田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

里山の小さな春

2024年03月30日 | 日記

3月30日(土) 晴れ 温かく強い風 空に黄砂

巨石を積んだ石積み 目的は裏山の崩落防止

石の縁に張りつくように 暖をも求める草たち

タネツケソウにオオイヌノフグリ 何の因果

この草達は何処でも相見れて花を開く

レンズ近づければ 可憐さが覗える

 

彼等の仲閒とするヒメオドリコソウ

この花が開くとヒラタアブなどが近づく

欄のような花の形 虫たちに受粉を促す裏技

更に この石積みに住み着いたキバナオダマキ

俺がこの里山に移り住んだころは多く見ることができた

明日を待てば4月になり 草木の花が一斉に咲き出す

おれもこの春で地域の農業関係の事務を卒業

残す半年の関わりを持ちながら 己の道

この地で20余年 足の下になった草の名も知らぬ

彼等を雑草と呼ばず 其々の名を知って呼んでやりたい

コメント
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