生観戦レポです。
少し前になりますが、某黄色いチームのアウェー広島戦の観戦に参加してきました。この日は山口出張だったのですが、新山口駅からさあ岡山に帰ろうかと思って乗車した時に、岡山の柏バカの方から「広島駅で待ってる」と連絡が入る。「もみじ饅頭おごるから」という言葉につられて、広島駅から車に乗ってEスタへ向かいました。
駐車場から正面入り口に向かう道があり、選手一人一人のノボリが出迎えますが、その中にトップス広島(もう10周年になるとか)のノボリがありました。素晴らしい光景ですが、どうして岡山にはこういう文化がないのか、この日も首をかしげてしまいました。スタジアム前広場はこの日も賑やかでした。
まずはスタグル。地域性よりも見た目や印象にこだわるスタイルと違って、こちらのスタグルは「広島らしさ」満点の素晴らしい内容でした。バイオレットカラーのビアカクテル「サンフレッチェ・ビール」が特に印象的でした。グレープ風味のビールというのはいいですね。緑色の「山雅ビール」を思い出してしまいました。広島駅弁とコラボして、選手監修の「全力応援シリーズ」がありましたが、広島さんでは古くは「ペトロビッチ弁当」から選手の好物を活かしたという選手コラボメニューが昔から有名です。某黄色いチームにも、桐畑選手の「珍来」コラボ定食がありましたが、こういう企画は選手の馴染みが強くなって良いですね。他に、すっかりご当地グルメとして浸透してきた「汁なしタンタンメン」がありました・
他には「ガラスの里」ブースで「サンフレッチェ広島カラーのビーズブレスレットを作ろう!」という企画、オタフクソースブースで、「ピクルスの酢&ホルモン旨塩炒めの素プレゼント」という企画、サッカースタジアム建設署名ブース、バンジートランポリンなどがありました。
「サンフレッチェ応援ミニ動物園」ではスタッフさんが「ライオンのしっぽです。触ってみて下さい」とPRされていましたが、本物だったらスゴイですね。動物展示やレクチャーが行われていました。出張動物園は川崎さんが有名ですが、これぞ、夏休みのスタジアムイベントという感じがしました。
岡山の黄色い人に手を引かれてアウェーゴル裏に到着です。聞いた話によると、この日はアウェーバスツアーが催行されなかったために、来場者が少なかったとの事。RYKNさん達も少数精鋭で陣取られていました。みや長さんの姿は無かったですね。
プロ野球ソフトバンクの帽子をかぶったうろたんK氏、どんな試合も最前列着席にこだわるかよぷうさんと個性派ぞろいですが、この日うろたん氏から、サプライズなニュースを聞きました。去年、マヨさんが柏市民になる永久就職をされましたが、何とあの黄色女子も永久就職されるらしいと。仕事を終えて来られるそうですが、ビックリしました。とにかく黄色い空間はサプライズばかりです(笑)。
また、古い知り合いのいけponさん登場。飛行機でやって来られた柏市民サポですが、吉備中央町に実家があって岡山に少し絡む方です。ご本人の話では、関東アウェー戦の時に密かにファジの観戦にも行かれているとか。跳ね方とか年季が入っていて、応援スタイルがお手本のようなサポーターでした。
前座試合として「フォリアチャレンジカップ」セントラル吉島対今津SCと、義方ヴァンツァーレス対コスモ東広島FCが開催されていました。J1のどの試合を観ても必ず前座試合が行われている印象があります。ふとバックスタンドのホーム側を観ると、いつものJ1広島の岡山の後援会のダンマクが今日は張られていない。平日とあって、どうもこの日はお仕事なのかなと。アウェー側のバックスタンドを観ると、「安佐南区はサンフレッチェを応援しています」というダンマク。やはり、地域性が強いダンマクはいいですね。インパクトが違う。
うろたん氏が親子さんと話をしているので、聞いてみると何と岡山から来た黄色サポとの事。またしても出会ってしまいました。いつもバックスタンドで応援しているママさんと20歳前の息子さんです。黄色いチームが好きになったきっかけを聞いてみると、息子さんいわく「2011年のリーグ優勝を観て感動したから」と。J2に降格した時という人は何人かいましたが、優勝シーンというのは初めてです。ちなみにかよぷぅさんは「ロレンソ(チャント)を聞いて良かったから」と。うーむ、そうきたかと(笑)。みろっこさん登場。「何かいい噂を聞いたんですけど・・・」と言ってみると、「マヨさん2号です」と。やはり噂は本当だった・・・ 恐るべし岡山の黄色女子。恐るべし柏シティ。
かくして試合は始まりました。詳しい試合内容は他の方のブログ等をご覧下さい。たぶん、ミラーゲームで去年は比較的相性が良かったからと楽観視したのが間違いでした。結果は2-5の夢のスコアでま完敗。早々にエキセントリック工藤が先制したまでは良かったのですが、憎っくき寿人にやられ、高萩にやられ、1-2で前半を折り返す。
観ると、うろたんK氏はタブレットを手にスカパー!映像の同時中継とともに応援しています。文明の利器ですね。
ハーフタイムに打ち上げ花火が打ち上げれて盛り上がりました。これも夏の風物詩ですね。前はとりスタで観たかな。スタグルが並ぶコンコースを歩く。ホーム側とアウェー側で立ち入り禁止の表示はなく、極めて開放的な空間です。広島といえばお好み焼き。広島のご当地グルメを美味しくいただきました。いつものように、もみじ饅頭の販売ブースもあり、地域性にあふれた空間でした。
ふと見ると、「Jマジ!20」のPRコーナーがあり、リーフレットを持ち帰れるようになっていました。こちらのように観客動員数が多いクラブでも、更なる若年層の開拓を目指す行動には好感が持てます。実は当ブログとしても実施の有無を評価ポイントとしています。「タダ券は配らない」として実施しないのもいいかもしれませんが、将来的に来場者の若返りができず、偏った年齢層でそのまま高齢化して衰退していったりしてと思ってみたり。
すると、後半で健太の得点でイーブンになったところまでは良かったのですが、広島の「柏」選手にやられて、気が付いて観れば夢のスコアでした。試合終了後に選手達がゴル裏にやって来ましたが、そこで信じられない光景を目にしました。ブーイング?。柏サポは久しくブーイングをしていなかったので、とても意外な印象。いけponさんの話では、以前にもあったとか。昔聞いた情報では、ブーイングとヤジは違う。以前に聞いた、一所懸命やって負けたのはブーイングしないが、不甲斐ないプレーにはブーイングすべきという話を思い出して、そうかこの日はやる気を見せてくれなかった試合なんだと自分で認識してしましました。
でも、その後同じように0-3で負けたアウェー清水戦では、激しい叱咤激励があったようで、思えばこの時も単なるブーイングではなく、激しい叱咤激励だったのではと。皆さん、お疲れ様でした。
そういえば、来週はスルガ銀行カップがありますね。愛読している日本一面白いサッカーブログ、みや長さんのブログによると、コアサポーターでデザインから印刷まで、オリジナルのビラを作製されたそうですが、すごいクオリティ高いです。しかも選手に溢れたデザイン。よくサッカーのポスターなのに選手のせの字も出てこないものもあるようですが、このビラを観ると「やっぱ選手が主役」と実感します。本当にチーム愛に溢れた優れた作品だと思います。黄色ジャパン、頑張って欲しいですね。ん?何かメールが来たぞ・・・