リスペクトコラムです。
J1へ自動昇格圏からプレーオフ圏内の間で激しく競り合っている福岡さん。福岡さんのイメージといえば、やはりブラインドサッカーが象徴される社会貢献活動。聞いた話では、ブラインドサッカーという名前になる前から支援されているとか。ちょっと選手やスタッフで体験してみて終わりとは全然違う優れた価値観です。そういうクラブだからでしょうか、スポーツ庁からいい話が来たようです。
【「スポーツ庁 平成30年度運動部活動改革プラン」委託事業】
「この度、アビスパ福岡は、スポーツ庁の「平成30年度運動部活動改革プラン」への提案企画が採択され、下記の通り、スポーツ庁からの事業委託が決定いたしました。」
「【事業概要】教育現場における運動部活動の顧問となる教師の長時間労働や、教師に競技経験等がなく生徒が望む専門的な指導ができないことなどの課題を解決する目的で、福岡市サッカー協会の協力の下、福岡市内の学校へアビスパ福岡の育成普及部コーチを派遣します。
以下のモデル校3校へ、期間中各校約8回ずつサッカー部の指導を行い、トップチーム選手やOB選手も数回参加する予定です。【期 間】平成30年11月6日(火)~平成31年3月10日(日)
【モデル校】
福岡市立青葉中学校(福岡市東区青葉3丁目7-1)
福岡市立次郎丸中学校 (福岡市早良区次郎丸6丁目3-1)
福岡市立原中央中学校 (福岡市早良区原1丁目36-1)」
引用:スポーツ庁公式HP、J2福岡公式HP
確かに昨今、部活動顧問の教師の働き方改革のような感じで、報道にありましたね。そういう流れからJクラブにコーチ派遣の話が来る訳ですね。そのモデル校として福岡県の中学校が指名された訳ですか。資料(29年度)を見ると、「運動部活動のニーズの多様化等に対応するため、以下の内容で課題解決のために実践・調査研究を実施するとありました
【企業・クラブチーム等との連携】
「課題: 企業等との連携による質の向上
実証事例(案):
・プロチームとの業務提携による運動部活動の運営
・市民参加型の運動部活動の実施など
→各学校における持続可能な運動部活動の実施」
過去には、給食先生などの選手による学校訪問や、公的支援制度(岡山で言うとトップアスリート派遣事業)によるコーチ派遣くらいで単発事業でしたが、この動きは継続事業っぽいですね。運動部の顧問の先生の代わりに、Jクラブのコーチが生徒を指導するという事ですか。いいですね。ただ、懸念されるのが学校の数。上の事例では市内3校ですが、学校数はかなり多いので、偏りが無いように事業が実施できるかが気になります。ただ、行政側のさばきで上手くいきそうですね。頑張って欲しいと思います。
J2福岡関連:21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①