大堀川近くの家庭菜園で栽培されていたカクトラノオ(角虎の尾)の花が咲き始めていた。文字通り、茎の断面が四角い。花がたくさん並んで尾のような花穂になっている状態をトラノオと言うのでハナトラノオと言われたが、トラノオとは無関係。
シソ科ハナトラノオ属
別名「ハナトラノオ」
2013年8月5日
大堀川近くの家庭菜園で毎年大きく成長したオオケタデが見られる。花は茎や枝の先に穂状に付き、花穂が太くて途中で曲がって垂れ下がる。
タデ科タデ属
2013年8月5日
↓ 大きなオオケタデの小さな花
花びらに見える萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべの花柱は2つに裂けている。
↓ オオケタデの葉鞘
この花とアルとの懐かしいブログはこちら ⇒ クリック
メモ
・生育地は荒れ地、道端、河原など。
・分布は中国などの原産の帰化種で各地に分布。
・名は、大形で毛が多いから。
・花が美しいので、江戸時代から栽培されてきた。
・花色は紅色、淡紅色。花の色の濃いものをオオベニタデ(ベニバナオオケタデ)と言って区別することもある。
・花のつき方は茎や枝の先に穂状に。花穂は太くて途中で曲がって垂れ下がる。
・花びらはがく裂片は5枚。花びら状のがくは基部近くまで深く裂けている。
・葉の形は広卵形。両面にビロード状の毛があり、葉鞘は筒型で、花が咲く頃には枯れて膜質になる。
・葉のつき方は互生参考文献 山渓「野の花」