田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

悠久の大地 林檎街道を行く

2008年02月19日 | 日記
2月19日(火) 晴 風は冷たいが光は春を装う

午前中に町の一番北に位置する集落へ向かった。
山裾からは県道40号線、この町の特産林檎畑を両側に眺めながら進む。
歴史研究会のS会長と少しだけ打ち合わせをする作業が残っていた。
彼は高齢でありながらも矍鑠として後輩である我々は見習わなければならない。
お宅へ伺うと松の木を手入れしていた。
四方に伸びた枝がバランス良く出来ていて素晴らしい仕上がりだ。
一昨日S総合病院でポリーブの摘出手術をしたばかりだというのに・・・・・・
日溜まりの縁側に腰掛けて数分間打ち合わせをして辞した。

帰りには近道をするために林檎畑の中を通ると一面に雪が積もっているのを初めて見た。
日陰に雪が貯まっているのは毎年見ていたが全体的に厚く積もっているのは珍しい。
昼前の太陽は上から射して林檎の枝の影を雪面に落としているのが美しく見える。
縦に長く仕立てるのは最近の作り方らしく、収穫や手入れがやりやすいと聞いた。

南を見ると林檎の老木が見越しの松代わりに遠くに霞んで見える蓼科山(立科山)を支えているようにも見える。

山裾から見る浅間山とはちがい、より近くに見える。
冬期だからか放置されたような畑越しに浅間山を望む。
活火山のため2日前には真っ白になっていた頂上付近の雪もマグマの熱でだいぶ溶けている。


午後は明日の「町づくり研究会」の準備として、前に届いていた資料に目を通した。
実際に何が出来るのか、何をしなくてはならないのか大勢の意見を集約するのが難しい。
幾つかの場面を想定して形作って行くしかないだろう。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田舎友達 旨い料理に パン持参 | トップ | なんとな 寂しげなブログ »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれいな雪のリンゴ畑ですね! (夢酔)
2008-02-20 00:10:11
 あちこちと大活躍、本当にお疲れ様です。
歴史研究会のことで、立科の標高最下点までお出かけとはご苦労様です。
 22日OK dです。よろしくお願いします。
明日の会議はよろしくお願い致します。
返信する
春が待ち遠しいですね♪ (noriko)
2008-02-20 19:32:21
浅間山や、蓼科山の雄大な景色が美しいですね。
二つの山を見ることができて周辺のリンゴ畑と素敵なマッチング。
北陸にはないあこがれのロケーションです。
リンゴの花のや桜の花の咲く頃またさぞかし素敵でしょう!
春が待ち遠しいですね♪♪
返信する
先人の努力の賜 (山裾の人)
2008-02-20 23:16:08
この町を走ると土地の起伏が程よい景観を作り出しています。
大昔、1500年中頃からこの町の生業農業の基礎が出来た事と思います。
先人のご苦労は並々ならぬ物だったのでしょうね?
春が楽しみです・・・・・
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事