大堀川の遊歩道脇は綺麗に草刈りされたと思ったのもつかの間、セイバンモロコシ(西播諸越)がぐんぐん伸び始めた。このまま草刈りをしないと、秋には、大堀川草地は、赤茶色の花穂が帯状に広がって大きな草紅葉?が見られる。
イネ科モロコシ属
2013年8月15日
↓ クズのツルは何でも触れるものに絡みつく。花茎であろうが、葉であろうが。
メモ
・地中海沿岸が原産の多年草。
・アフリカ、北アメリカ、アジア南部などに帰化し、ジョンソングラスの 名で牧草として利用されている。
・セイバンモロコシは台湾などに多いモロコシの意味。
・わが国では、戦後にその帰化が確認され、急速に広まった。
・大きな株を作り高さ1~2mになる。
・葉は線形で縁はざらつかない。
・8月から10月ごろ、茎頂に円錐花序をだし、多数の小穂をつける。
・小穂は柄のあるものとないものが一対になり、無柄の小穂にはノギ(芒)がある。
・若い葉は青酸を含みときに家畜が中毒を起こすことがある。
参考文献 山渓 「日本の野草」
大堀川の法面に、どんどん蔓を伸ばして増えているノブドウ(野葡萄)。近くに寄って、花や実を撮りたいが、斜面が急なので私には無理。自分の記録用になんとか撮れたノブドウの花と実をアップしておこうと思った。
「 Wikipedia ノブドウ 」によれば、葉はブドウやヤマブドウにも似ることもあるが、別属で、特に果実は葉と交互につきブドウ類とは異なるそうだ。
ブドウ科ノブドウ属 ツル性落葉低木
↓ 2013年8月5日撮影のノブドウのツボミと花と若い果実
↓ 2013年8月15日撮影のノブドウの果実