6月15日(水) 薄日が射す 乾いた風が涼しい 入梅はどこへ
渓卯木の赤い花が終わり、ユキノシタの花が開くのだが湿り気がないと寂しいと思うのは俺の個人的先入観なのだろうか?この花が咲き出すときは、梅雨のさなか雨が落ちるなかで花を開くのがスキだ。
この花は咲き出すとき既に花びらが散ってしまったかのように見せる。彼らの事情は計り知れないが、何故に下の二枚の花びらだけが大きいのだろうか?その昔、奥多摩の山菜を食べさせる見せてユキノシタの天ぷらなるものを食したことがある。味は忘れているが、この時期なら試すことも可能だろう。
今日は一日を掛けて、家の周り360°の草刈りを予定している。その前に一回りをして草や木の様子を確認してみた。ブルーベリーはヤケに大きな実を沢山付けたが今年はどのくらい収穫できるだろう。まだ花の形を残した実が小指の先程の大きさになっていた。
木は小さいが、苗木を植えて3年くらい経過しているだろう。冬芽は鹿の食害に遭いながらもそれなりに成長してくれている。周りからも新しい芽が伸びているので、この地を安住の地としたようだ。実が黒く熟す頃はハクビシンなど獣たちの口に入る前に俺が採りに来ると話した。
庭の中央にはサクランボ佐藤錦が僅かな実を着けている。枝先は冬に鹿が食い荒らし先端を折るような悪さをする。花かずも少なく今年は全滅かと思ったが、鳥に食われる前に人間の口にいれよう。
サクランボの脇ではプルーンが沢山実を着けている。この時期は多くの実を見るのだが、消毒をしない主義の俺としては虫たちに先を越されるのは仕方が無いものと思っている。一度くらいは木の上で完熟した実を口にしてみたい。
地面に近いところではフサスグリが、名前のとおりの姿を見せ始めた。これも実が多く着きすぎるのか紅く熟する頃にはカビ状のものが広がる。一度だけジャムを作ったことがあるが、種が多いのとペクチンが強すぎてジャムらしくならなかった。
庭梅は花も可憐ながら実も沢山つける。焼酎に漬け込んだものが未だに棚に並んだままだ。今年はこの実をどのようにするか ・ ・ ・ 食した方も分からないが、それは俺だけではなく、鹿も狸やハクビシンも食いには来ない。獣害のにものだがから、確実に俺が収穫できるのだがそれにはズクが必要なようだ。
ニワウメは見事な実を着けているが、南高梅は数が少ない。花はそれなりに咲いたが、寒さのぶり返しなど受粉の条件が悪かったようだ。
こうやって一回りするだけでも1時間も過ごしてしまった。目的の草刈りは4時まで続け、東北側だけを残してしまった。
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