2月6日(月) 晴 氷雨 雪 曇りながらも寒くない一日
プラ系の資源回収日 雪避けにフード付きのヤッケを被る
帰りに北の空を見れば 青空が広がり やがて太陽が顔をだす
暖かなコンクリート 山鳩は寒さよけに青の耳飾りを隠し羽を膨らます
土手の笹にからんだヤイトバナ イカルは器用に身体を回し実を啄む
太い嘴で堅い実もかみ砕けるのか 少し前までヒヨドリが盛んに潜り込んでいた
イカルは春を呼ぶ鳥と云う 路地に溜まった雪もイッキに溶け出し
数羽で姿を見せ 笹の茎に捉まりながら器用に啄む草の実
強い風に木々がなびくと 運ばれた雲から落ちる氷の糸
まだまだ寒い日がつづく 三寒四温はいつを云うのか
鳥を追う俺の動きに セッコクの香りがなぞる