アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

イシミカワ(石実皮)の群生

2013-08-07 | 大堀川周辺の動植物

大堀川に流れ込む小川の法面にイシミカワ(石実皮)のつるが伸び出した。茎は2m以上になり、下向きに鋭いトゲがある。まだツボミは殆ど見られなかったが、一つ確認できた。
タデ科イヌゴケ属
2013年8月5日午前7時ころ






↓ 左側から2本目にツボミが見える。


↓ 小川の法面を上に向かって伸びる






2010年10月29日撮影のイシミカワの果実

メモ

・日本全土の河原や道端などに生えるつる性の1年草。
・茎には下向きの刺があり、長さ2m以上になる。
・葉は三角形で葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。
・つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。
・花穂は短く、枝先に丸い皿状の苞葉に乗る形でつく。
・花弁のない花は小さくて目立たないが果実がブドウの房のようにかたまってつく。
・萼は長さ3mmほどで、深く5裂する。
・果時には萼が藍色の肉質となって果実を包む。
・イシミカワの果実は緑→赤紫→コバルトブルーに変色する。
・花期は7~10月。
参考文献 山渓「日本の野草」


色づいたエノキ(榎)の実

2013-08-07 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の遊歩道のそばで初めてエノキの青い実を撮ったのが5月19日だった。沢山の実が橙色に色づいているだろうと期待したが、見つからなかった。熟して野鳥に先を越されたのかもしれないが、やっと1枚だけ撮れた。
ニレ科エノキ属
2013年8月5日




↓ 大きな木に成長したエノキ


メモ
雌雄同株。高さ20m以上、幹の直径1m以上になる。
枝ぶりは曲がりくねっている。
根元で数本に分かれていることもある。
樹皮は灰黒褐色。
葉は互生。
葉の質は厚く、縁は鋸歯状だが、先端まで葉脈は発達していない。
花には雄花と雌花がある。
葉と同時期に葉の根元に小さな花をさかせる。
直径5~6mmの球形の果実ができる。
熟すと橙褐色になり、食べられる。味は甘い。

参考サイト Wikipediaエノキ

樹木図鑑エノキ