田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

大雪がもたらす 氷の剣 ツララ

2013年01月16日 | 日記

1月15日(火)  極寒   雪が溶けない  

深夜に除雪をしたが、朝になって見ると作業の成果が見られない。辺り一面白一色雨樋を着けなかった南側の軒からは長い氷柱が伸びていた。僅かに玄関先だけが雪をどかされて石張りの床が見えた。

午前中は3月までの予定を見直したり、年度末の作業の段取りを予定表に書き込むだけで時間が過ぎてしまう。ごご1時には社協報の記事を載せるインタビューに出かけたが、国道と云われている地区を貫く道も車の走りには注意を要する。道が狭いなか除雪で更に道幅がせばまり、大型トラックとの出合いには慎重に脇に避けた。

午後4時からSalaの病院がオープンするのでそれに合わせて出かけた。軽トラの荷台には金属製のスコップとプラスチックの雪かき道具を積み込んた。佐久市に向かう国道142号線は流石に道路の除雪はしっかりとできているが、それでも登り坂や信号のところは車から落ちる雪が団子状になり通り過ぎる度にガタガタと車体を震動させた。

いつもの倍近くの時間をかけて到着したときは病院には明かりが灯り、駐車場は誰も止まっていない。こんな雪の時に病院に来る人はいないのだろう。人を扱う病院なら雪道で滑ったり、転んだりして怪我をした人が大勢来ているのだと思う。Salaは俺が受付に立ったときにすでに気配を察したらしい。ケージのドアに鼻をこすりつけシッポで内壁を打つバタバタと云う音が聞こえた。彼の姿を見ると以前の体型に戻り、腰から腹部にかけたムクミもすっかり取れていた。看護婦さんが言うには「今日から食事は朝晩になりました。これで体力が回復してくれば万全ですね」と云う。Salaとの面会も、談話室があるわけでもなく、お茶やスナックを売る自販機コーナーもない。ただただケージの前に座り込み彼をマッサージするだけだ。快復してきたことで彼は帰りたいの一心のようだ。前足を俺の膝に起きたいのだが、後ろ足が一本になったために、まだバランスを取ることができない。ヨロッとしたところで俺が手を出すが、これも上手に後ろ足一本で立ち上がれるようになると云う。しばらく彼と濃密?な時を過ごして病院をでた。帰りも来た道を戻るのだが、国道141号線と142号線の交差点を見ると除雪がしっかりとできていないので右折車線に移るのに慎重になった。

 

気温が下がるのと共に、路面が氷始めている

不用意にアクセルを踏み込むとタイヤがスリップした

雪道になれたころに事故ると云うのが解る

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