大堀川に流れ込む小川の法面にイシミカワ(石実皮)のつるが伸び出した。茎は2m以上になり、下向きに鋭いトゲがある。まだツボミは殆ど見られなかったが、一つ確認できた。
タデ科イヌゴケ属
2013年8月5日午前7時ころ
↓ 左側から2本目にツボミが見える。
↓ 小川の法面を上に向かって伸びる
2010年10月29日撮影のイシミカワの果実
メモ
・日本全土の河原や道端などに生えるつる性の1年草。
・茎には下向きの刺があり、長さ2m以上になる。
・葉は三角形で葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。
・つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。
・花穂は短く、枝先に丸い皿状の苞葉に乗る形でつく。
・花弁のない花は小さくて目立たないが果実がブドウの房のようにかたまってつく。
・萼は長さ3mmほどで、深く5裂する。
・果時には萼が藍色の肉質となって果実を包む。
・イシミカワの果実は緑→赤紫→コバルトブルーに変色する。
・花期は7~10月。
参考文献 山渓「日本の野草」