大堀川防災調整池の展望デッキから金網ブロックを眺めていたときに、淡紅色の唇形花に気づいた。葉も花も初めて見る植物だったので、取り敢えず撮ってきた。ネット検索結果、アメリカアゼナ(亜米利加畦菜)とわかった。波状の鋸歯があり、葉が細くなって茎についていたので。似たアゼナには葉に柄がなく、鋸歯もない。またタケトアゼナには葉に鋸歯があるがやや不明瞭で、葉の基部が丸く柄がない。
ゴマノハグサ科アメリカアゼナ属
2013年8月18日午前8時ころ
↓ 葉にははっきり鋸歯があり、葉は細くなって茎についている。
茎は4稜がある。
↓ アメリカアゼナの花
上部の葉のわきに5~10cmの淡紅色の唇形花。
上唇の先は2浅裂、下唇は3深裂。
写真が不鮮明でわからないが、雄しべ4個のうち
下唇の側の2個には葯がない仮雄しべだそうだ。
↓ アメリカアゼナの花後は萼に包まれた果実が。
石を入れた金網のブロックには、人が行けないので、近くで写真をとることができないのが残念。この植物も初見初撮りだったので、これからも観察を続けたい。
参考サイト 松江の花図鑑アメリカアゼナ
大堀川防災調整池の遊歩道の近くで、まさに「熊の縫いぐるみ」のようなカヤツリグサが咲いていた。草丈は1m~1.5mの大型のカヤツリグサ。
カヤツリグサ科カヤツリグサ属
2013年8月18日午前8時ころ
参考サイト 千葉県北西部周辺ぷち植物誌ヌマガヤツリ