田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏の思い出 今日の小さな秋

2020年10月02日 | 日記

10月2日(金) 快晴 微風 陽だまりが心地よい季節

北の窓から見える赤い実

芽吹きの春から夏まで香を放った

緑から赤にそして弾けて黒い種を見せる

摘まんで口に運ぶと 電気で痺れるような山椒

冬には鳥が好むインクグサと共に 姿を消してしまう

庭の陽だまりで地面に近い草の葉を僅かに翅を広げるヒョウモン蝶

葉に止まったトンボ 止まっては飛び交い戻り 羽根を震わせる

姿を見なくなった虫 覗き込めば ダレ? 誰かに似てる

虫たちよりも俺が庭を廻ることがなかった夏 鈍る躰

植込みを背に身を寄せ合う小菊たち 小さな秋

コメント
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