PV観戦レポです。
先日6日、2013年ナビスコ杯優勝のJ1柏が、「コパ・トタル・スダメリカーナ」優勝のラヌス(アルゼンチン)と対戦する「スルガ銀行チャンピオンシップ2014 CHIBA」が日立台で開催されました。連絡が来ましたが、会議で行けず携帯で試合結果を追うしかなかったです。今回の参加者はうろたんK氏とニューカマーのまーさん親子と、シマカズ氏です。そのシマカズ氏からレポが届きました。
久々にレポを書きました。シマカズです。今回のレポは、スルガ銀行チャンピオンシップ2014CHIBA、柏レイソル対ラヌスです。
試合開始10分前にウルトラスに着いて、しばらくしたら親子さんが登場。後で聞いたら、この間の川崎戦を観戦した翌日は岡山対ヴェルディ戦を見てたとか…。強者です。
それはさておき、試合開始。途中遅れながらナビスコ開幕戦でも、このウルトラスで観戦した方が合流。その数分後の前半終了間際には、高山のシュートが枠に入り柏先制点。
ハーフタイムになっても、噂のあの方が来るのを期待しつつも…。後半開始へ。ラヌスが攻める時間が多くなり、アンラッキーな形で同点に…。
でも、逆転されないなか後半終了間際に1つのプレーのジャッジでゲームが大きく変わる。
工藤のドリブルを相手ディフェンダーがペナルティーエリア内でファウルとなりPKに。レアンドロが落ち着いて得点して柏が突き放す。その後、両クラブとも大荒れになるもアディショナルタイムが過ぎ試合終了。
柏がホーム日立台でタイトル獲得~。試合後、戦力補強の話や北九州戦を観戦するなどの話しもありという、参加者4人でのスルガ銀行チャンピオンシップ2014CHIBAのCS観戦でした。
結果は柏がラヌスに2―1で競り勝ち、'10年のJ2制覇から5年連続のタイトル獲得で、優勝賞金3,000万円を獲得。これで日本勢は5連勝で通算成績が5勝2敗になりました。前半終了間際に高山のゴールで先制した柏は、後半に一旦は追いつかれましたが、終了間際にPKをゲットし、レアンドロが決勝ゴールを奪いました。
報道では、ラヌスは1週間前くらいに早めに来日したしたそうですが、もっぱら観光ばかりで完全に日本をなめていた様子だったとか。W杯での日本代表の惨敗ぶりも影響があったようですね。試合では、アルゼンチンらしく勝ちにこだわり、とことんラフプレーに徹する戦いぶりが目立ったそうですが、黄色いチームとしては、久しぶりの国際マッチにクラブもサポーターも燃えたようです。試合前には、先日他界されたアルゼンチンサッカー協会会長でFIFA副会長のフリオ・グロンドーナ氏への黙祷があったようで、さすが国際試合。
PKを獲得した時にラヌス選手が猛抗議。その後にスゲと相手選手の小競り合いが始まり、クリをひじ打ちした選手が退場になったり、ブラジル人のレアンドロが挑発に乗ってイエローもらったり、試合後にはベンチも総出でラヌスの選手たちが審判に抗議と、最後までもみ合っていた様子。
試合後のネル監督のコメントも「「私はブラジル人なので、最後にああいうシーンが出てくるのは予想していた。(アルゼンチン人は)血の気が多いので」と。でも前の記事で取り上げたように、アルゼンチンは世界一勝利に厳しいリーグなので、しょうがないと言えばそうかも。動画
ちなみにこの試合で、ACL運営に関する日本協会の姿勢について問う巨大ダンマクが出されていたようです。
「ACLの支援は金ではなく日程。クラブの声に耳を傾けなければ、ACLの出場枠は減り続ける」
昨年にベスト4まで行き、その過密スケジュールに泣いた柏だからこそ口にできるアピールだと思います。さすが、レイサポですね。「消費者」であるサポーターの声に耳を傾けず、天下の悪法「2ステージ制」が来シーズンから実施されるとの事ですが、益々過密度が増し、日本サッカーが弱体化していく事を早く理解して欲しいです。見てくれや数字ばかり気にする「商業主義」では、一時の出来事にはなっても、ドイツのような「文化」にならない事を。
ネル監督のタイトルに対する勝負強さが今回も発揮され、J2優勝、J1優勝、天皇杯優勝、ナビスコ杯優勝に続く連続5つ目のタイトル獲得です。しかし・・・2011年のJ1優勝から、同じ優勝でも優勝カップ(シャーレ)の重さが段々軽くなっていると感じているのは当方だけでしょうか。今シーズンはJ1リーグはちょっと首位との差が離れてしまいましたが、天皇杯とナビスコの戦いはこれからです。タイトル獲得に向けて、これからも頑張っていきましょう。柏レイソルの皆さん、スルガ銀行CS優勝おめでとうございます!