのほうにまかせて、オートバイドリルのほうをM-5にて撮影してみた。
パンサーズという名前で千僧駐屯地祭では人気投票が行われていた、パンパースと揶揄していたひとがいたがその後みたひとはいない。オートバイ斥候はヘリコプターに搭載したり自走したりで遮二無二敵を探すべく目だたなさを最大限活かし前進する部隊で。
斥候と偵察の違いは、敵がいるかどうかを探すのが斥候で、敵がどの程度の戦闘能力を持っているのかを推し量るのが偵察という。五感を活かして探すのが斥候で、一発、いや一撃かまして反応を探るのが偵察というわけだ。現状で武装は若干心許ない。
接敵したならば機動力を活かして一気に離脱するというのが斥候オートバイ、意外にオートバイを斥候に活用する事例は少ない、防弾は皆無だし監視機材も載せられる総量はしれている、けれども専守防衛の我が国は国土が戦場、ここにオートバイの利点が。
オートバイは、専守防衛の我が国で運用するならば着上陸をうけた際に競合地帯は形成される前に防衛戦が始まる、すると防御力を考えて身重になるよりも軽快さと目立たないことが重要となります、自衛隊はいまでも専守防衛なのだなあと実感するのです。
オートバイの有用性は認めるのですがカワサキKLX250よりももっとホンダゴールドウイングのような大型車に携帯無人機や2000mm級光学監視装置、手榴弾を運搬できる程度の小型無人機を搭載して接敵を避けて斥候を行えるような車両を配備しては、とおもうのだ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
駐屯地祭の最中に石川県に大雨特別警報が発令されあんな大災害になるとは想像できませんでしたが湖北の駐屯地祭の様子を。
駐屯地司令阪井邦丸2佐の巡閲、今年もやって参りました今津駐屯地創設記念行事、三月の部隊改編で長らく今津駐屯地にいました第10戦車大隊が廃止改編を迎え、その要員は豊川駐屯地に新編された第10偵察戦闘大隊に編合、駐屯地も寂しくなりました。
中部方面移動監視隊の観閲行進、部隊は50名規模、このM5速報は撮って出しの写真ということで速報記事を掲載するG3Xほど望遠が利かないので、式典の先に観閲行進の様子を。近距離監視装置や高感度撮影装置と地上レーダ装置とともに観閲行進をすすむ。
中部方面無人偵察機隊、FFRS無人偵察機システム、各国が開発した無人機の多くがGPSを活用するなかで有事の際の電波妨害を想定して完全自己完結式の無人機システムとしたために巨大化してしまったが、高度な電子戦環境でも運用が可能という点が特色だ。
第3後方支援連隊第2整備大隊偵察戦闘直接支援隊の重装輪回収車が観閲行進ですすむ。19式装輪自走榴弾砲はこの車両がベースになるものだと思っていました。52口径といわず将来は射程100km狙う70口径の長砲身自走砲を、この車両をベースに開発してほしい。
第3偵察戦闘大隊の観閲行進、写真撮影をEOSS-M5に15-45mmレンズを据え付けて撮影したものだから45mmでは限度がある、けれどもこちらはあくまで速報用の記録、詳報やしっかりとした速報はこのあとでお待ちください、ということで雰囲気だけでも伝われば。
偵察中隊、もともとは千僧駐屯地の第3偵察隊でしたが、第3戦車大隊廃止とともに編合され第3偵察戦闘大隊偵察中隊となりました。87式偵察警戒車や82式指揮通信車と偵察オートバイを装備しています。遠くない将来に偵察戦闘車が配備されることとなろう。
オートバイドリル、記念式典に参加した観閲部隊は107名と煩悩よりも少ない数字になっていたのだけれども、可能な範囲内で観閲行進や訓練展示を実施してくれました。訓練展示はG3Xのほうにまかせて、オートバイドリルのほうをM-5にて撮影してみた。
パンサーズという名前で千僧駐屯地祭では人気投票が行われていた、パンパースと揶揄していたひとがいたがその後みたひとはいない。オートバイ斥候はヘリコプターに搭載したり自走したりで遮二無二敵を探すべく目だたなさを最大限活かし前進する部隊で。
斥候と偵察の違いは、敵がいるかどうかを探すのが斥候で、敵がどの程度の戦闘能力を持っているのかを推し量るのが偵察という。五感を活かして探すのが斥候で、一発、いや一撃かまして反応を探るのが偵察というわけだ。現状で武装は若干心許ない。
接敵したならば機動力を活かして一気に離脱するというのが斥候オートバイ、意外にオートバイを斥候に活用する事例は少ない、防弾は皆無だし監視機材も載せられる総量はしれている、けれども専守防衛の我が国は国土が戦場、ここにオートバイの利点が。
オートバイは、専守防衛の我が国で運用するならば着上陸をうけた際に競合地帯は形成される前に防衛戦が始まる、すると防御力を考えて身重になるよりも軽快さと目立たないことが重要となります、自衛隊はいまでも専守防衛なのだなあと実感するのです。
オートバイの有用性は認めるのですがカワサキKLX250よりももっとホンダゴールドウイングのような大型車に携帯無人機や2000mm級光学監視装置、手榴弾を運搬できる程度の小型無人機を搭載して接敵を避けて斥候を行えるような車両を配備しては、とおもうのだ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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