田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

新しい発見はないが 3時間も山を歩く

2012年04月18日 | 日記

4月18日(水)  曇り   晴れ  春の暖かな陽射し 曇は多い

朝早くに携帯が鳴る。第一声は“オキテル~”つづいて、今から行っていいかい?と時計を見ると7時前、声で区長さんだと云うことは判った。田舎の朝は早い。これが温かくなった春だからではなく、冬の雪が降っていても彼らは早い。やがてジーゼルのカラカラ云う音をさせて坂を登ってきた。

用件は金曜日の夜の会議が二つになったから一方をでて欲しいと云う。さて、、翌日は佐久のアースデイで運び込む物はイス、テーブル、ソーラークッカー、ソーラー発電装置といろいろある。これらのテストもしておかなければならないが、区の仕事は区長のサポート役が庶務ということで、二つ返事ならぬ一つ返事しか浮かばない!!

朝飯を摂っているときにMが昨日ホームセンターで買ってきた紫陽花の話題になった。我が家の紫陽花は去年は花着きが悪かった。理由は前の年の秋に俺が短く刈り込みすぎたことが起因している。しかし、この花の名はわからないが、業者は見事に咲かせるものだが。

朝霧もいつの間にか晴れて、太陽がでてきたが今度は薄く曇が張り出している。ボンヤリした影は地面に近い小さな花たちを優しく見せる。足下には白い花のハコベ、黄色の犬薺、それに辺りには雪が溶けたそばから花を開きだしたオオイヌノフグリも足の踏み場のないほど咲いている。

一昨日は 細くゴワゴワした緑の葉をかき分けても姿を見せなかったムスカリは、春の光がなせる技か、昨日の温かい雨かが起因しているのか、今朝は一斉にブルーの可愛い蕾を伸ばし始めた。

畑から外れたところではフキの蕾が開きだし、得も言われぬ春の姿だろうか?これを見て直ぐに首をひねりポケットに入れる御仁もいるが、しっかりと伸びて花を開き綿毛を風に乗せる姿は自由を感じる。

キブシの花が咲いているかと思い裏山に登り始めると、途中の開けた所で福寿草が花を開いていた。ここは午前中しか陽が当たらない。山とは云っても数年前までは綺麗に耕されていた畑だ。

まだ、蕾も多く開いた花は若々しい姿を見せていた。この花も鹿たちが喰わないところを見るとアクが強いのか毒があるのだろう。

更に昇と昨日、白樺レストランで見たアカタテハがいた。ススキの原を借り倒したままのところで幼虫で越冬するのだろうか?陽当たりのよところで翅を休め体力を増強しているかのようだ。

峠を登り切ったところから北側に廻ると、アブラチャンの花がまだ咲いていた。我が家の裏山では昨日の雨で殆どが散ってしまった。辺りにの木々はまだ芽もだしていない。僅かに木漏れ日が射す黄色い花が唯一春を表していた。

昨年、山で偶然に見つけたイカリソウはまだ姿も形も見えなかったが、一廻りして庭の隅を見ると白い花を見せるイカリソウが蕾を見せていた。彼女は自らの葉を山のように枯らして次の世代を寒さから守った。新しい花芽はその枯れ葉を押し上げて明日には花を開くのだろう。

大きな実を着ける紀州の豊後梅?それとも南高梅か左右に分けて植えたのだが、どちらなのかは忘れてしまった。この梅も自己流の剪定でゴツゴツした枝振りが梅らしくなった。花もやっと開き始めたので本格的な春の到来と思ってよいだろう。

山の中をゆっくりと歩いていたが汗をかいた。雨が降ったあとに未整地を長靴で歩くのは疲れる。小さな花や蝶が道案内をしてくれているような一時、家に入ると12時少し前になっていた。

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1 コメント

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おはようございます! (▼▼愉快な仙人▼▼)
2012-04-21 09:25:20
山裾さん
思いついたら、貴Blogを訪問しております(^^)
御自宅周辺の散策・・・初めてのことではないと思いますが、初めて拝見しました(^^)
私の、散歩と重ね合わせて、面白かったですv(^^)
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