昨年は、アルの看病のために、センニンソウの花を撮る機会を失してしまった。アルとの思い出の残るいつもの場所へセンニンソウを撮りにいったが、消滅していた。代わりに、大堀川の対岸に新しい群生を見つけた。
アルとの懐かしい写真(2010/8/30)⇒ クリック
キンポウゲ科 センニンソウ属
別名「ウマクワズ」
2013年8月15日
↓ 新しい場所で、たくさんのツボミを持ったセンニンソウ
茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出す
↓ 別の場所では、アレチウリの葉や蔓と競争しているセンニンソウ
こちらは少し咲き始めた
↓ 咲き始めたセンニンソウの花
花びらにみえるものは萼、雄しべ多数
メモ
・日本全国に分布する常緑ツル植物。
・葉は3~5に分かれた複葉で、葉柄や葉の中間などで他のものに巻きつく。
・キンポウゲ科の植物には有毒であるものが多いが、センニンソウも毒草で、ウシや馬はたべない。
・つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。
・葉は五枚の小葉を持つもつ羽状複葉になるのが普通。
・小葉は卵状楕円形で草質、なめらかだがつやはない。
・葉の表面に白い模様を出すことがある。
・葉柄が他の植物の枝や葉に絡み付き、それによって植物体を固定する。
・花は8~9月に咲く。
・茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。
・4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。
・果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。
参考文献 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大堀川防災調整池そばの畑で、アメリカデイゴの若い木に数個の花が付いていた。
原産地はブラジルで、日本へは江戸時代に渡来。樹高は1m~5mになるらしい。アルゼンチンとウルグァイの国花で鹿児島県の県花だそうだ。
参考サイト 花図鑑アメリカデイゴ
マメ科デイゴ属 落葉高木
2013年8月11日
↓ アメリカデイゴの花
下にペロンとたれている花弁を旗弁(きべん)という。
マメ科の大部分の花に見られ、普通は上に立っているが、
アメリカデイゴは下向き。
雄しべは先の方まで合着し、そこで分かれる。
↓ アメリカデイゴのツボミ