田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

薪ストーブの燃料確保とドイツパンの至福

2006年12月13日 | 日記
12月13日(水)曇り 朝日が少しだが射した 後 曇り 夕方から雨
  今朝は一面の霜で暖かく感じる割には温度が低かったのか、午前中は山の日陰の部分は霜が溶けなかった。
  10時過ぎに友人Tさんから「薪用の原木を分けられれるから取りに来るように」と電話が入り11時頃に出かけた。軽トラいっぱいの桜やクヌギが既に45cmくらいに切り分けてあったので助かった。家に持ち帰ったのが12時を過ぎていて昼飯を食べた後に、早速薪割りをはじめた。
  薪は切り倒されてから10ヶ月くらいは経っていると思うが、エンジンの薪割り木に掛けると楔が押されるごとに鋭い音を出す。まるで立ち木を伐採するときと同じ音を出して割れていく。しっかりと木肌が密着して幹をなしているところに楔が入りそれを引き裂かれる度に、人間の力(エンジン3.2HP)に抵抗する木の叫びが聞こえるようだ。また、葉を茂らせ幹を大木にしてきた樹は裂かれることに抵抗して楔を止める力さえ見せる。樹木の繊維は縦に並んでいるように見えるが、いざ割って見ると薪割り機の楔に対して横向きの繊維が現れて、力だけでは簡単に割れないのだ。これが非力な者が使うエンジン式の薪割り機に対する樹の抵抗であって、昔からの斧一本で樹を割ることであれば樹の意思があるかのようにスパット割れるのだ。私も若いころは斧で薪を割ることの快感を覚えたが、今では斧を振り上げることすらできないであろう。
  薪になってくれる樹に感謝をしつつ割られるときの抵抗で裂けて千切れた木っ端の一つ一つを拾い集め、ストーブの焚きつけに使うことにしている。
  昼過ぎに東京の友達Oさんからドイツ・パンが届いた。此処の地元で手に入らない物を送ってくれるのは大変嬉しい。都会では何気なく毎日入手できるものがこちらではなかなか手に入らないのは双方で思うことで、何気なく新鮮な野菜を口にしている信州人だが、都会では泥のついた野菜を手に入れようとすると難しいのと同じかもしれない。
  美味しいドイツパンに合う冬野菜は何にを用意したらよいのか・・・・・


  
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