ヤブガラシは、地下茎を伸ばして芽を出し、あっと言う間に繁殖する。
他の植物に覆い被さって枯れさせてしまうことから命名。
ヤブガラシの花弁は緑色。
咲いたばかりの時は花盤(密が出る平な部分)は橙色。
花盤の周囲に4本の雄しべ、中心に短い雌しべ。
時間が経過すると花弁と雄しべは落ちて、雌しべが長く伸びてくる。
中心の色も橙色からピンクに変わってくる。
ブドウ科 ヤブガラシ属
別名「ビンボウガラシ」
2012年8月5日
↓ 青いたくさんのツボミをもった集散花序を伸ばしながら蔓も伸びるのびる。
↓ ヤブガラシの集散花序
↓ 咲いたばかりの花は、4枚の青い花弁と、
4本の雄しべ、1本の雌しべが良く分かる。
雌しべの周りの橙色の花盤には、
蜜が盛り上がり昆虫のお客さんを迎える準備OK。
時間が経過すると、花弁も雄しべも落ちて、花盤はピンクにかわる。
我が家の裏庭にも、ヤブガラシの地下茎から、次々新しい芽が伸びてくる。
朝一番の仕事が、芽をだしたヤブガラシを摘むことになっている。
地下茎をとってしまえばよいのだが、これが簡単にはとれない。
土を何十センチも掘り返さないと元の茎にたどり着かない。
数日手を抜くと、蔓は1m以上伸びている。
クーラーの室外機に入り込んでいることもあり、迷惑な草だ。