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Jリーグの話題67

2014-08-22 00:00:33 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 広島市安佐南区を襲った集中豪雨被害について、謹んでお見舞い申し上げます。
 「安佐南区」といえば、先日Eスタに行った時に、地区ダンマクを見かけ、サポーターが多い地区だった事を思い出しました。これ以上被害が増大しない事を祈念しております。

 事例紹介コラムです。
 昨年の今頃は、一所懸命に2ステージ制大反対特集を繰り広げており、「あぁ、7月になったな、そろそろ天下の悪法について、何かしら発表があるのか」と思っていたところ、昨日のスポニチニュースで「名ばかり『J2ステージ制』複数クラブ反発…インターバルたった7日」というタイトルの記事が出て、思わず「よし!」と声が出てしまいました。よく読んでみると、撤回ではなく、単にJ1クラブから過密日程に対して反対意見が出ているという内容でしたが、それでも白紙撤回に向けて、少し光明が開けた思いです。以下、抜粋して紹介。
        
    ※2ステージ制騒動の過去のイメージ画像

【過密日程について、実行委員会で複数のクラブが猛反発】

 Jリーグが来季から導入する2ステージ制の日程素案に対し、複数クラブが反発している事が19日に判明。Jリーグ側は既に5日の実行委員会で来季日程の素案をクラブ側に提示したところ、第1ステージ最終節と第2ステージ開幕節の間は中1週間しかなく、2ステージ制とは名ばかりという反応。第2ステージに備えるための準備期間もなく、試合が続くという意味では実質的には1ステージ制と変わらない案だったとか。
 この日、村井チェアマンは就任後初めて日本協会の原専務理事らと将来構想委員会で、来季の日程について協議。来季ACLの決勝が単発開催か、H&Aか未定のため、Jの来季日程もまだ最終決定できない状況。それでも素案がそのまま生かされる可能性はあるそうです。
 J関係者は「これでは第1ステージ優勝の余韻も、第2ステージの開幕戦もなくなる。盛り上がるのか」と首をかしげる。ヤマ場を自ら減らす日程素案には複数のクラブが猛反発し、修正を要求。Jリーグ側も再検討を視野に入れているが、今後の展開を注視していく必要があると締めくくっています。
スポニチアネックス該当記事:http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/08/20/kiji/K20140820008777170.html

【来期開幕が2月になる可能性】
 来季のJリーグが史上初の2月開幕になる可能性が浮上した。J1、J2合同実行委員会で来季日程の素案が提出。AFC理事会で来季のACL決勝の詳細が決まるが、今年と同じH&A方式になった場合はリーグ戦の中断期間が長くなり、過密日程になるおそれ。
 Jリーグの開幕は初年度から一貫して3月。2月開催には寒さや降雪の問題が出てくるが、リーグ戦を消化するには「平日開催を増やすか2月開幕しかない」と言われており、平日開催は集客面で苦戦が予想されるため、現状では開幕の前倒し案が有力。前倒しした場合は「降雪地のクラブには日程や資金面などで配慮すべき」という意見もあるとか。
  来季は日本代表の東アジア杯(時期未定)が行われ、11月9~17日は国際AマッチデーのためJ1は中断される予定。12月中旬にはFCWCの開催地に立候補しており、招致に成功した場合は開催までにシーズンを終える必要がある。更にJ1プレーオフが開始し、最も盛り上がる11月の週末にリーグ戦がほとんど開催できなくなる危機だが、まだ効果的な解決策はないと締めくくっています。

 ちなみに2ステージ制最後の年の2004年は、試合数は全16チームで1st及び2ndステージ試合数で各15節。1stステージ:3/13~6/26、2stステージ:8/14~11/28で間隔が49日間(7週間)あります。今の通年制2回戦総当たりより随分ゆったりとしたスケジュールでした。この頃はまだACLがリーグ戦ではなかったのかもしれません。気になったので、来年各大会がどんなスケジュールで開催され、どれほど密集しているのか調べてみました。ACL、ナビスコ、天皇杯は今シーズンのスケジュールです。

・東アジア杯: 7月20日~28日(2013) 9日間
・国際Aマッチデー: 11月9日から17日  8日間
・J1プレーオフ: 4回戦 最長27日間/最短14日間
・FCWC : 12/1~12/22(2013) 23日間

・ACL(2014): 2月平日1試合、3月平日2試合、4月平日3試合、5月平日2試合、8月平日2試合、9月平日1試合、10月11月週末1試合ずつ。
・ナビスコ杯(2014):予選L:3月平日1試合、4月平日2試合、5月平日3試合、6月平日1試合/決勝T:9月平日2試合、10月平日1試合、週末1試合、11月週末1試合。
 ※ACL出場チームはナビスコ杯予選リーグ免除。
・天皇杯(2014): 7月週末1試合、8月平日1試合、9月平日1試合、10月週末1試合、11月平日1試合、12月週末1試合

 という感じで極めて密集状態です。これらに輪をかけて、先般のブラジルW杯でアジア勢が惨敗したために、確かACLの出場チームを決める予選リーグを増やす予定と聞いています。たぶん、この新たなACLの動きが更に2ステージをやる事に障害になってきているのではないか。もういいじゃないですか、日本代表の強化のため、選手寿命を縮めないため、勇気をもって2ステージ制を撤回して欲しいと個人的に思います。何度も言っていますが、決めるのも理事会ですが、撤回するのも理事会ではないでしょうか。全国のサッカーファン・サポーターのための英断を待っています。どうせ、理想的な日程を組むのは難しいでしょうし、ずるずる行けばいくほどJリーグのイメージダウンが進み、スポンサーも及び腰になっていくのでは。

 あと、もう一度以前の記事で取り上げた、無気力試合の可能性がある事例を紹介させていただきます。あくまで個人的な資料ですが、参考にして下さい。
【無気力試合の可能性がある事例①】(以前の記事で紹介)
 後期最終節と仮定。年間勝ち点1位=柏、2位=横浜、同3位=広島、第1ステージ優勝=浦和で、第2ステージ優勝を柏と仙台が争っており、柏がわずかにリードしている状況。浦和は仙台よりも年間勝ち点は少ない。SSの片方の1回戦は年間勝ち点が少ない浦和が年間2位の横浜との対戦は決定。で、最終節の広島と柏の試合。
 ここで広島は考える。この試合で柏に勝ったら、SS1回戦を仙台と戦う可能性が強い。しかし、この試合に負けて、柏が後期優勝すると、SSの1回戦のもう1試合は不戦勝で2回戦に進める。
【無気力試合の可能性がある事例②】
 後期最終節と仮定。年間勝ち点1位=柏、2位=横浜、同3位=広島が確定。第1ステージ優勝=柏で、第2ステージ優勝を柏と仙台が争っており、柏がわずかにリードしている状況。柏と広島の試合。
 ここで広島は考える。この試合で柏に勝ったら、SS1回戦を仙台と戦う可能性が強い。しかし、この試合に負けて、柏が完全優勝すると、SSの1回戦は無くなって2回戦(決勝)のみとなる。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係): /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
Jリーグ組織問題関連 (その他): /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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